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ファクターX

6月4日 (木) 曇り 28度

いまだ梅雨入りしていないとはいえ、水無月に入り
暑さそして湿度が気になる季節となった。

街を歩くとそこかしこに紫陽花が咲いていて、
その種類が多いのには少なからず驚く。

世の中では東京アラートが鳴り響いているものの、ひとまず第一波が
通り過ぎたのは明らかで、その安心感さらには暑さに
耐え兼ね散歩の途中時々マスクをはずしては大きく深呼吸している。

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それにしてもやはりマスクは命綱だったのか、
そしてこれからもコロナ対策の切り札なのか。

世界が多数の死者を出したにも関わらず、日本がコロナ第一波の
被害を最小化しつつ収束できたことを海外は驚愕して受け止めている。

もちろん政府はアベノマスク、一斉休校、スティホーム動画など
が奏功したと自のお手柄を強調するがそれを信じる者などいない。

ファクターXの究明について山中教授はじめ多くの科学者は
知恵を絞っているが、なかなかその解を見出すのは難しいようだ。

ウイルスの遺伝学的特性も注目されるが、日本人の手洗いや
マスク着用など生活習慣の要素も否定できないとされる。

とりあえず紫外線が強く暑さも厳しい夏はウイルスの活動力
が落ちるということなので少し安心しつつファクターXの解明を待ちたい。

秋以降の第二波到来までの期間は人知れず息抜きをしつつマスクの
家庭内在庫を増やすことにするか。



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穴熊生活

東京では依然自粛生活を余儀なくされており、近辺のレストランは
どこも大変そうでテイクアウトに活路を見出そうとしている。

ということで営業協力をと思い、梅丘の一つ星中華「瑞雪」、
イタリアン「EARNYS」、そして赤堤の中華「火龍園」を試したが、
なかなかのお味を家で満喫できることはポジティブサプライズだ。

しばらく続く「穴熊」生活は将棋の戦法通り
ひたすら周りを大駒で囲い守りに徹するしかない。



3月辺りからコロナへの懸念が強まった影響を受けて第一Qの
経済成長率は-3.4%となり、第二Qは一段と冷え込みそうだ。

従って中小・零細にとどまらず、JR東日本やANAなど大手も経営が
圧迫されているようで、政府・銀行からの融資が喫緊の課題となりそうだ。

とりわけANAについては、過去10年公的資金が注入されていたJALが
慎重な経営をしていたのに比べ、そのすきを狙って積極経営に転じて
いただけに、今回のコロナショックは屋台骨を揺るがせる。



ということで穴熊生活を送る中で、日米のコロナによる失業者増と
コロナ死亡者の大きな差について何故なのかと首を傾げているところだ。

米国の失業者は過去3か月で3500万人(労働参加者が
1億8千万人だから20%にも達する)も増加した。

それに引き換え日本の場合は100万人増と推測されており、
30分の1程度に止まると見込まれる。

そしてコロナにおける死亡者も(公式発表では)現状750人で
米国の100分の1にも達していない。

どちらもその理由は推測の範囲を超えないが、前者については
企業内で失業者を吸収しているか、もしくは非正規社員が家に
引きこもり統計に反映されなくなっているのかも知れない。

また死亡者については山中教授も指摘するように、BCGの可能性を
排除できない。

ともかくコロナ失業者とコロナ死亡者が米国に比べて
少ないことは、理由はともかく日本にとって僥倖であると
言わねばならないだろう。



.

医科研

白金にある東大医科学研究所に行った。

この付属病院は診療科目は免疫や血液などに
限定されておりどちらかと言えば研究が主流だ。

といたっていかめしいところだが20年以上にわたり家人が
お世話になり出入りしているだけに何だか親しみもある。

そしてこの季節このキャンパスでは桜そして様々な花が咲き、
ついうつむき加減になる心と目を楽しませてくれる。

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(医科研)

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現在コロナに対して、フランスではパスツール研究所
そしてドイツではコッホ研究所など先人の名前を冠した
組織が奮闘していると聞く。

それでは日本の感染症対策と言えば、北里柴三郎が設立した
伝染病研究所の流れを汲む国立感染研究所とこの東大医科研
が最前線に位置する。

つまり専門家会議を主導する感染研が秘密主義に徹していると
評されるのも、どうやら戦前陸軍の指揮下にあったという
歴史によるものかも知れない。

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(プラチナ通り)

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診察が終わるのを待つ間キャンパスそして隣接する
プラチナ通りを散策した。

このところ感染を恐れてカフェに入ることはなかったがちょうど
テラス席があったので腰かけて春の日差しを浴びた。


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治療薬は?

