AI

「朋あり遠方より来る また楽しからずや」

過日、大学、銀行時代の先輩の市橋さんが
成城学園から梅丘にやって来た。

勧め一杯の酒と言うことで、美登利寿司に繰り出し、
鮪、白身、光り物などでグイグイ飲んでしまった。



そのあとは酔いざましにカフェで
話に花を咲かせる週末の午後となった。

話のひとつはAIで、三浦九段がスマホで
カンニングして出場停止処分となった話。

やはり将棋、囲碁についてAIは完全に人間を抜いたようだ。

しかし東ロボくんは東大受験に挑戦してきたが
結局この1年で点数は伸びず、開発プロジェクトは断念された。

AIもゲームなどでは強さを発揮するが、行間を読み取る
力は落ちるということのようだ。




かつて米長名人は人間がAIに勝るのは大局観だと言って
奮戦したが、結局AIは人間の大局観をも打ち破った。

1960年代にネットバンキング、電子マネー、スイカ、スマホなどが
想像すらされなかったように、半世紀後の世界もまた想像を絶する。

とするとAIが今後最も注目される技術分野であり、これがどのように
開発され人間の生活に応用されて行くかがカギとなるだろう。

そうなると一部の特別な高等頭脳労働者以外の人間は、
より不要で怠惰になり、そして収入は減少して行くことになるのだろうか?


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夏バテ解消法

8月前半の猛暑から一転、台風の接近に伴い気温が低下し、
26日は最高21℃最低17℃と10月中旬の肌寒さとなった。

ということでお風呂を焚き、すき焼きを食べそして
長袖のパジャマを出してと一気に秋模様となった。

お蔭で昨年に続き夏バテ状態となっていた筆者も
一息つくことが出来てほっとしている。



世の中には夏バテに困っている人が多いようだ。

その解消法については「うなぎを食べる」「氷を食べる」
「運動する」など様々な風説が飛び交っている。

過日見たTV番組によると、「夏バテ」の実体は持久力が
減るとのことで、持久力の向上を図ることがカギとか。

そして「持久力」をつけるためには「細胞内」に共生する
「ミトコンドリア」を活性化させる必要があるとのこと。

加齢とともに「ミトコンドリア」の活動は低くなるが、
体に負荷をかけることにより「ミトコンドリア」を活性化させる
ことができ、スタミナがつくとのことだ。



「ミトコンドリア」は16億年前まで独自に存在していたが
その後人間の祖先に繋がる生物に共生し、細胞内器官と
して、我々の細胞内に存在しているようだ。

この「ミトコンドリア」が人間の持久力を左右するとのことだが
どこまで生物学的に正しいのかやや不明であるものの、
ともかく体に負荷をかけることが一番らしい。

例えばぼんやり散歩するのではなくインターバルトレーニングとして
速歩を入れる、姿勢を良く保つなどを日常的に行うことで
「ミトコンドリア」が活性化するということらしい。

まあ涼しくなったし騙されたと思ってやっててみるのも
よいかも知れない。




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ホリエモン

ホリエモンこと堀江貴文氏と言えばかつてライブドアのCEOとして、
バッファローズやニッポン放送の買収、総選挙立候補、さらに
ライブドア事件などを経て、2年6か月の懲役刑に服した。

長野刑務所に収監中には読書に専念し、
仮釈放されて以降執筆、論説活動に多忙を極めている。

そして過日近畿大学の卒業式に呼ばれた。



ホリエモンが来賓として呼ばれた背景は「東大以外の大学に行っても
意味がない」と常々発言する一方で「近大だけはちょっと違うかな」と
漏らしたことがきっかけのようだ。

