年越し風景

今年の年末商戦は一段とネット通販が拡大したようだ。
アマゾンは世界で10億点以上の商品を出荷したという。

もはや買い物客でごったがえす店舗に出向かず
ネットで購入する習慣は日本でも定着した。

お陰で、宅配業者は多忙を極めており、
佐川急便の従業員が腹立ちまぎれに、台車と商品を
分投げ物議を醸しているが、その気持ちも分からぬでもない。



とはいえ、クリスマスを過ぎ門松が並ぶようになって
町は年越しの雰囲気を強めている。

そして「ふるさと納税」のサイト「さとふる通信」が2016年度
締め切りを控えて、新たな商品購入(正しくは遠隔自治体への納税)の
勧奨メールを毎日のように送ってくる。

納税の対価に商品がもらえるのではなく、商品購入の対価に
納税するという錯誤が生じている。

これは「税」には馴染まない変な仕組みだ。

もちろん糸魚川などに寄付が集まる面は良いのだが。

これが今年新たに加わった風景と言ったところか。



そして変わらない年末風景は、デュッセルドルフに暮らす浜田さんが
一時帰国して、例年のごとく赤坂の美登利寿司で久闊を叙したこと。

そして伊豆の林さんから柚子が届いてジャムにしたこと。

さらに根岸の下田さんから例年の通り蓼科の蕎麦が
届いたこと。

いつものように天ぷらそばで年越しするつもりで、
いよいよ今年も暮れる。

この一年大過なく過ごせたことに感謝。
そして皆さまに一年お付き合い頂いた事にも。

どうぞ良いお年をお迎えください!



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晩秋

140年前に気象観測を始めて以来初めて、
11月に都心で積雪を記録した。

お陰で街の風情は一気に冬に突入したが、
雪の上がった翌日慌てて晩秋を探しに繰り出した。

砧公園では芝生の上は雪が残り紅葉も終わりかけていたが、
午後に訪れた白金台の銀杏並木は最後の輝きを放っていた。


(砧公園)


(プラチナ通り)

