ボツイチ

小林麻央さんの訃報を聞いた。

34歳という早過ぎる死に胸は痛み、また堀越勸玄くんの
7月大歌舞伎の出演を母として楽しみにしていたということで
その無念は察して余りある。

海老蔵は休まず舞台を続けていると言うが
今後小さな子供たちを抱えてどうするのだろうか。

若い梨園の妻の死に周囲は途方に暮れるのは当然で、
気の毒の度合いは倍加する。

一歌舞伎ファンとしてこの家族の安寧を祈るしかない。



ところで高齢化が進む中で「バツイチ」ならぬ
「ボツイチ」(没イチ)なる言葉が市民権を得つつあるようだ。

つまり配偶者の死に伴いおひとり様になるケースだ。

海老蔵と異なりすでに子供たちが巣立っている年齢の人たちが対象となるが、
伴侶の死による精神的打撃は大きく、そのロスからの立ち直りは
1~3年ほどかかるということだ。

昔から「男やもめにウジが湧く」「女やもめに花が咲く」と言われるように
女性の立ち直りに比べ男性はそのまま引きこもりになる傾向も強いと言う。



男性ボツイチの場合、「一日2度食事を摂るように努力している」
「人と話す機会を探している」など自らを奮い立たせる言葉を口にするが
日常生活への影響は深刻だ。

このように配偶者ロスは男性の場合その生存にも拘わる問題で、
その意味では日ごろから食事、掃除など家事全般について
レベルを上げておく必要があるだろう。

したがって年をとってからのおひとり様は、優雅な一人暮らしなどとは
ほど遠い。

ボツイチとは無縁で生き長らえたいものだ。



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慶事



砧公園ではバラが満開で、黄、赤、ピンクのバラが新緑を背に
一斉に咲き誇っており一年で最も美しい季節を迎えた。

いよいよ初夏の香りが漂い始めたまさにこの時
秋篠宮家発の慶事の朗報が日本中を駆け巡った。

皇室の先細りが懸念される一方で、女性宮家の創設も立往生する
古色蒼然たる皇室に「恋愛結婚」の風が吹いたのは何よりだ。

相手の人は「海の王子」とかのイケメン君で、国際弁護士を目指して
勉強中とのことで将来は不確定ながら可能性に溢れている。

知り合う切っ掛けとなった渋谷で行われた「留学生の意見交換会」とは
何か?と思ったが、要するに合コンと説明されると腑に落ちる。

また持参金が1.5億円程度と聞けば、マンションも買えるし
若い二人は生活に困ることもなさそうだ。



ともかく血筋と身分にこだわり降嫁に躊躇する女性皇族が
散見される中で、思い切って恋愛結婚に踏み切った二人にエール。

これで秋篠宮佳子様そして敬宮愛子様も恋愛結婚への道が
開いたことは何よりで、いよいよ悠仁親王が前面に出てくることになる。

この人に嫁ぐ人は男子の出産を義務付けられるわけで
そんな緊張を強いられる花嫁に手を挙げる女性がいるのか。

いるとすれば気の毒というか勇気があるというか。
15年後が楽しみだ。



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格安スマホ

ガラパゴス携帯をスマホに代えて6年。

自由自在に検索ができることを便利に感じつつも5GBの
容量は使い切れておらず、果たして7500円もドコモに払う
必要があるのかと疑問を感じていた。

実際PCを主体にしている筆者はどうやら
1~2GB程度しか使っていないようでもあった。

さらに友人が立て続けに格安スマホを契約したとの話を
聞いていたので、J:COMの格安スマホの広告に心が動いた。

早速経堂に行きドコモを解約しJ:COMを新規契約した。

このJ:COMは小田急ケーブルが前身で、我が家のWIFI環境は
この会社にお願いしている点でも安心感があったと言えよう。



新契約の内容は3GBの容量で当初の1年は月2000円、2年目から
月3000円と現在の4割程度にコストが圧縮される。

したがってドコモの解約料が3万円ほどかかるものの
これも数か月で消却できる塩梅。

またスマホはiPhoneに限るとの声も聞こえるが、それもこれまでのGALAXYと
同じアンドロイドの富士通であることで納得することにした。

それに初期設定などは訪問サービスでやってくれ
本日早々とLINE、FBなどが開通した次第だ。



最近の若者のトレンドはPCからスマホさらにはタブレットへと
大きく変化しているようだ。

特に営業マンや学生などはタブレットを愛用しており、小学校の授業でも
近頃はPCからタブレットへとシフトしつつあるとのこと。

よほどレポートを書いたり、計算機能が欲しいデスクワーカーは別にして
大方の人はタブレット志向を強めているようでPCは時代遅れになりつつあるとか。

このように通信業界およびネット環境の変化について行くのは大変だが
筆者はPCを主体にスマホを従としたスタンスを続けるつもりだ。

格安スマホについては検索機能が遅くなるとの風評があるものの、
日本の電波を独占する大手に一矢を報いたことにとても満足している。

もし乗り換えをお考えの方はJ:COMをご検討されては如何?



