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まほろば

やまとは 国のまほろば たたなづく青垣
やまこもれる やまとしうるはし

11代景行天皇もしくはその息子のヤマトタケルが遠くから美しい
やまとを思って作った歌とされる。

したがってこのところ「まほろば=美しい土地」と謳われた奈良を
懐かしく感じるのも関西出身者としては無理からぬところのようで、
昨年は2度訪れたが今年もまた出かけたいと思う。

そんなおり南都銀行が東京の顧客そして奈良のファンを対象にした
「まほろば支店」の開設講演会に参加した。



「まほろば支店」とは仮想の支店、つまり同行もインターネット
バンキングを開始するとのこと。

地銀もインターネットバンキングにコストをかけて取り組まねばならなくなった
ようで、預貸率が悪化し、低金利が続く中でもあり
銀行業も大変だなと思ってしまう。

とはいえそんなことは忘れて、帝塚山大学の西山厚教授の「大仏さんと
行基さん」というお話を聞いて奈良時代にタイムスリップしたのである。

この先生のことは知らないが、なんでもNHK奈良放送局で毎週
古寺を巡る番組を持っていて地元では人気を博しているとの
自己紹介があったのでたぶんそうなのだろう。

ともかくユーモアにあふれる話ぶりに引き込まれつつ
行基の人となりそして聖武天皇との交流などについて
お話を聞いたのである。



行基はため池や灌漑など土木事業で活躍し大仏づくり
に協力した人として小学校6年生は知っていなければならないとのことだ。

しかし行基の廟や建立したお寺などは馴染みのないところで
したがってこの高僧の詳細は余り知られていない。

と言うことで講演は今ひとつインパクトが乏しかったが、
やはり大仏にまつわる話ならば、聖武天皇やその娘の
孝謙天皇さらには藤原家の話を聞きたかったなというのが偽わらざる気持ちだ。

ともかく今回のお礼に、そして古寺関連の案内やギフトが定期的に
もらえるとのことでもあり早速まほろば支店に口座を
開設することにした。


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御代替わり

2019年と年が改まって5月の即位が急速に近づいてきた。

これまで130ほどの元号において72種類の漢字が使われてきたと言う。

今回はこれまでの頻度から「永」「天」「元」などが本命だとか。

どちらにしても御代替わりなど人生で何度も経験できるわけではないので
4月1日の公表を楽しみにしておこう。

このように御代が替わる春が近づくにつれ、日本は少しづつ浮かれて
平成同様に景気そして株価が浮揚してゆくのか興味深いところである。



そんなおりさる11月末の会見において、大嘗祭の規模・費用を巡り
政府の方針に対して秋篠宮は異論を発し、「聞く耳をもたない」と異例の
宮内庁長官への苦言を呈した。

大嘗祭については明治天皇以来150年の皇室の歴史を
踏襲する官邸の方針に対し、皇紀2600年の天皇家の長い
歴史を前提とする皇室の考えとの違いが表面化したとも言われる。

