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花筏

4月7日(日) 晴 22度

桜が満開になってはや10日が経ち2度目の週末を迎えた。

これは儲けものと思い成城へ花見と街並み
見学に出かけた。

街を彩っていた桜もさすがにその容色の衰えは隠せず
すでに散り初めから花吹雪となり葉桜も目立つ。

そして成城学園の傍を流れる仙川の水面へと視線を
落とすと、すでに「花筏」となっていた。

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そして小澤征爾、加山雄三さらに司葉子など有名人の
豪邸が並ぶ六丁目界隈をぶらついた。

散策の最後は駅前のお気に入りのサンドイッチ&カフェ
「Kiriy's」の2階で道行く人を見ながらランチ。

本日は折しも成城学園中等部の入学式だったようで
盛装した父母と新入生の新しい制服が目立った。

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成城から小田急線で梅丘に戻ってくると
街路樹のハナミズキは3分咲きとなっていた。

これから2か月余り、紫陽花に至るまでの花の季節は
目には楽しいものの、風雨に気をもむことにもなる。



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お花見

4月1日(月) 晴れ 15℃

青山霊園でお花見をしようと表参道から
乃木坂まで散策した。

ここの良いところは宴会している人もおらず
ブルーシートも酒の臭いも無縁であること。

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ゴールのミッドタウンはオープンしてからすでに10年を経過。

したがって桧町公園はじめ周囲に植えられた桜の樹々は
成長し、その花は折からの満開に豪華絢爛。



ランチはここの3階にある「まるや」にて。

このひつまぶしの専門店は名古屋で手広く経営しており、
今般東京への進出を果たしたばかり。

本場の味を楽しみそしてようやく待ちに待った春を
満喫する一日となったのである。

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留守番

長女が出張する夫についてフランスへ行った。

今時はLINEを通じて無料で連絡ができるし、
リアルタイムに大量の写真を送ることも可能だ。

写真の情報量は言葉の何百倍もあると言われるように、
東京にいながらにしてパリやランスの街角にいるような
錯覚に陥ってしまう。

それにしても子育てから解放されて初めてのそして久しぶりの
パリとのことで、早速ヌイイ市にあった我が家と16区の学校へ出かけたとか。

当時毎朝娘たちをそれぞれの学校に車で送っては出勤していたが、
我ながら何とも若くて元気だったころの話か。



ということで当時の我々の年代になった娘たちが旅を楽しんでいる間、
残された5年生と3年生の長女・長男をジジババが見ているところだ。

目下家人は1週間泊まり込みでそして筆者もまた通いで孫たちとの
交流を楽しんでいる。

今回支障なく過ごせれば今後は毎年のように娘夫婦は
海外旅行を楽しむことになるのだろう。

さすれば春休みを目前にしたこの時期は、毎年留守番役として
老夫婦の出番となり、同時に木造家屋に住む身としては暖かくて明るいマンションライフを
楽しむことが出来るということだ。


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梅一輪

2月10日 日曜日 7度

前日の雪が残る快晴の朝。
春を求めて羽根木公園へ出かけた。

まだ梅の香りは漂っていないし鶯の姿も見えないが
凜とした白梅、紅梅を見るにつけ季節の移ろいが感じられる。

湯島天神ほどではないにしても都内としては
十分に梅を楽しめるスポットと言っても良いかも知れない。

と言うことで今年もまた梅丘は一年で最も華やぐ季節を迎え、
てんぷら店やカフェなど店主たちのほころぶ顔が浮かんでくる。

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桜同様に梅はこれまで様々に詠まれてきたが
気に入ったものを3首句選んでみた。

梅が枝(え)に きぬる鶯 春かけて
鳴けどもいまだ 雪は降りつつ
(古今集)

人はいざ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける
(紀貫之)

花一輪 いちりんほどの 暖かさ
(服部嵐雪)
 


泰平の夢

桑田佳祐の「勝手にシンドバッド」で大盛り上がりした
平成最後の紅白歌合戦を見ながら戌年を送り、
平和に亥年を迎えた。

そして例年通りウイーンフィルや箱根駅伝とテレビ三昧でお正月を
過ごしていたが、やはりというか泰平の夢は突然破られた。

すでに海外は2日から始動しクリスマスあたりから続く神経質な
下落基調に警戒はしていたが、ことは正月3日早朝の
超閑散市場で起きた。

NY市場終了後アップルの第4四半期の業績見通しの下方修正は
新年度入りしたヘッジファンドにとって絶好の売り場だったということか。

その報を機に株価先物が崩れさらに為替市場で大玉が出回り
市場はクラッシュした。



特に円相場は僅か2分で109円台から104円台へと5円も下落。

つまりこの3週間で113円から9円の下落と9か月かけた上昇分を
短期間で全部吐き出したと言うことだ。

その背景にはアルゴリズムやHFTが稼働したとも言われるが
昨年8月のトルコショックで瞬時に21円から15円へと3割近くも
下落したトルコリラを彷彿させた。

まさにブラックアウトで瞬間市場は消え最安値は105円台、
104円台との説などまちまちで103円台があったとの説もある。

一件鉄板に見える相場も嵐に彷徨う小舟同様戸板の下はまさに地獄で
ストップロスはじめ顧客のリーブオーダーがどのように処理されたのか
他人事ながら気になるところだ。

多分金融機関はオーダーを執行できず、結構自腹で呑み込んだと
言うことだろうか。



それから2日、相場は少しづつ冷静を取り戻して108円台を回復。

日本の株価も4日の大発会は19千円台で始まったが
NYの先物市場では2万円台を回復した。

市場の狼狽を防ぐべく財務省・金融庁・日銀も急遽三者会談を
開き、またGPIFなどの公的な買いも見られたようだ。

とはいえいまや政府・日銀は円高時の対応として何ら有効策も持っておらず
張り子のトラ状態であることは明らか。

今回の正月ショックは一過性でとりあえず110円台を回復しそうには
見えるが、どちらにしても今年の波乱を予感させる1年の始まりとなった。

こんな時として起こる大相場に遭遇すると血が騒ぐのは習い性となったが、
やはり治に居て乱を忘れず、か。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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