FC2ブログ

パラダイムシフト

10年前に発生したリーマンショックは各国中銀による
「低金利政策」と財政拡大で混乱を脱し、今や泰平の時代を迎えた。

とはいえこの間の主力エンジンであった低金利政策も米国などで収束し、
世界経済に金利上昇圧力がかかってきた。

つまりこの10年の成長パラダイムには金利上昇への耐性はなく
新たな「高金利政策」へのシフトに対応するに苦慮することになるのではないか。

つまり金融危機の混乱が招来される確率が高まるのでは?

このような趣旨で「真夏の嵐を呼ぶトルコリラと人民元」と
題してロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1L10DM


.
スポンサーサイト

チャラ男

秋篠宮家眞子様の婚約者である小室圭氏が旅だった。

受け入れ先の大学は「プリンセスのフィアンセ」とHPで紹介したが
宮内庁がこれを否定。

さらに秋篠宮家から小室家に納采の儀の実施は難しいと電話連絡したと
報じられるなどこのお二人の先行きはいよいよ昏い。

そんな折皇室評論家とも言われる林真理子氏と漫画家・東村アキ子氏が
文芸春秋で眞子様そして高円宮絢子様の結婚について対談しているのだ。

「眞子様初恋をつらぬいて」と題されているように無責任な放談で、
人生ケセラセラそして人間すぐに年を取るのだからはちゃめちゃな
人生こそ面白いとしている。



小室氏については、インターからICUへの推薦入学の抜け穴を通り、さらに「海の王子」から銀行に入り
2年でやめてパラリーガルをしている経歴や地に足のつかない生き方について疑問を呈し、
まさに「チャラ男」と断じている。

そして母上のファッションが超オシャレとして褒めちぎりいやそれは
褒め殺しでさらに母子の仲良さにあきれているのだ。

その「ちゃらさ」に免疫力のない眞子様は恋に落ちたとし、とはいえ
彼は米国留学を経て成功するかも知れないので、ここは思い切って
初恋を貫いてほしいとしている。



とはいえ、高円宮絢子様の結婚を引き合いに出し結婚は家格のつりあいこそ大事とし
自分の娘については「ちゃら男」はお断りで、仕事を持つ落ち着いた男を良いとしているのだ。

具体的には、①地方出身で、②余りお金持ちでなく、③お母さんとは疎遠で
④イケメンで⑤よく食べる男と勝手を述べている。

どちらにしても宮内庁としても、男性皇族の結婚は重要だが女性皇族の
降嫁については国家的な問題は存在しないし、好きにやればよいという解釈だろうか。

果たしてお二人のこれからはどうなるのだろう。


.

トルコ大波乱

8月10日(金)  晴  35度

お盆ウイークが始まり高速道路や新幹線が混雑する一方で
金融市場は閑散となっている。

ということで市場には泰平ムードが蔓延していたが、そんな時こそ何かが
起きるのが常でありここ数日来の懸念が表面化した。

対米関係悪化そして米ドル高に直撃されて最弱通貨の代表となっていた
トルコリラが1日で30%近くも大暴落したのである。

トルコリラは10年前の2008年8月の1ドル=1リラから続落をはじめ、
戻り場面もほとんどないままについに先日5リラを割り込みさらに本日7リラ台をつけた。

トルコ円でみてもこの10年間に1リラ94円から続落して20円水準と1/5に
なっていたが、一気に15円台へ突入したのである。

したがって一日の値動きは過去にも例を見ないほど激しく、相場が消える
瞬間が何度かありそのたびに2円つまり10%幅で大乱高下した。



このトルコ売りの背景には、高金利を嫌うエルドアン大統領のけん制を受けて
中央銀行が動きを封じられていること。

したがって政府・中銀が通貨防衛策を打ち出すこともないと高をくくった
見方が支配的となって、
資金流出が止まらず投機筋の売りが売りを呼ぶ。

トルコリラそしてトルコ経済は底なしの状態となっている。

子のように経済破綻と銀行危機の不安が高まっているのだが
エルドアン大統領は国民に外貨資産をリラに振り向けるように
訴えるのみで通貨防衛策を打ち出す気配がない。



この週末にトルコ政府が通貨防衛策を出さなければ
週明け金融不安が国際金融市場に広がることは必至。

すでに地理的に近いユーロが打撃を受け、ドイツの株価も下落。
そして円にも安全通貨として買いが入っている。

トルコ国民は8千万人もおりアルゼンチンなどと違い
経済力に厚みがあるだけに簡単には破たんしないとは思うのだが。

果たしてトルコ危機は夏休み真っ最中の国際金融市場に
大打撃を与えることになるのか否か要注目だ。


.

ロブション

フランスを代表する三ツ星シェフのジョエル・ロブション氏が
ジュネーヴの自宅で亡くなった。(ポワチエ生まれの73歳。)

1990年頃パリ16区にあった「ジャマン」は人気を博し
3か月前に始まる予約を取るのに苦労した。

ヌーベル・キュイジーヌと言われた美しい盛り付けは、トゥール・ダルジャンに
代表される見てくれを二の次にした伝統的フランス料理に革命をもたらした。

その後恵比寿や六本木ヒルズにも進出してその名前は東京でも
広まったが、ケーキよりも高いパンなど様々な話題を提供してくれた。



「グルマンでなければグルメではない」と言われるように
今時たくさん食べれない筆者はグルメを名乗る資格などさらさらない。

と言うことで近頃グルメの世界にさほど詳しくはないが、
気になる料理家を挙げるならば次の2人だろうか。

まずは「志麻」さん。

かつてフランス南東部のジョルジュ・ブランなどで修行し、
開業を目指したが挫折。

それが良かったか今やカリスマ家政婦として脚光を浴びている。
そのレシピは600種。

3時間8千円ぐらいの契約で冷蔵庫の材料を駆使して
適宜14品前後作ってくれる。

子育て・仕事に時間をとられ料理に専念できない
主婦たちに引っ張りだこ。

我が家にもそのレシピ本「志麻さんのプレミアムな作りおき」があり
鶏ハムなど今までに見たことのない料理を食する機会に恵まれているところだ。



そしてもう一人気になるのが土井善晴氏。

家庭料理の専門家土井勝先生の次男で若い頃に
フランスや吉兆で修行した経験もあるとのこと。

BSテレビ「美食探訪」で月2回ほど食べ歩きをしているが、
その関西訛りの語り口と料理・食材への造詣の深さは秀逸だ。

ともかくかつてのようにフランス料理のフルコースなどちょっときついが、料理への興味は様々に尽きない。


.



夏枯れ

201808030752340ff.jpg

(さるすべり)

8月上旬は一年で最も暑い時期と言われるように
雨もほとんど降らない猛暑日が続いている。

街を歩いても見かける花は朝顔とさるすべりぐらいで、
どれもこれも水不足を訴えているようだ。

つまり世の中は夏枯れ状態で、夕立は降らないかと毎日空を
見上げているものの結局あきらめて水やりに精を出している。



ことほどさようにこの季節は植物に限らず物みな夏枯れだが、
それは金融市場も例外ではなく総じて平穏な日々が続いている。

このように通常8月は夏休みでのんびりムードが漂うが
時々大きなショックに見舞われる。

現在の金融市場は材料も乏しく、あえて言えば長期金利(10年債)の動向つまり
米国が3%台に乗せるか、日本が0.2%に接近するかが注目される程度だ。

また米国の経済指標も好調で2QのGDPが4.1%となりトランプ大統領が自慢したように
しばらく米国一強時代が続くとみるのが妥当なようにも見えるのだが・・・

つまり米ドルに死角はないとの見方が強まっているが、
それだからこそ石橋をたたいて渡らねばならないということでもある。



何か異変の予兆はないかと新興国を眺めると、メキシコペソが親トランプの
ロペスオブラドール大統領が誕生して最強の通貨となっていることが不可解だ。

そしてトルコリラが15%に政策金利が設定されているものの効果なく
最弱通貨として下落を続けている点が不安材料。

そして肝心要の人民元は貿易摩擦を金融緩和・通貨安で乗り切ろうとする
政府の意図を反映して6.8台と続落しており引き続き不気味である。

ともかく夏枯れの時こそ雷鳴とどろく夕立に要注意だ。



.
プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR