若大将


(光進丸)


西伊豆・安良里港に停泊している加山雄三の光進丸の雄姿。

2012年3月27日に春を探して西伊豆をドライブした時に
たまたま発見して撮影したもの。

かつて松崎の突堤を夕陽を見ながら散歩していたらご夫妻と
すれ違ったことがあったり、加山雄三ミュージアムに立ち寄ったり。

ともかく昔からのファンとしてはそれだけでも楽しく、
いつまでも元気な若大将を見たいと思っていたのだが。



残念ながら今朝加山雄三の悄然とした姿をTVで見た。

「自らの人生そのもの」と言いきるほどに愛していた船を失ったのは
痛恨の極みであり、80歳の老体にはさぞや堪えるだろう。

一気に老けてしまわないことを願っている。


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エカテリーナ

ロシア国営TV局制作のドラマ「エカテリーナ」全22話を見た。

もちろん「エカテリーナ」とはエカテリーナ2世のことで、
18世紀に40年近く君臨しロシアを強国に仕立てた人。

ピョートル大帝に続くロマノフ王朝を代表する人物であり、
「王冠をかぶった娼婦」「夫殺しの王位簒奪者」とも言われる
ドラマの主人公にふさわしい人物だ。

そしてヒロインを演じた役者は「坂の上の雲」にも登場したとかの美人俳優で、
「ウラー」「ハラショー」以外のロシア語が分からない者をも飽きさせない。

今回はトルコのTV局の「スレイマン大帝」に続くものだったが
これに負けず海外へ輸出されて人気を博しているとの評判通り。

特に映像はどこかの大河ドラマと異なり「豪華絢爛」の一語につきるもので、
宮殿建物、内装、衣裳、風景などすべてに圧倒され、物語も愛欲、
策謀、権勢に満ち溢れた。



エカテリーナ2世はドイツの貧乏貴族の娘で17歳で輿入れする
ところから始まるが、病弱な夫ピョートル3世をクーデターで追放して
玉座につく。

そしてその功労者であるオルロフ伯爵からポチョムキン将軍まで
300人の男性を愛人にしたと言われる通りすべての子供は
父親が異なり、その後継問題を難しくした。

一方母国プロイセンとの関係については深まるどころか一貫して敵対し、
その結果として英仏と接近し、他方トルコ・ポーランドと反目した。

18世紀の国際政治情勢は難しいが、ロシアから見た
欧州の勢力図というのも新鮮だった。



舞台は主にバルト海・ネヴア川に面し寒さのやさしいサンクトべテルブルクの冬宮
と避暑地の夏の離宮で進むが、夏宮の庭とりわけ緑の美しさは秀逸だった。

このサンクトぺテルブルクの冬宮で漂流した伊勢の船頭・大黒屋光太夫が
女帝に謁見したのが病没する5年ほど前の1791年。

これを機に女帝はラクスマンを根室に派遣し、親書を届けて
日ロ条約の締結を図った。

当然江戸幕府に追い返されることになったが、このおかげで
大黒屋たちは10年ぶりに帰国することが出来たのである。

ペリーが浦賀に現れる60年ほど前つまり黒船前夜の
蝦夷地での出来事であったが、その後ロシアの南下政策が
執拗に続くことになった。


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北の三部作

吉永小百合主演の「北の桜守」を観に行った。

この作品は「北の零年」「北のカナリアたち」
と続いた「北の三部作」の完結編と言ったところ。

吉永小百合の気品ある美しさが秀逸だったが
さすがに72歳そして120作目でもあり、銀幕からの
引退が取りざたされるのもやむなしか。



「北の零年」は明治初期に徳島藩から静内に入植した
武家の妻の役。

夫(渡辺謙)が極寒に耐え兼ねて逃亡し、ひたすら子供を
育てながら耐え忍ぶ30代そして50代の女性を演じた。

そして何よりもアイヌ(豊川悦司)との濃厚なラブシーン
が話題になったものだ。

そして第二作「北のカナリアたち」は礼文島を舞台に
そして利尻富士を背景に40代の学校教師と60代の
図書館司書を演じた。

夫(柴田恭平)の看病をしつつ警察官(仲村トオル)を愛する
女性の役どころだったが、仲村トオルとのラブシーンも。

そして今回は樺太、網走を舞台に40歳の母そして70歳の老婆を
演じたが、なぜあんなに美しいのか不思議。

今回は夫(阿部寛)や恋人(佐藤浩市)とのラブシーンは
なかったが、その代わり息子役の堺雅人と篠原涼子の
濃厚なキスシーンが唐突に入っていた。

それにしても吉永小百合と北海道の美しさこそ
本シリーズのテーマだったということだ。



吉永小百合とは25年ほど前に、日本生命の広告用の
写真撮影に渡仏してきた際にランチをしたことがある。

ホテルリッツに10日ほど滞在し、そのプールで時差調整と
美容維持に努めているといった風情だった。

代々木上原に生まれ育ち、西原小、代々木中との経歴について
我が家の娘たちと同じだと話したのだが。

その幼少時代は父親の事業失敗で借金とりが押し掛ける日々で、
また実家とは絶縁状態となつていることから西原周辺の話題はどうもNG。

どうやら早稲田のラグビーと西武ライオンズそして清原にしか
興味がないようだったことには少しがっかりしたものだ。

ともかく吉永小百合が今後どのように美しく年を重ねるのか
興味が尽きない。


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羽生と羽生

2月17日(土)は羽生結弦と羽生善治の決戦の日であり
筆者はその日を楽しみに待っている。

平昌五輪で2連覇を狙う羽生は公開練習とインタビューで
絶対王者の風格を漂わせ、4回転ジャンプを華麗に飛んでは
ファンの不安を取り除いてくれた。

日本選手は五輪でまずまず活躍し銀銅のメダルラッシュが続く。

とはいえ金メダルは羽生以外には相応しくないということのようで
羽生の登場までお預け状態だ。

ちなみに決戦の日程は16日(金)がショートプログラムで
フリーは17日(土)。

4回転トウループとかルッツとか違いは分からないが
ただただ成功を祈るばかりだ。



一方の羽生善治。

過日は首相官邸で国民栄誉賞を授与されたが
その席にはお嬢さんが同伴したとか。

将棋一途の少年が今や立派なお父さんかと思えば
なんとも微笑ましい。

そして2月17日、藤井聡太五段と朝日杯の準決勝で
新旧激突する。

藤井と羽生、両者のファンを自称しているだけに
この一番どちらを応援して良いのか困ったものだ。



果たして2月17日はどうなるか?

羽生には金メダルをそして羽生には藤井五段に勝利して
若者が大きく成長するためにも壁となってもらいたい。

ともかく二人の活躍は2日後に迫った。


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西郷どん

冬休みの一日、小2で目下歴史にはまっている孫息子から
お誘いの電話があり二人してNHKスタジオパークに出かけた。

昨年来上野の国立博物館、両国の江戸東京博物館へ
出かけているのでお互い無用の緊張もなく仲良く代々木へ。

そのお目当ては「西郷どん(せごどん)」の特別展だったが、その他にも
大河ドラマ、朝ドラ、アニメ、スポーツ、報道などの秘蔵フィルムを
ワンタッチで取り出してふたりで大いに楽しんだ。


(西郷どん)


(真田幸村に変身)

NHKの大河ドラマも半世紀を過ぎてマンネリ化しており
つまらない。

実際ここ数年でまともに見たのは「軍師官兵衛」ぐらいで全く興味も
失せているが、子供には戦国時代や幕末維新を知るには格好の材料の
ようである。

ということで子供の期待を裏切らぬように今年は是非面白い作品にして
もらいたいと思うが、原作の林真理子はともかく脚本の中園ミホは
売れっ子でなかなか腕が立つらしいので期待しても良いかも知れない。



もともと西郷隆盛は国民的ヒーローであり、この人を主人公にした司馬遼太郎の
「翔ぶが如く」なども司馬作品の最高傑作でもあった。

かつて鹿児島の加治木町を訪れたこともあるが、この小さな集落に生まれ育った
西郷や大久保や村田真六、さらにその周辺に集まった薩摩の若者が日本を
動かすことになったという歴史の偶然にはやはり驚きを禁じ得ない。

その歴史の偶然性いや必然性を子供世代に教えてくれたらばと思う。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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