実際天皇家においては天皇および皇太子、秋篠宮の3人会議が
定例的に行われており、常々リベラルを志向する現皇室と保守派
安倍政権との対立があるとも噂されている。

したがって秋篠宮発言に対し麻生副総理が真っ向から批判をするなど、
やはり官邸と皇室の対立は根深い。



このような環境下新たな御代において秋篠宮が皇嗣となる。

この結果秋篠宮は次期天皇として名乗りを挙げるとともに、
その次の天皇の父になる、つまりキーパースンだ。

翻って昭和天皇には秩父、高松そして三笠の弟宮がいた。

その関係はそれぞれ別に養育されていたこともあり普通の兄弟に
比べ稀薄だった。

そのせいもあり226事件において反乱軍は秩父宮を
担ぎ上げようとしクーデターの張本人として秩父宮が疑われたのである。

つまり兄弟の中がいくら良いとしても天皇と皇嗣の間で権力争いが
生じる可能性が高い以上、その行動は慎重が求められる。

つまり秋篠宮の行動はこれまで以上に注目されることになる。

したがって身辺整理の一環として、まずカネにルーズと言われる
眞子さんの結婚相手(将来の天皇の義兄)の問題を整理する必要があるのではないだろうか。



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ドライアイ

昨年末に目が痛んで眼科に行ったところ乾燥のせいか
角膜に傷がありドライアイと診断された。

ここ数年スマホ、PC、タブレットで四六時中相場を追っている
せいもあると思うが、さらに近頃は中国ドラマを熱心に視聴している
故だろう。

当然字幕スーパーを凝視しているわけで一週間に3本
計14時間の視聴はヘビーなのかも知れない。

と言っても面白くて今更やめるわけにはいかないのだが。



外国物のTVドラマはこれまで韓国、トルコ、ロシアなどの歴史物を
楽しんできたが中国物もまたお金のかけ方とストーリーの面白さはなかなか。

ひとつは秦の始皇帝の高祖母の話で上海で受賞した
話題作というだけにとても良くできている。

2つ目は楊貴妃の時代、玄宗の孫にあたる皇太子と
その妻のサスペンス・ラブストーリー。

安禄山や史思明が登場するなど安史の乱を前にした
風雲急を告げる時代背景が面白い。

そして3つ目が「フビライ・ハン」の一代記。

モンゴルの草原の生活が克明に描かれて興味深い。

モンゴル人が中国語を喋るのに少し違和感があったが
それもご愛敬。



フビライはチンギスハンの孫世代を代表する逸材で
元朝を起こしさらに第5代大ハーンにつく人物だ。

ドラマは目下カラコルムにおいて、第2代のオゴデイの崩御を受けて
その孫世代が後目争いを行っているところだ。

この争いにおいて暗躍するオゴデイ家の正妃トレゲネは愚息グユク
をハン位につけようと陰謀をめぐらせる。

それに比べトルイ家の正妃でフビライの母ソルコクタ二・べキは
とても良い人と描かれている。

実際ベキ氏は世界史上で一番と目される良妻賢母で
4人の息子の教育に注力し、第4代ハーンのモンケそして
5代フビライらを育てた。

ドラマは悪妻悪母のトレゲネと良妻賢母のベキとの争いが
続いているが、中国ドラマのヒロインの特徴は
美人で科挙にも及第するような秀才であること。

そして母となっては教育ママとして自らも勉強する人で
あることが求められている。

これぞ中国の理想の女性像と言うことのようだ。



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月面着陸

宇宙空間については1950年代以来米国とスプートニク、ルナそしてソユーズ

開発するソ連との間で激しいつばぜり合いが行われてきた。

その流れの中で米国はアポロ計画を進めて1968年に
人類の月面着陸を成功させた。

この宇宙空間での各国の争いは現在も続いており、正月早々中国が
打ち上げた無人探査機が世界で初めて月の裏側への軟着陸に成功した。

つまり宇宙を巡る各国の争いは、月の裏側、宇宙ステーションそして様々な惑星へと
広がり、同時に中国が米ロに割って入りその強国ぶりを発揮し米国に迫る。



中国にとっての「宇宙開発」は、中国のハイテク産業育成策
「中国製造2025」の重点領域として位置づけられており、
2030年に米ロに次ぐ「宇宙強国」達成を目指している。

この目標の達成に向け知財権を巡って米中では激しいやりとり
が続いているが、とりわけ中国のハッキングに対する危機感が
米国で募っている。

したがって米中貿易戦争について最大の課題は米国の赤字幅
削減ではあるが、同時に知財権も国防上の観点から重要な課題と
なっている。



このような状況下追加関税導入についての可否を
巡り協議が3月1日をめどに行われる。

1月7日から北京で米中次官級貿易協議が始まり、まず米国からの
輸入の拡大策について2日間協議される。

さらにこの会議に進展があれば劉鶴副首相が米国を訪問し、
知的財産権について議論を深める予定になっている。

協議については現状少し明るい見通しも出ているが、中国では
昨年末に発表された12月PMI(製造業購買担当者景気指数)が
49.4と50を切るなど景気の先行きについて懸念も高まっている。

それだけに米中貿易協議の進展が期待されるのだが
果たしてどうなるのだろうか。


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泰平の夢

桑田佳祐の「勝手にシンドバッド」で大盛り上がりした
平成最後の紅白歌合戦を見ながら戌年を送り、
平和に亥年を迎えた。

そして例年通りウイーンフィルや箱根駅伝とテレビ三昧でお正月を
過ごしていたが、やはりというか泰平の夢は突然破られた。

すでに海外は2日から始動しクリスマスあたりから続く神経質な
下落基調に警戒はしていたが、ことは正月3日早朝の
超閑散市場で起きた。

NY市場終了後アップルの第4四半期の業績見通しの下方修正は
新年度入りしたヘッジファンドにとって絶好の売り場だったということか。

その報を機に株価先物が崩れさらに為替市場で大玉が出回り
市場はクラッシュした。



特に円相場は僅か2分で109円台から104円台へと5円も下落。

つまりこの3週間で113円から9円の下落と9か月かけた上昇分を
短期間で全部吐き出したと言うことだ。

その背景にはアルゴリズムやHFTが稼働したとも言われるが
昨年8月のトルコショックで瞬時に21円から15円へと3割近くも
下落したトルコリラを彷彿させた。

まさにブラックアウトで瞬間市場は消え最安値は105円台、
104円台との説などまちまちで103円台があったとの説もある。

一件鉄板に見える相場も嵐に彷徨う小舟同様戸板の下はまさに地獄で
ストップロスはじめ顧客のリーブオーダーがどのように処理されたのか
他人事ながら気になるところだ。

多分金融機関はオーダーを執行できず、結構自腹で呑み込んだと
言うことだろうか。



それから2日、相場は少しづつ冷静を取り戻して108円台を回復。

日本の株価も4日の大発会は19千円台で始まったが
NYの先物市場では2万円台を回復した。

市場の狼狽を防ぐべく財務省・金融庁・日銀も急遽三者会談を
開き、またGPIFなどの公的な買いも見られたようだ。

とはいえいまや政府・日銀は円高時の対応として何ら有効策も持っておらず
張り子のトラ状態であることは明らか。

今回の正月ショックは一過性でとりあえず110円台を回復しそうには
見えるが、どちらにしても今年の波乱を予感させる1年の始まりとなった。

こんな時として起こる大相場に遭遇すると血が騒ぐのは習い性となったが、
やはり治に居て乱を忘れず、か。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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