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女性宮家

去る3月サウジアラビアのムハンマド国王続いて
スペイン国王フェリペ6世が国賓として来日した。

そしてともに皇居で晩餐会があり、さらにスペイン国王夫妻は
天皇皇后両陛下を案内役として静岡へ出かけた。

その目的は、400年前にスペイン国王フェリペ3世が
徳川家康 に贈った洋時計の見学とか。

このように天皇陛下の公務にはきりがなく、
どこかで誰かが歯止めをかける必要があるだろう。

もはや自力では止められないとすれば
やはり退位へと進むしかないと言うことか。



天皇陛下退位後について住処や上皇と上皇后という
呼称そして上皇侍従職の設置など大枠の検討が一段落した。

いよいよ平成はあと1年半で終わるが、皇室典範の見直しや
女性宮家の創設は右寄りの圧力が強くて踏み込めなかった、
と有識者会議の座長代理の御厨氏が語っている。

将来の皇室の安定的な存続を考えるならば、右寄りの内閣の今こそ
この勢力と議論できる絶好機だったはずだと御厨氏は言うのだが。

実際右寄りの勢力は、天皇は公務などする必要もなく、
存在するだけつまり寝ていても良いと考えているようだ。

したがって公務が十分に果たせないので生前退位したいとの
天皇の意思などもってのほかとの考え方が根強い。

この結果当分女性宮家の創設などは議論される
ことはなさそうだ。



とはいえ現在の皇室の若い世代(35才未満)は
親王1人、内親王3人、女王4人の布陣でしかも適齢期だ。

つまり皆お嫁に行けば跡継ぎは悠仁親王一人となり
皇室の将来の先細り感は否めない。

かといって女性宮家を7つもつくるのは不経済でもあり、
また普段顔も見ない方々に親しみも湧かず国民的合意も形成しづらい。

ついては国民に人気があり醜聞もない内親王3人が宮家を作ると言う
折衷案を押す声が案外多く、このあたりがおとしどころと思うのだが。

がそのような人気投票のような考え方は右にも左にも
受け入れられるはずもないか。

やはり将来は明治天皇の玄孫もしくはその次世代の
登場になるのだろうか。

昭和天皇の誕生日である29日は、天皇制度の在り方を
考えるのに良い機会のようだ。



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子供の貧困

先週末NHKスペシャル「子供の貧困」を見たが、
今ネットで話題となっているようだ。

これまで「ワーキングプア」や「老後破産」など貧困問題を
扱ってきた同局のチームが新たなテーマとして取り組んだ。

対象となる貧困状態の子供とは、可処分所得の中央値の
半分以下の所得で暮らす「相対的貧困」家庭に属する。

したがって17歳以下の子どもの中では6人に一人に上り
大半は母子家庭である。



番組において貧困層の子供の具体例として挙げられたのは、
バイト疲れの高校生や、服も本も買ってもらえず、塾にも家族旅行にも
TDLにも行けない小学生たちなどだ。

またこの番組のゲストに元AKBの人気歌手・高橋みなみが出演し、
母子家庭の出身者として「一日も早く稼ぎたかった」と身の上を
語っていた。

このようにこの番組は、経済的に親が守ってくれない子供たちは
社会が守りましょう、との呼び掛けで情緒的なものだった。

したがって視聴したインテリ、経済的余裕のある人の涙腺を
緩ませる効果があったと言うが、筆者の感想は「やりきれない」
「救われない」と言ったところだ。



貧困は昔から続く古くて新しい問題だ。

エリザベス一世が17世紀初頭国民の貧困状態を見て驚き、
救貧法を制定したのが福祉のはじまりだ。

それから400年経った今も貧困は無くなる気配はなく、
新たに格差問題へと展開している。

一日1.25ドル以下で暮らす絶対貧困者が10億人にも
上る地球上から貧困が無くなるとは思えない。

また「貧困は遺伝する」とも言われるように、
社会は階級化し、階級は固定化して行くのは避けがたい。

つまり社会から貧困を撲滅するのは不可能であり、
社会が善意で手を差し伸べて解決できる問題ではない
のではないだろうか。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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