春うらら

春が来た。

すでに桜満開と言われるが、それはあくまでも靖国神社の標本木の話で、
平均的には五分咲きと言ったとこそろで来週末がお花見に最適だろう。

統計的にも30年前と比べれば1週間は桜の季節が前倒しに
なっているそうで温暖化の影響は避けられないようだ。

ともかく春を満喫しようと北沢緑道を花を愛でつつ下北沢へと歩いた。


(遊歩道の桜)


(小川のほとり)


小田急線は30年にわたった複々線工事をようやく終了させ
過日より新ダイヤでの運行を始めた。

下北沢から新宿までは従来通りだが、下北沢以遠は
複々線化が完成して、ダイヤは大幅に効率化した。

町田あたりから新宿は10分程度も短縮されたということで
混雑具合も大幅に改善されたとか。

それにしても新しいレールの上を走る電車は揺れも少なく
とても快適だ。



下北沢駅の再開発も少しづつ進んでいるが、超スローで完成は
まだまだ先になるらしいものの駅前広場が出来ると言う。

その実現は夢のまた夢だがのんびり待ちたい。

それにしても春の訪れは嬉しい。


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法事

家人の遠縁の法事があって小平霊園に出かけた。

3月の土曜の午後は意外に暖かく、賛美歌を歌って
心を清めて牧師さんのお話をきいた。

法話と言えばやはり「ふうてんの寅さん」だ。

第32話「口笛を吹く寅次郎」で寅さんは住職の娘(竹下景子)に一目惚れして
寺で見習いとなり、どこかの法事に参加して有難い話をする。

テキ屋だけにその話のノリと面白さにそれまで涙に暮れていた
遺族達が抱腹絶倒するというくだりだ。

ともかく、お清めの後の酒と笑いの味はまた格別と言うことだ。



墓前での供養のあとは俗塵にまみれた吉祥寺での会食会へ。

筆者と同じような立場で夫人に連れられて参加されていたのが
酒とお話を愛する沓掛良彦・東京外語大名誉教授だ。

10年ぶりにお会いしたのだが、またまた大いに談笑しては
お酒を飲んだ。

ラテン語はじめとする語学の達人は比較文学や西洋古典が専門ではあるが、
さらに漢詩から日本の古典までとその教養の深さは想像を超える。

先日は、古代ギリシアの叙事詩からルネサンスまでを訳詩した
「黄金の竪琴ー訳詩選」が読売文学賞を受賞されたとのこと。

70才を機に人前で話すことはやめ、家に籠ってひたすら研究と
執筆を道楽にされているとか。

一方でこの間福建省の厦門(アモイ)に滞在して、何か分からないが
種々研究をされていた模様だ。

先生は、酒が好きで早々と隠遁生活に入った陶淵明に惹かれ、
かつては「陶淵明私記」なども書かれているが、まさにそれを範とした
人生を送られているようだ。



どちらにしても喜寿を迎えて記憶力の低下を嘆かれていたが、
依然探究心は衰えず、今後の執筆予定も多数あるようだ。

因みに目下の研究テーマは老いてますます盛んな人生を
送った一休と良寛とか。

この長寿をまっとうした二人は歌集を残しており
それらを読んでいるとのこと。

晩年の良寛には若い尼がいたことは聞いていたが
後小松天皇のご落胤である一休和尚はその上を行き
87才まで肉食しては女三昧に暮らしたと伝えられる。

陶淵明や一休を人生の目標とされている先生に
習うことにしたいと思った春の宵だった。


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梅林

春爛漫の暖かい一日、成城から銀行の先輩の
市橋さんが一年ぶりに梅ヶ丘へ来られた。

この方は証券の専門家でステートストリートBKへ転じ
さらにカザフスタンやベトナムで証券業務の技術支援のために
長期に滞在したり。

その昔サンフランシスコを皮切りに香港やロンドンなど
海外で働いていた頃には将来の夢として法隆寺で
寺男としてガイドをして暮らしたいと語っていたのだが・・・

随分現実は夢と異なって世界をわたり歩く羽目になったと言うところだ。



ともかく美登利寿司で海鮮酢味噌和えと
お寿司で昼間から一杯やりながら久闊を叙した。

いつもながらに美味しくて何よりもコスパも
良くて文句なし。

その後は羽根木公園の梅林をそぞろ歩き
梅の香りと春の日差しを堪能した。

梅まつりは3月4日まで。

熱海や湯河原の梅林には遠く及ばないとしても、
近場で梅をと考えておられる方にはお勧めです。

そしてお寿司とカワムラでのケーキセットをどうぞ。




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梅の香り

「小寒の氷 大寒に解く」とも言われるように
一年で最も寒い季節に突入した。

立春まで4週間もあり少し気が早いが春を探しがてら
羽根木公園へ出かけた。

数百本と言われる梅の木々の大半のつぼみは固く
一本だけちらほら咲き出した白梅を見つけた.

しかし梅の香りをかぐことも鶯の声を聞くこともなかった。


(白梅)


(紅梅)

家人が宝塚に老親を訪ねて4日間留守にしていることから
一人暮らしをしている。

そんななか日曜日の朝は散歩そして喫茶店で読書をして過ごした。

さらに舛添元都知事が愛用した天富羅「かんの」で
おやじさんの揚げる天丼で栄養補給をした。



2035年には世帯の半数が「独身世帯」になるという。

その背景は、若い世代の非婚率が上昇することと
「おひとりさま」が増えることの合わせ技で独身者が急増するのだ。

そうなると食事をどうするかが課題となってくる。

もちろん自分でキッチンに立つ機会が増えることになるが、
同時に外食の回数が必然的に増えることになるだろう。

男女の比率が大きく乖離して独身の男であふれた江戸においては、
お鮨などの外食産業が栄えたというのも当然だ。

その時代に逆戻りするとすればやはりファストフード
はじめ外食産業や老人向けに宅食が隆盛を極める
のだろうか。


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年男

今年の年男と言えば何と言っても48歳になる羽生善治永世7冠と
24歳を迎えるメジャーリーガーの大谷翔平だ。

羽生さんと言えば囲碁の井山7冠とともに国民栄誉賞を受賞する見込みで
この30年の活躍は将棋ファンでなくても日本人で知らない人はいない。

すでにタイトルを99期も保持して大山や中原を大きく上回る。
谷川の20期やひふみんの10期と比べてもその凄さがわかる。

とはいえ45歳を過ぎると難しいと言われるこの世界で、
いまだ「将棋がわからない」と発展途上のこの人の挑戦は続く。



そしてその未来に声援を送りたくなるのが大谷だ。

長身でハンサムで礼儀正しくて話も上手でと何拍子も揃うだけに
おばちゃんに止まらず人気が広がるのも無理からぬところ。

あと2年日本でプレーしていればメジャー契約が可能となり
推定7年200憶円で移籍できると言うのに、1年1億円弱の
マイナー契約でアナハイム・エンゼルスへ。

その理由は「安泰の人生ではなく夢の実現」とかで
一刻も早くメジャーへ挑戦したいとのことだ。

挑戦こそ若さの特権なのだ。



羽生さんにしても大谷にしても「挑戦」する意欲が高いことが特徴だ。

わが身を振り返れば「挑戦」などと言う言葉を忘れて久しいが
ここは新年を迎え年男2人を見習いたいと思う。

まあせいぜい「年寄りの冷や水」とならぬ程度に
「為替の道」に励むこととしよう。



プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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