紫陽花

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梅雨前線が北上しさらに台風も接近したせいで湿度が急上昇。

このジメジメしたうっとうしい季節を華やかに彩ってくれるのが紫陽花。
少し控えめながら楚々とした姿に心が和む。

近頃はピンクに限らず赤や赤紫などカラフルになっているが
やはり水色が好ましい。



ところで我が家の紫陽花たちと言えば、今年は虫に葉を食われて
心配していたのだが、懸念した通り花も小さくイマイチ。

ということで花泥棒ならぬ道端で盗ったいや撮ったのがこの写真。

梅桜桃李と続いた花のシーズンのクライマックスを
飾るにふさわしい。

梅雨も悪くないということだ。
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7周年

本ブログ「風の便り」を書き出したのが2011年6月9日で
ちょうど7年に至った。

つれづれに身の回りのこと、旅の記録、国際金融、国内外の政治経済
など思っていることを備忘的に書いているうちに1300段を超えた。

因みに内容は比較することも憚られるが、量だけで言えば
徒然草の243段、枕草子の300段を抜いている。

一段800字として計算すると100万字で本にすれば数冊か。

全15巻を書いたプルーストや月5万字を書く野口悠紀雄氏に
遠く及ばないが、凡人でも量を稼げるのはただただパソコン様様だ。



7年というのは金融危機が7年周期や10年周期で起きるように
矛盾が蓄積され癇癪を起す、つまりパラダイムが転換するに
十分な期間と言える。

振り返れば当時の欧州は債務危機の真っただ中にあり市場も
パニックとなっていたが、今となっては不思議な感じがしないでもない。

一方日本は東日本大震災の直後で円相場も70円台と
浜矩子氏が50円割れを叫ぶ中で頻繁に円売り介入が行われるなど
デフレ不況の真っただ中にあった。

それがアベクロ相場に転じて目下110円そしてもりかけで国会が
機能不全と泰平の世の中。

まあこれが世の中の実情でそして付和雷同の相場が続くのだから
これらに人生さらに命までかけるのもバカバカしいのは明らかだ。

とはいえいまさら金融市場、相場の世界から撤退するわけにもゆかず
これからも相場と喧嘩しないで仲良く暮らすのが自分の人生と思っているのだが。



ともかくブログの第一回は天竜川の源流に位置する
南信州・伊那谷への紀行文。

つつじが美しいと記していたが、やはり旅は日常から離れ
心洗われるだけにこれからもやめられない究極の楽しみということだ。

芭蕉が言うように人生そのものが旅である以上、旅としての日常を
さらに年に数回程度としても旅先での美しい景色と感動を記録して
行きたいと思う。


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かくれんぼ

サラリーマンをやめて久しいので今更GWもないのだが
それでも日本全体が休暇ムードに浸っているだけに
心安らかに薫風を満喫できて快適だ。

もちろん世界の金融市場は動いており、北京でも米中の高官たちが
貿易問題を話し合っていたりするが、ニュースは少なめで時間の流れはスローだ。

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最低7千歩を歩くことを目標に梅丘、下北沢、経堂などを
日々散歩しているが、昨年後半から梅丘1丁目の住宅地に古い
民家をつぶして建物を建て替えていたので気になっていた。

どうみても変わった建物で保育園でもできるのかと思っていたら、
何と大きなテラスのあるウッディーなカフェが誕生した。

「カシュカシュ」(CACHE CACHE=フランス語でかくれんぼ)
と名付けられてプレオープンしたので早速出かけた。

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(BLT サンド)

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(シフォンケーキ)

どうやら建築士で老後の趣味を兼ねたと思しき人が経営するようで、
光と緑を取り入れたなかなかオシャレなしつらえ。

そしてその広いテラスが特徴で、サンドイッチもシフォンケーキも美味しい。

駅からもそして我が家からも3~4分程度であり、今後我が家への
来客には「美登利寿司」に加えてご案内したいと思った次第だ。


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春うらら

春が来た。

すでに桜満開と言われるが、それはあくまでも靖国神社の標本木の話で、
平均的には五分咲きと言ったとこそろで来週末がお花見に最適だろう。

統計的にも30年前と比べれば1週間は桜の季節が前倒しに
なっているそうで温暖化の影響は避けられないようだ。

ともかく春を満喫しようと北沢緑道を花を愛でつつ下北沢へと歩いた。


(遊歩道の桜)


(小川のほとり)


小田急線は30年にわたった複々線工事をようやく終了させ
過日より新ダイヤでの運行を始めた。

下北沢から新宿までは従来通りだが、下北沢以遠は
複々線化が完成して、ダイヤは大幅に効率化した。

町田あたりから新宿は10分程度も短縮されたということで
混雑具合も大幅に改善されたとか。

それにしても新しいレールの上を走る電車は揺れも少なく
とても快適だ。



下北沢駅の再開発も少しづつ進んでいるが、超スローで完成は
まだまだ先になるらしいものの駅前広場が出来ると言う。

その実現は夢のまた夢だがのんびり待ちたい。

それにしても春の訪れは嬉しい。


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法事

家人の遠縁の法事があって小平霊園に出かけた。

3月の土曜の午後は意外に暖かく、賛美歌を歌って
心を清めて牧師さんのお話をきいた。

法話と言えばやはり「ふうてんの寅さん」だ。

第32話「口笛を吹く寅次郎」で寅さんは住職の娘(竹下景子)に一目惚れして
寺で見習いとなり、どこかの法事に参加して有難い話をする。

テキ屋だけにその話のノリと面白さにそれまで涙に暮れていた
遺族達が抱腹絶倒するというくだりだ。

ともかく、お清めの後の酒と笑いの味はまた格別と言うことだ。



墓前での供養のあとは俗塵にまみれた吉祥寺での会食会へ。

筆者と同じような立場で夫人に連れられて参加されていたのが
酒とお話を愛する沓掛良彦・東京外語大名誉教授だ。

10年ぶりにお会いしたのだが、またまた大いに談笑しては
お酒を飲んだ。

ラテン語はじめとする語学の達人は比較文学や西洋古典が専門ではあるが、
さらに漢詩から日本の古典までとその教養の深さは想像を超える。

先日は、古代ギリシアの叙事詩からルネサンスまでを訳詩した
「黄金の竪琴ー訳詩選」が読売文学賞を受賞されたとのこと。

70才を機に人前で話すことはやめ、家に籠ってひたすら研究と
執筆を道楽にされているとか。

一方でこの間福建省の厦門(アモイ)に滞在して、何か分からないが
種々研究をされていた模様だ。

先生は、酒が好きで早々と隠遁生活に入った陶淵明に惹かれ、
かつては「陶淵明私記」なども書かれているが、まさにそれを範とした
人生を送られているようだ。



どちらにしても喜寿を迎えて記憶力の低下を嘆かれていたが、
依然探究心は衰えず、今後の執筆予定も多数あるようだ。

因みに目下の研究テーマは老いてますます盛んな人生を
送った一休と良寛とか。

この長寿をまっとうした二人は歌集を残しており
それらを読んでいるとのこと。

晩年の良寛には若い尼がいたことは聞いていたが
後小松天皇のご落胤である一休和尚はその上を行き
87才まで肉食しては女三昧に暮らしたと伝えられる。

陶淵明や一休を人生の目標とされている先生に
習うことにしたいと思った春の宵だった。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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