コロナは燎原の火のように広がっており
今や世界で感染者数20万人そして死者は1万人に接近している。

そんな中で日本はと言えば感染者1500人、死者30人と嘘のような数字。

全ては政府が医療崩壊を防ぐが為に検査を制限し、同時に五輪を決行すべく
数字を作ろうとする意図がある故だろう。



一方金融市場とりわけ米国株式市場の
30%に達する暴落はリーマン時の50%に迫りつつある。

なにより一日の変動幅が1000~3000ドルと暴落、暴騰を
繰り返していることが特筆される。

この背景にはAIを駆使したHF(高速取引)が人間力を超越した威力を
発揮しているせいだが、そのAIもこの乱高下で儲けるどころか損をしているとか。

そして円相場も112円から101円まで急伸したが
一転して108円へ。

この戻りは全く筆者の想定を超えるものでついに休戦。

もはや相場よりも命の方が大切と観念してコロナ対策
(と言っても手洗いと医療情報収集)に専念している。



マクロン大統領が「Nous sommes en guerre.」と言うように世界は
ウイルスとの戦争に入り、また米国は一人1000ドル(10万円)の
小切手を送付して国民を鼓舞する。

一方日本はリーマン時と同様に12,000円の現金支給を検討している。

しかしその金額の小ささが際だって円の失望売りを誘っている
というのも笑えない現実だ。

ともかく富士フィルム系の富山の製薬会社が作るアビガンの効果、
そしてそれに勝る治療薬が開発されることを待つしかない。

と言うことでG7電話首脳会議で各国が協力して治療薬を開発するとした
ことをわらをもすがる思いで期待しているのである。




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恐怖心

昨夜G7財務相による電話会議が行われ、各国は
コロナウイルスに対し協調的に行動するとの声明を出した。

続いて米国が0.5%の緊急利下げを発表し、
金利誘導目標を1.0~1.25%とした。

しかし10年債金利はすでに1%を切っているように市場はさらに
0.5%の利下げを督促している。

日本や欧州はすでにマイナス金利の世界にあるが
米国も土俵際に追い込まれた感が強い。

これまで協調行動とは主に為替政策が中心に据えられてきたが
トランプ大統領が現下のドル高を嫌がっているだけに介入など
ドル高への調整などできるはずもない。

つまり日銀は手詰まり状態にあり、今後円高そして不況へと
進んだ場合どのような手をひねり出すのだろうか?



このようにコロナに感染した金融市場の梃入れ策は乏しいが、
肝心の医療対策も打つ手は見つからない。

そして噂が噂を呼び人々は恐怖心に取りつかれているが
情報過多の時代にデマの拡散を止めることはなお難しい。

ということで人々はドラッグストアに走りマスクのみならずトイペなども
取り合いになる。

いったん恐怖心に襲われると人間は狂気に走る
と言うことだろう。



現在世界の人口は70億人を超え、そして日本人も1.2億人もいる。

つまり世界で3000人も死んだとの報道は恐怖を抱かせるが
母数を考えれば過度に反応する必要がないかも知れない。

インフルはワクチンも治療薬も行き渡っているが
それでも日本だけでも毎年1千万人が罹患し1万人が死んでいる。

その意味ではコロナによる感染者数が1000人を超え、死者が10人
を超えたとしてもそれほど恐れる必要はないのではないか。

実際日本人は毎日4千人死んでおり、そのうち肺炎など呼吸器系を
死因とする死者は300人に達するという。

つまり仮に毎日コロナで死ぬ人が出たとしても確率的には
限りなく小さいということ。

したがって正しく恐れ備える必要はあっても過度に恐怖に
かられる必要はないということではないか。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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