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越後平野

久しぶりに三国山脈を越えて中越から下越へと
向かった。

越後平野は信濃川および阿賀野川が運んできた土砂に
よって作られた沖積平野で日本の穀倉とも言われる。

それだけにその田圃が果てしなく広がる様は壮観で、
梅雨入り前の今は田植えも終わりその整然さが印象的だ。

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(彌彦神社)

まずは越後一宮である彌彦神社にてお参り。

さらに目指した先はかつて会津藩領に属し戊辰戦争時の
佐取古戦場跡でもある「咲花温泉」へ。

この鄙びた温泉は新津と会津若松を結ぶ磐越西線の
中間に位置する。

一時間に1本ディーゼル列車が通るかどうかなので寂しい限りだが
年に何回かSL列車が特別に仕立てられた時だけ華やぐようだ。

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(磐越西線・咲花駅)

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(キハ系)

越後を代表する川と言えば何よりも信濃川だが
阿賀野川も地味ながらそれなりに。

旅館「佐取館」が阿賀野川に面していたことから、
そのなみなみとした水の流れを飽きることなく終日眺めて過ごした。

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(阿賀野川)



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東山にて

昨春花水木の季節以来ほぼ1年ぶりに京都にやって来た。

投宿したウエスティン都ホテルは来年五輪前に新しくお披露目するとのことで、
目下改修工事に忙しそうだ。

従って館内至る所老朽化は否めないが、
幸い新装の部屋に入れるラッキーな旅の始まりとなった。

それにしてもここの3階レストランフロアや9階テラスから見える
比叡山・東山の景色は素敵。

これだけでも遠くから京都に来る甲斐があろうと言うものだ。

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(東山全景)


取りあえず東山七条を歩くことにして、三十三間堂そして
真言宗智山派の総本山で弘法大師を祀る智積院へ。

智積院は初めて来たが、フランス人の家族連れがいただけで
観光客は一人もおらず、目に付くのはお坊さんばかり。

皆さん挨拶してくれるのには恐縮した。

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(三十三間堂)

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(智積院)


2日目は、まず谷崎潤一郎お気に入りの庭がある法然院へ。

そして鹿ヶ谷にある俊寛の碑を探しつつ「哲学の道」を南下し、
永観堂や南禅寺の甍を見ながら蹴上げまで歩いた。

歩き始めは少し寒かったがゴールしたときには
汗が滲んだ。

弥生3月も半ば近くになると京都でも時として北風よりも太陽が
優勢となるようで、春もそこまで来てるようだ。

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(法然院)

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(哲学の道)


天王寺界隈

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(天王寺公園などを望む)

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(あべのハルカス)

関西の旅も3日目。

この2日頑張ったので今朝はゆっくり起きて
のんびり朝食。

関西空港の利用者は全訪日客の3割を超えると言われる。

それだけにこの天王寺(四天王寺の短縮形との説があるようだ)のマリオット都ホテルは、
交通の便も良く国慶節休みの中国の金持ち達で溢れている。

従って57階の展望レストランでは松阪牛や鮪の刺身の
5万円の豪華コースが国慶節の間限定で提供されるのも当然か。

ともかく朝食後一番乗りで人気の60階展望室へ。

入場料が1500円だが宿泊客は無料なのが嬉しい。

空から見下ろすと大阪城や通天閣が低くて探すのに一苦労。

また浮浪者が多そうで極力避けていた天王寺公園が
案外緑が多いのが印象的だ。

それにしてもこんな上空から大阪を見たことはなかったし、
懐かしいスポットがいろいろあって感慨もひとしおだ。

大阪を離れて長いが、やはりルーツはここか?

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(四天王寺)

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(御朱印帳)

今日は半日しかないので遠出はやめて天王寺界隈を散策することに。

法隆寺で御朱印帳を買い求めた孫達の希望で聖徳太子が
建立したとされる四天王寺へ参詣。

その道すがらには大坂夏の陣の天王寺口の表示があったが、
ブラタモリするに相応しいところだ。

四天王寺はその伽藍配置に特徴があるが、
早速御朱印をもらいさらに亀が多数生息する亀池へ。

ここは筆者も小4の時に遠足で来て以来。

当時も亀が多かった記憶があるが、今も200匹はいそうで
昔も今も気持ち悪い。

今回孫達も祖父と旅して、少年老いやすく学なりがたいことなどを
多少学んだだろうか。


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飛鳥・斑鳩

関西2日目は8人乗りの日産セレナをレンタカーして一路飛鳥(明日香)へ。

飛鳥の観光は見所が点在していて移動が鍵になる。

ハイキング姿の人が多いが、レンタサイクルも繁盛している。

ともかくアップダウンが多くてなかなかきつい。

と言うことで、飛鳥寺や橘寺の寺巡りはあきらめて
三大古墳巡りをすることになつた。

キトラ古墳は1980年代に発見されただけに初めて訪れた。

天井の天文図および白虎、青龍などの四大神の壁画が見所だ。

続く高松塚古墳は腐食が進んで当然ながら
壁画も模写しか見られない。

その衣装は韓流ドラマで見る新羅、百済と全く同じなのも当然か。

そして最後が昭和の初めに発見された石舞台。

ここが素朴で最もインパクトもあり
観光客も多かった。

地元は世界遺産を目指しているらしいが
どうなるか。

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(キトラ古墳)

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(高松塚古墳)

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(石舞台)

続いて訪れたのが斑鳩(いかるが)。

法隆寺をはじめとしてこの地には何度も来ている。

五重塔、夢殿、中宮寺も良いが、今回印象に残ったのは百済観音。

やはり飛鳥時代を代表するだけに、そのアルカイックスマイルは
なんとも美しい。

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(法隆寺)

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(夢殿)

結局今日は飛鳥、斑鳩の2箇所を回った。

クルマが活躍してくれたが、それでも13千歩も歩いた。

お陰で夜のビールの味は格別となった。




奈良

早朝のぞみに乗って京都経由で奈良に向かった。

今回は小5の娘の日本史の勉強にと長女家族の
奈良、飛鳥旅行の企画に乗った。

特に宿泊先が大阪あべのハルカスのマリオット都ホテルとなったので
地元に詳しく役に立ちそうなので参加することになった。

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(平城京・朱雀門)

平城京跡は東西南北1キロ四方を国が買い上げ、
目下復元の巨大プロジェクトが進行中。

既に太極殿や朱雀門などが完成し、さらに
遣唐使船が作られたりと様々に天平時代の再現が行われている。

このように学術的、観光的に成果が期待されているが、
古い建造物があるわけでもなくありがたみも少ないだけに、
外人も含めて観光客が少ないのが印象的だ。

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(東大寺大仏殿)

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(大仏)

奈良県庁の屋上から四方を見渡すと三笠の山はじめ
興福寺、東大寺などの甍が見える。

しかし地上はといえば、東大寺は鹿と外人客で大混雑。

角切りが行われたばかりで危険はないが
臭いのには参った。

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あべのハルカスは60階300米で日本一の高さとか。

ホテルの41階の部屋から見下ろすと
母校天王寺高校の
校庭や淡路島などが良く見えた。

夜はアベノ地下横丁の人気店「あべとん」にて
モダン焼き、とん平焼などお好み焼き尽くしとなった。


プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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