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奥志賀

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6月3日(日)

梅雨入りを前にした快晴の一日。

信州中野で高速を降り志賀高原に入り蓮池、熊ノ湯などの
スキー場を横目に新緑の山岳道路をひたすら登った。

さらに夏山リフトを乗り継いで家を出て5時間で
2300米の横手山頂に到着。

霞んでいるせいで長野市街はともかく遠くに見えるはずの
富士山、白馬岳、黒姫山などが見えないのが残念。

とはいえ夏山の登頂は初めてでとても満足だ。



山頂はかなり涼しくて何よりも空気が薄いようなので
早々と山を下って標高1500米の奥志賀へ。

今回の宿泊先は「グランフェニックス奥志賀」。

ザガットが客室・施設部門で長野県1位にランクしたらしいが、
紅葉の季節に来て以来結構気に入っているところ。

ついでに言えば皇太子ご一家が護衛を引き連れて
毎年春スキーに借り切っているとも。

ホテル眼前のゲレンデは一面若草が萌えており
さらに自生するつつじ、タンポポが可愛い。

テラスでお茶をしているとせせらぎの音や
野鳥の声も聞こえてくる。

松田聖子が風立ちぬと歌う初秋もさることながら
初夏の高原もまた捨てがたい。

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無隣庵

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(無隣庵)

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(無隣庵・庭園)

明治の元勲・山県有朋の別荘でお庭が評判の
「無隣庵」を訪問。

ここは南禅寺に隣接し明治時代に別荘地として
開発された一画だとか。

椿山荘など庭を愛好した山県有朋が
京都の別邸としてこの庵をあんだと言う。

東山を借景に琵琶湖疎水の水を利用して滝そして川が作られていて、
目下の新緑そして紅葉のシーズンが抜群とのこと。

日露戦争を前に日本の外交政策について
伊藤博文ら四巨頭が「無隣庵会議」を行った場所でもあるとのこと。

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(将軍塚)

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(京都全景)

京都散策の〆は東山を上がったところにある将軍塚と青蓮院門跡。

桓武天皇と和気清麻呂が平安遷都を決めたところとされ、
国家安寧を祈って兜を埋めた塚が現在に伝わる。

そして青蓮院には清水寺よりも大きな舞台が作られており、
そこから眺める鴨川そして御所の景色は素晴らしい。

京都へはまた来たいものだ。


西の京にて

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(近鉄特急)

風薫る一日、烏丸の仏料理「レ・シャンドール」で友人との
ランチを楽しむ家人と別行動。

京都駅から近鉄特急に乗り奈良・西ノ京へ半日ツァー。

この小さな駅に特急を停めるなど、
近鉄も粋な計らいだ。

西の京には徒歩5分に薬師寺と唐招提寺があり、
さらに垂仁天皇陵、平城京跡なども近いとなれば当然か。

とはいえ京都と異なり観光客はとても少なく快適。

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(薬師寺)

この辺りは何年いや何十年ぶりぐらいだろうか。

学生時代から機会を捉えては人並み以上に
古寺を訪れているが流石に東京からは遠い。

白鳳伽藍の美しさ、そして薬師三尊の偉容に感動。

昔は分からなかったが仏像に心引かれるのはやはり年のせいか。

さらに平成に入り境内の北には玄奘三蔵を供養し
そして平山郁夫の労作を展示するために西域大壁画殿などが作られた。

この壁画を見るのが今回の目的の一つだったが
仏教の来歴を描いたシルクロードの景色には圧倒された。

政治家に近いこの人の評は様々あったが画作はどれも秀逸だ。

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(玄奘塔)

そしてハイライトの唐招提寺へ。

金堂とくにその鵄尾(しび)の美しさを撮影。

そして国宝の薬師如来立像や盧舎那仏坐像、千手観音立像を拝見。

さらに宝物殿で重要文化財に指定されている
30体ほどの仏像も見せてもらった。

古都を比較すると、お寺は京都に名刹名園が集中するが、
仏像は奈良にこそあり、だ。

夜は日の長い祇園四条をそぞろ歩いて、
「鍵善」そして「十二段屋」をはしごした。


京都にて

花と新緑を楽しもうと京都にやってきた。

蹴上のウェスティン都ホテルに投宿しできれば奈良にまで足を伸ばそうと考えている。

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(東山全景)

蹴上は東山の麓にあり、その全景そして京都市内が一望できる。

比叡山から永観堂、南禅寺の遠景は新緑が萌え、
近景はハナミズキが美しい。

そして南禅寺界隈を歩くとインクラインのレンガが
アンマッチながらも歴史の重みを醸し出す。

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(南禅寺山門)

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(水路閣)  

夕方祇園先斗町(ぽんとちょう)へ。

料理家土井善治氏が推薦する「ますだ」へ京の味を探索。

撮影禁止で写真はないが、食べたおばんざいは次のようなもの。

きずし、蛸の煮物、万願寺唐辛子とジャコ煮、若筍の煮物、おからなどなど。

ちょっと満腹感に欠ける健康食に終始したが、
京の味を楽しむことが出来た。

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(先斗町・ますだ)


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箱根

2月の後半になり房総や伊豆に出かければ
菜の花が咲き早春を先取りすることができるだろう。

そんな折春まだ遠い箱根の温泉にやってきたのは
当たりかはずれか。

途中御殿場のアウトレットに立ち寄ったが、
春節を利用してやってきた中国人が一杯。

インバウンド需要は衰えたという説も耳にすることもあるが
そんな素振りを感じさせるものなど全くない。

そして富士山は麓まで雪に覆われその姿はいつもながらに素晴らしい。



そして凍結を恐れつつ箱根の坂を上がったが、
日曜日の午後は人も車も少な目で快適だ。

宿泊したのは仙石原の「東急ハーヴェストクラブ」で
10年前のオープン直後以来だがメンテも十分。

芦ノ湖や富士山とは無縁とはいえ、明神が岳、明星が岳など
箱根外輪山の景色もまた良い。

さて3日間の滞在で何回温泉に入るか?

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(御殿場アウトレット)

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(箱根外輪山)
プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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