東京周辺の紅葉狩りと言えば高尾山が有名で、
先週末悠仁親王も相模湖周辺へ登山に行かれた。

その途次親王の乗る車が中央道の下りで
渋滞最後尾に突っ込んでしまったのだ。

幸いけがはなく、そのまま後ろを走行していた
警備車に乗り換えて目的地に向かった。



ここで目下皇室ウオッチャーの間で議論が起きているのが
皇室における警備について。

天皇家と東宮家の場合は2台の白バイが先導し、
また信号がすべて青にセットされるなどしている。

一方秋篠宮家の場合は、将来天皇になる悠仁親王も
含めて後ろに警備車がつくだけらしい。

愛子様が秋以降休み勝ちで、最近は1時間程度登校されているようだが
その送迎においてパパラッチを避けるため信号がすべて青にセットされているとか。

したがって将来ご降嫁する人に対する待遇と天皇家を担う唯一の
お世継ぎへの扱いが逆ではないのかというのが議論の的だ。

愛子様の不登校は気の毒だが、内親王の送迎において
信号を青に設定するのはやり過ぎではないのか。

何よりも悠仁親王の扱いについては万全を期すのが
最優先だと思うのだが。



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文化の日

10月末のハロウィンの賑わいには驚いた。

渋谷の喧噪が連日報道されたが、もはや経済効果は
バレンタインデー並みだとか。

そもそも古代ケルト人起源の秋の収穫祭で、
悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事。

それがカボチャの中身をくりぬいたり、魔女やお化けに仮装して
近くの家々を訪れてお菓子をもらったりするようになった。

外国モノを何でも取り入れて日本流にアレンジするのが得意な日本人の
特性をいかんなく発揮して、日本でもここ数年流行が目覚ましい。

しかし幼稚園児や小学生が商店街でやっている限りは可愛いが・・・

いい年をした大人が井の頭線に乗って渋谷に向かうのに
乗り合わせたが、仮装と知りつつもあまりの外見の迫力と心の中を
推し量って少し怖くなってしまう。



月が替わって霜月に突入。

カレンダーも残り2枚になってクリスマスイブの予約をしたり、
年賀状の手配のことを考えたりと何だか気ぜわしくなくってきた。

とはいえ今日は「文化の日」で地元の国士館大学そして中高でも
学園祭が行われている。

普段静かなキャンパスが年に一度弾けるのも案外良いものだが
個人的には今日は静かに文化的に暮らすか、収穫を祝ってはしゃいでみるか。

ともかく11月は実りの秋で収穫を祝うお祭りが全国で目白おしなのだ。



皇居ではお酒好きのノーベル賞博士、ルイビトンなどの図柄を
考案する赤髪の女流アーティストなど文化勲章の親授式が行われる。

その顔ぶれは、かつては難しそうな老先生が選ばれるものとの
印象が強かったが、芸能界から森繁久彌が選ばれて以降ずいぶんと
その選考も柔らかくなった気がする。

日本の文化、つまり日本そのものがずいぶん変遷したものだ、
と「文化の日」にあらためて痛感する。



不明熱

皆さまご無沙汰していました。

9月1日に謎の発熱以来寝たきり生活を送っていたのです。

風邪の症状があるでもなく、高熱といってもせいぜい8度程度で、
明日には下がるかと毎日思いつつ暮らしていたのです。

流石にこれはまずいと思い近所の医者へ行き、
さらになじみの先生のいる慶応の呼吸器内科で検査。

病名は「不明熱」、つまり原因を特定するのは現状難しく
しばらく無理しないように言われた。



熱の原因にはウイルス、細菌などがあり、さらにはガンや膠原病などの
大病もあるので気をつけないといけないとされるが、ストレスなど心因性や
薬の飲み合わせもあったりと様々で特定は難しいものらしい。

とりあえず「加齢による抵抗力・免疫力の低下か」と一人納得して
先生の顔も見たのでなんだか少し元気になった。

帰り道信濃町駅アトレにある魚屋で海老しんじょうと
冬瓜を食べて気分も軽くなって帰宅した。



さすがに10日も休筆すると当ブログを愛読して頂いている友人たちからリオの
パラリンピックにでも行ってるのか、パソコン故障か、それとも病気かと心配のメールをいただいた。

本日を機にこれからはぼちぼちとブログを再開するなど、
ふつうの生活に戻るようにしたいと思う。

ともかく病は気からともいうではないか。
食欲の秋はおいしいものを食べて体力をつけることに専念したい。


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夏の終わりに

8月30日、雨。

今年はリオ五輪に熱中していたこともありあっという間に8月が過ぎた。

気が付けばつくつくぼうしの声も止み、台風も頻繁に来襲する。
秋はもうそこまで来ているようだ。

この夏は利根川上流にある水源地の貯水率を眺めて暮らした。
残念ながらこの辺りはこれまで雷雨も余り降らず渇水状態が続いている。

したがって8ダムの貯水量は3億4千万立方米あるが、実際水がめには
2億立方米程度しかなく貯水率は60%辺りからなかなか増えない。

何とか台風の大雨に期待したいところだが果たしてどうなるやら。







ある残暑の昼下がり、知人の作品が展示されている
世田谷美術館に出掛けた。

緑豊かな砧公園内に建てられたその設計は絶妙で
とりわけその庭はロダン風の彫刻も点在するなど素晴らしい。

ところでこの美術館では「暮しの手帖」の元編集長・花森安治の
特別展が来年初に予定されている。

同氏はすでに死去して久しいが、近頃は朝ドラやNHKスペシャルなどで
取り上げられ一躍時の人となっている。

同氏の表紙絵には心惹かれるものがあるが、ブテイックにはその画集が売られており
ついつい買い求めた。



ところで美術館内にあるレストラン「ル・ジャルダン」はコスパも良く魅力的だが、
この夏は2度も代々木上原の伊料理「シトリーノ」に行った。

この地はかつて5年も住み気に入っているが、
現在に至っても25年以上も前と同様に落ち着いた風情が漂っている。

そんな駅前に見つけたこの店は本格的レストランと言うよりも
カクテル片手に食事ができる感じのおしゃれな店。

小田急沿線でカップル向きのお店を探している方には
是非お勧めしておきたい。



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プロフィール

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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