実際近大はその志願者数が明治を抜いて全国一になったが、
入学式で声帯を失った歌手「つんく♂」が新入生に向けて
衝撃的なメッセージを贈り話題となったばかり。

ネット、SNSを使った低廉な宣伝広報のうまさに、 女性を
ターゲットに心理・社会・インテリアデザイン・カラーコーディネイト
を学べる学部を増やしたことなど。

また女子トイレの広さを男子の倍にするなど環境も整備し
「キャンパスがきれいな大学」として関西1位になったとも。

さらに、全国で初めて「100%完全ネット出願」を実施し、全国初の
完全養殖マグロ「近大マグロ」のレストランを銀座と大阪でオープン。

大学らしからぬ先進的な取り組みを行う事業体であることが
ホリエモンのメガネに適ったようだ。



昨今信州大学の学長が「スマホを捨てるか、大学をやめるか」との
入学スピーチを行い書籍から学ぶことの重要性を問いかけた。

この古い学問手法に固執する考え方にホリエモンは批判的で
スマホ、インターネットそしてSNSの活用により知の輪を広げ、
その上での知の創造こそ重要だと訴えている。

そしてホリエモンが卒業式で行った祝辞を一部抜粋すると、

「これまでの人生は敷かれたレールの上を歩いてきたけど、
 これからは思い通りにはいかない、自分の力で生きていく人生になる。

 10年前に今のようなスマホを持ち歩く時代を誰も想像しなかった
 ように過去を後悔しても、未来を恐れてもしょうがない。

 つまり現代を生きることが肝心で、情報をたくさん吸収し、
 頭の中で整理し、そしてブログ・SNSなどで発信することが大切だ。

 未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ! 」

さすが「時代の寵児」、時代を先取りし説得力に溢れている。




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STAP騒動

14年トップニュースの上位を占めることが確実視されるものに
小保方晴子氏によるSTAP細胞の一連の騒動が入るだろう。

実際その論文に捏造、改竄が発見され、ネイチャー誌へ取り下げ
が行われた時点で専門家の間ではSTAPの存在は否定されていたようだ。

その後の理研と小保方氏による2千個余りの細胞塊を使った
再現実験は全て失敗に終わったが、一般人(そして小保方氏に)
納得させるための儀式だったというのが適切な解説のようだ。



「STAPあります。」「200回以上作製に成功しました。」との
ひとりよがりな記者会見はご本人にビジュアルの自信があったせいか、
マスコミそして周辺が持ち上げたせいか。

まさに音楽界を代表して佐村河内そして政界を代表して
野々村兵庫県議と並ぶ3大詐欺師の記者会見に成り下がり
科学者への信頼を失墜させるに十分なものとなった。

研究不正は東大の著名教授にも多数指摘されている。

科学界は今後かかる不正除去に向けて様々に
強化するようだが、その自浄努力は避けて通れないだろう。



ネイチャー誌は「今年注目の5人」に理研の
高橋政代プロジェクトリーダーを選んだ。

この人は割烹着などのアイデアマンである故笹井芳樹教授と
京大医学部において同級生で、既にiPS細胞による
角膜移植において臨床成果を出している。

このように多くのまっとうな科学者が
高い志を持って研究努力をしている。

経済学に「悪貨は良貨を駆逐する」との法則があるが
このような事にならぬように科学界において不正を駆逐し
その蔓延から身を守る努力が今求められている。





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帯状疱疹3

さる9月、病の床で唯一の楽しみとして
痛みに耐えつつ観戦したのが大相撲秋場所。

なかでも遊牧民出身の新星・逸ノ城(いちのじょう)の
出現は鮮烈だった。

新入幕にも拘らず横綱、大関を連破して13勝を挙げ
11月の九州場所では関脇へ昇進する見込みだ。

192センチ、199キロ、21歳。

巨体といかつい風貌、そして不釣り合いな
可愛いインタビューで人気が上がっている。



この巨漢が何と帯状疱疹に罹った。

巡業中に(秋場所注文相撲で破った)横綱鶴竜から
土俵上で苛められ、稽古をずる休みをしているとは聞いていた。

体に似合わず案外気が小さく繊細なようで、
精神的ストレスが嵩じて入院となったようだ。

当初は全治1週間と言われていたが案外重症で
11月半ばに始まる九州場所の出場が危ぶまれている。

こんなに若くて、元気でも罹患するのは何とも不思議だ。



同病相哀れみ、逸ノ城ファンとなった筆者。

目下発病して7週を経過したが、相変わらず痛み止め4種・12錠
に加え胃薬を毎日服用し、さらにビタミンB12の注射。

大量の薬のお蔭で痛みはかなり薄れているものの
「帯状疱疹後神経痛」の闘病は続く。

痛み止めの効能が働いている間にどれだけ
神経組織の修復ができるかが勝負とか。

また運動神経を使うと末梢神経の痛みを
忘れることができるので出歩くのが良いとか。

取り敢えず毎日下北沢まで時に30分
歩いて注射の為に通院するのを日課にしている。


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プロフィール

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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