円高の夏

これから8月の夏休み入りまでの間円相場はどう動くのか?

この解として、「ロシアゲートが増幅する円高の夏」と題し
ロイター通信に寄稿しましたのでご笑覧ください。

ちなみに相場に季節性は無いようで実はあり、
春から夏は輸出予約による円高、秋は大波乱、年末は外資企業のリパトリエーション(利益の本国送金)
による円安、年度末は本邦企業のリパトリによる円高と言った傾向が見られる。

一方目下の金融市場には仏大統領選を無事通過してポピュリズムの
危機も過ぎたとの安心感が広がる一方で米国政情不安も台頭しての綱引きが。

果たしてどうなるか。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKCN18F0LC


.
スポンサーサイト

日本売り

朝鮮半島は中国軍が国境に展開していると伝えられるなど
緊迫化しており、この週末が危険視されている。

その中で、市場には「有事の円買い」という使い古された
アクションプログラムが横溢し、万一に備えて「円買い」での
対応が当然視されている。

果たしてこの対応が正しいのか?

実際1973年の中東戦争勃発から2000年頃までは
「有事のドル買い」だった。

「有事のドル売り」になったのは2001年の米同時多発テロ
以降である。

今回の事案は日本の近隣で起き、日本には経済・金融面に加え
物理的損害が懸念される。

したがって、これまでの「円買い」を当然視するのは危険ではないのか。
株売り・円売りの「日本売り」をメインシナリオとすべきではないのか。

以上の趣旨を踏まえ、「朝鮮半島有事は日本売り」
と題してロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN17F0DO



.

米中の行方?

4月上旬に習主席が訪米する。

中国はメンツをかけて安部首相以上の
接遇を求める見込みだ。

習主席の一挙手一投足全ては権力構造が大きく変わる
共産党大会に向けてのパフォーマンスだ。



この環境で全人代が行われたが昨日波乱なく終わった。

(もちもろ水面下で何が起きているかは見えないのだが)

この状況下貿易不均衡に関する米国からの牽制球、
特に人民元安誘導批判については神経質となっている。

3兆元を割り込むなど外貨準備が急速に減少する中で、
1ドル7人民元目前とその低下傾向は止まらない。

管理フロートからクリーンフロートへの移行というIMFからの宿題を
抱える中で中国の為替・金融政策の舵取りが難しくなる。

果たして中国は、「為替操作国」と名指しで批判される中で
どのような対応をとるのか。



ついてはロイター通信に「米中雪解けの正念場」と題して
寄稿しました。


http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN16L0EU


.

PPP

円相場の先行きについて現在市場の見方は分かれており
手詰まり感が出始めている。

こう言う場合は基本に戻るのが上策であり、
古くて新しい手法である購買力平価(PPP)を探った。

PPPと言えば、消費者物価ベース(127円)、輸出物価ベース(76円)、
企業物価ベース(97円)と3種類あるがその水準はまちまち。

もっとも妥当なのは輸出物価とも言われる76円。

とはいえ現実感に乏しいので、ここは百歩譲って
企業物価の97円を適正水準と仮定した。

そして相場は絶えずこの水準を中心に上下動して
PPPに収斂すると考えられる。

つまり円相場のフェアーウエーは97円がセンターであり
87円ー107円をアップダウンすると見るべきではないだろうか。

つまり今の113円水準は「ラフ」であり、120円などOBゾーンだ。
したがって将来的にはフェアーウエーのセンター(97円)に向かうのではないか。

と言った趣旨でロイター通信に「10年周期の金融危機は杞憂か」
と題して寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN15W0AY


.

米中経済戦争

大統領就任式を経てメディアはどれもこれもその
関連ニュースで溢れている。

トランプネタは飽きたと言う向きも出てくるほどに、この2か月の
トランプラリーは相場の最後とも言える凄まじさだった。

これまで期待が大きかっただけに今後は失望により
大調整が起きてもおかしくないと言ったところだ。

とくに米国と中国の関係悪化は必至で、
貿易不均衡問題と為替問題がクローズアップされるだろう。

人民元安が槍玉に上がるあおりを食って、日本の黒字そして
円安も狙い撃ちをされかねない。

このような趣旨でロイター通信に「米中経済戦争は宿命か」
と題して寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-yoji-saito-idJPKBN1550DO


.
プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR