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鹿ヶ谷

3月30日(木) 晴れ 20度

早朝6時30分から南禅寺界隈を散策。

南禅寺に至る別荘地はじめ境内は東山からの朝日が顔を出さず気温は低くそして少し暗い。

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(東山)

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(南禅寺)

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(山門)

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(金地院)

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(順正)

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京都最後の訪問先は鹿ヶ谷。

法然院をスタートし安楽寺を経由して霊艦寺へと東山を散策。

ここは後水尾天皇が勅願し、その皇女が入寺して以来尼門跡となった。

椿の寺として有名らしく、通常非公開ながらちょうどこのタイミングは特別公開中。

本堂内には狩野永徳、元信や円山応挙などの襖絵があり保存状態もよく見ごたえ十分。

ただ庭園内の椿は明らかに峠を越えており、今が盛りの桜に太刀打ちできない。

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(法然院)

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(安楽寺)

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(霊鑑寺)

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続いて哲学の道へ。

すでに満開から散り染めとなっており水面には桜の花が浮かんでいた。

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「花の旅」の最後を飾ってくれたのはロビーのフラワーアレンジメント。

到着した際はチューリップなど8種類の黄色の花だったが、帰る日は桜に変わった。

この季節の京都はどこもかしこも桜が見頃で、サクラ色に染まる4日間の旅となった。

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山科

3月29日(水) 晴れ 19度

蹴上から地下鉄で東山を越えて2駅先の山科へ。

毘沙門天をご本尊とする毘沙門堂は紅葉と共にしだれ桜が
お勧めと聞いていたので出かけることに。

毘沙門道と呼ばれる登り坂を歩くこと30分弱の行程だが、途中桜と
菜の花が咲き誇る琵琶湖疎水の眺めは秀逸。

参道入口からの石段はきついが、仁王門を入ると幾本ものしだれ桜が満開。

人がいないわけではないが、ほどほどなのが嬉しい。

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(山科を流れる琵琶湖疎水)

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(参道入口)

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(仁王門)

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(本殿)

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帰り道の途中洋館が建っており、それが本日ランチ予定の「長島」。

かつて実業家の別荘だったらしいが50年ほど前から料亭に。

外見と異なり中は古い和風建築で、お庭が素晴らしく数本の桜も満開。

通された部屋は茶室6畳の間で、庭を眺めながら汗をかいたし冷酒を一献。

何よりお漬け物の美味しいことは特筆されご飯が進んだ。

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(百合根饅頭)

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(蟹しんじょう)

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(お刺身)

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(鮭粕漬け)

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(赤貝、ホタテ、浅蜊のかき揚げ)

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(漬け物)

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(梅ゼリー)

午後蹴上に戻りインクラインを少し散策。

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(浄水場)

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(船溜)







蹴上

3月28日(火) 晴れ 18度

今日は快晴そして絶好のお花見日和となり、
まず京都市内の北西部に位置する平野神社へ。

お寺と違い神社に拝観料はないが、この庭園は有料で
菜の花と桜のコラボがことのほか素晴らしい。

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そして平野神社から徒歩圏内の北野天満宮へ。

菅原道真を祀る言わずと知れた梅の名所だけに桜の花は殆んど
見当たらなかった。

ただ参拝者は多いしことのほか社殿も立派でご利益もありそうだ。

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そして本日のメインは蹴上のインクライン。

宿泊先のウエスティン都ホテルのある蹴上は明治の頃より桜とツツジの
名所で、それ故にホテルが作られたらしい。

お陰でインクラインを歩こうとする人出が猛烈で、
桜の写真をと思ってもどうしても人が写り込んでしまう。

人気地ならではと言うところだが、情緒を求めるなら早朝歩くしかなさそう。

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夕方四条河原町へ京都の賑わいを観察に。

若者に外人それに高齢者と、ただただ人の波。

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(四条大橋からの鴨川)

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(高瀬川)



秋篠寺

3月27日(月) 晴れ 16度

日本列島がサクラ色に染まるこの季節、3泊4日で関西お花見の旅に出た。

昨日までの雨も上がり東海道を下るにつれて天気は回復し、
車窓から至るところに満開の桜が。

コロナ禍も収まり春休みも相まって新幹線は満員、
そして京都駅はインバウンドが復活したようで大混雑。

京都から近鉄特急に乗り換えて大和西大寺駅へそして秋篠寺へ。

ここは奈良時代末期光仁天皇の勅願で建立されたが、その後火事そして
廃仏毀釈で縮小したこともあり観光ルートから外れている。

お陰で苔の庭、国宝の本堂、そして伎芸天女像を一人占めできる
ことになったのは幸いこの上ない。

伎芸天は諸芸の神と崇められ芸能人にいたって人気らしい。

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(近鉄特急)

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(秋篠寺)

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(本堂)

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(秋篠川)

続いて平城京跡へ。

東に春日山、西に生駒山が遠望でき、さらに近鉄電車が横断する
広大な跡地だ。

長安とは比べようもないが、藤原京より数段上の規模であり、
中国に迫る国家を作ろうとする当時のエネルギーが感じられる。

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(朱雀門)

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(大極殿)

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(復元された遣唐使船)

さらに県下有数の桜の名所として知られる大和郡山城へ。

ここは筒井順慶が築城し、豊臣秀長などが居城としたところ。

弘前城、千鳥ヶ淵はじめどこもお城に桜が似合う。

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(郡山城)

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終日奈良県各所の桜を見て回り、さらに大和平野に点在する
桜を眺めながら一路宿泊先の京都へ向かった。





体裁

「人は見た目が9割」という本がかつて流行ったように
外見はそれなりに重要かもしれない。

また「体裁を整える」というのも礼節という観点からある程度必要だろう。

しかし目下岸田政権が5月のサミットを前に体裁を整えようと
一生懸命な姿を見ると何か違うのでは?と感じてしまう。

つまり外見、体裁よりも中身を忘れていないかということで、
一流国としての印象づくりに汲々とする
姿が滑稽に見える。



その1つがマスク着用義務の停止。

マスク着用が医学的理由ならまだしも国際基準にそぐわず後進国との
イメージにつながるとの判断で撤廃したこと。

そして2つ目が議長国としてウクライナを訪問していない事実は他の
6か国に対して体裁が悪いとの判断から
慌ててキーウへ。

そして40億円の「殺傷能力のない武器」の供与を約束、どうやら地雷探知機らしいが。

中国からの非難を恐れ米欧に対してアリバイ作りとの思惑で、コウモリの
ような対応をし、さらにお決まりのように600億円の経済支援と
財政は窮乏していても気分はお大尽。



そしてゼレンスキー大統領に広島名物の
「必勝しゃもじ」も手渡した。

これは甲子園で広島代表の応援団がよくスタンドで掲げているが、
「敵を召し捕る」との広島の縁起物らしい。

千羽鶴や千人針と同様の代物を国内のスポーツの場ではなく東欧の戦場で
となれば、場違い感が否めないし、吉本喜劇の乗りとすればまるでKYだ。

①マスクも②殺傷能力のない武器も③必勝しゃもじも、すべてが国際政治
において体裁を優先した意味のないもの
ばかりという気がしてならない。

これが日本そして岸田外交の本質ということか。






プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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