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パラダイムシフト

10年前に発生したリーマンショックは各国中銀による
「低金利政策」と財政拡大で混乱を脱し、今や泰平の時代を迎えた。

とはいえこの間の主力エンジンであった低金利政策も米国などで収束し、
世界経済に金利上昇圧力がかかってきた。

つまりこの10年の成長パラダイムには金利上昇への耐性はなく
新たな「高金利政策」へのシフトに対応するに苦慮することになるのではないか。

つまり金融危機の混乱が招来される確率が高まるのでは?

このような趣旨で「真夏の嵐を呼ぶトルコリラと人民元」と
題してロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1L10DM


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円安論への疑問

2018年の円相場は112円台で幕開けして104円台に達し
再び112円のスタート時点に戻った。

それでは下半期は円安か円高か?

市場では米国一人勝ち状態さらに貿易戦争の影響は軽微であるとして
一層のドル高円安を予測する声が高まっている。

しかし原油安の可能性や貿易戦争の中国経済への影響など
円高の芽も育ちつつあるのではないか。

このような趣旨でロイター通信に寄稿しました。
ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1KA0FM


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ランドパワー

目下ロシア・ワールドカップは佳境にあり
毎夜楽しくそして固唾を飲んで観戦している。

日本代表はウラル山麓のカザ二に拠点を置き転戦している。

そして主戦場はウラル山脈東南部のモルドヴィア、エカテリンブルク
そしてヴォルゴグラード(=スターリングラード)とロシア屈指の百万都市だ。

これらの都市の多くは13世紀にタタールが建てたジョチウルスつまり
キプチャクハン国の交易の中心地として発展したところ。

まさに中央アジアを駆け巡った遊牧民が築いた街と言っても
良いかも知れない。



多くの歴史書は、世界は大英帝国を筆頭に米国、西洋列強など
の海洋民族を主体とした「シーパワー」が席巻してきたと記す。

一方でユーラシアに勃興した遊牧民族から現代の中ロまで、「ランドパワー」と
呼ばれる国々が一貫して世界をリードしてきたとの歴史観も存在する。

つまりボルガ川流域などは「ランドパワー」の本家本元の地であると
言っても過言ではないのではないか。



今世界は「ランドパワー」と「シーパワー」の対決の構図に変化が
生じつつあるように見受けられる。

つまりG7の分裂と米国の威信の低下は明らかで、国際金融秩序の
激変に伴い近い将来ドル不安が招来されるのではないか?

このような趣旨でロイター通信に寄稿しましたので
ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1JM07A


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ツンデレ

「ツンデレ」とはツンツンしていた関係がデレデレ、
つまり過剰に仲良くなることを指す。

すなわちこの間の米朝そして朝韓の関係はこの通りだったも言われるが
金正恩と習近平との会談以降北朝鮮の態度は大きく変容したようだ。

したがって6月12日のシンガポールでの会談は、
延期や中止の可能性が俄かに高まってきたのである。



もともと米国は「リビア方式」など核廃棄について強行路線を主張しており
米朝間で折り合いがつくのか疑問視されていた。

したがってトランプ大統領と金正恩のノーベル同時受賞とまで
はやされたのも夢のまた夢になるかも知れない。

ちなみにオバマ大統領がノーベル賞を授与されその後何も実行できなかったことを
思えば、トランプが受賞してもおかしくなかったのではあるが。



このような状況を踏まえロイター通信に「米朝ユーフォリア崩壊と
円高再来の現実味」と題して寄稿しました。

ご笑覧頂ければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKCN1IN0WW


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いつか来た道

今から30年前日米は貿易摩擦の真っただ中にあった。

その結果プラザ合意そして日米構造協議を通じて
大幅な円高と市場開放を余儀なくされた。

そのハードランディングは日本の経済に
甚大な影響を与え今に及んでいる。

目下の米中貿易戦争を見ていると当時を思い出させるが
中国は日本の轍を踏まぬように賢明に立ち回ろうとしている。

果たしてどうなるのか?

つきましては以下の通りロイター通信に寄稿しましたので
ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1HP083


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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