五輪後の危機

平昌五輪は残すところ5日となったが、
日本のメダル数はすでに金2個を含め10個となった。

マスコミは大はしゃぎで、すでに羽生と小平については
国民栄誉賞との声まで出ている。

それでなくとも安倍首相は在位5年で6人にも授与
するなど乱発気味で、余り人気取りに走らぬように
周辺には良識を期待したいところだ。

現役選手が早くもらうとろくなことはないだろうし
イチローのように辞退することも視野に入れる
べきだろう。



ところで祭りは当然終わりがやってくるが、「平和」が
余りにも人為的に演出されただけにそのツケが懸念される。

ついては「平昌五輪後に待ち構える日本の国難と円高」
と題してロイター通信に寄稿しました。

その趣旨は、米国国内ではロシアゲート、財政悪化そして
貿易摩擦懸念、そして北朝鮮は再びミサイルと核実験など
強硬姿勢を示す可能性が高い。

したがって日本は米朝の影響にさらされ、その結果
招来される円高により経済の悪化が避けられない。

ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKCN1G20H7


.
スポンサーサイト

戌笑わない

「戌笑わぬ2018年の円高シナリオ」と題して
ロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

(要旨)

以下3つの理由により2018年は株高・円安のリスクオンシナリオ
は考えにくく、円高の1年となりそうだ。

①日本は五輪、改元を前にミニバブル状態となっているが、
 これまでの経験則から間もなく破裂することになるだろう。

②さらに構造的問題が円高要因としてのしかかる。
  つまり生産年齢人口は2022年まで女性や高齢者の活用で増加するが、
  それ以降は総人口の減少に伴い急激に減少トレンドとなり、
  もはや経済の浮上は考えにくくなる。

③また金融の正常化への動きが米欧日で進むが、最も市場に
 インパクトを与えそうなのが出遅れ感のある日銀。

 つまり日銀が重い腰を上げて金融政策の修正を始めた際の
 円高へのインパクトは途方もなく大きいものだと覚悟する必要があるだろう。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1FB083


.


5つのリスク

「2018年の円高相場を招く5つのリスク」と題して
ロイター通信に寄稿しました。

(要旨)

円相場は下記5つのリスクに囲まれており、5年にわたった円安地合いが
大きく円高へと触れる可能性が高い。

そのリスクは次の通り。

①トランプリスク  就任1年目は期待が懸念をうわまったが、ロシアゲートなど
            米政権を覆う政治リスクはドル安の引き金になる恐れが大きい。

②東アジアリスク 半島リスクに加えて習近平への権力集中が進むチャイナリスク
            はテールリスクである。

③ユーロリスク  メルケル政権が組閣できない状況が続くなど欧州の盟主ドイツの
           政治不安定化はまたぞろ欧州危機の再発へとつながる可能性を否定できない。

④中東リスク   サウジとイランの対決ムードが高まっており、
           2018年の地政学リスクは中東こそ危険地域ではないか。

⑤黒田リスク  黒田日銀総裁の任期が4月に切れることや出口戦略の
          必要性が叫ばれる中でいよいよ日銀の金融政策に動きが
          あるかも知れない。その円相場への影響は甚大だ。

以上ご笑覧いただければ幸いです。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1EK0BQ


.

大いなる安定

「大いなる安定」(グレートローテーション)とは2004年にバーナンキ氏
(後にFRB議長に)が市場と経済が安定する当時の状況を表現した言葉だ。

しかしその結末はリーマンショックに襲われて惨憺たる事態に
及んだことは未だに記憶に新しい。

いまの「円相場」は過去2年110円前後で推移して、
まるで山のように動かないという認識が広まっている。

とはいえ安定が長く続けばその次に来る波乱もまた大きいものだ。
円安に限界がある以上、次の円高の底は深いのではないか。

このような趣旨でロイター通信に寄稿しました。
下記ご参照ください。



ちなみに①期待は時間の経過とともにしぼむ②上がった相場は必ず下がる、
③理由がなくても相場は動く④理由は後からついてくる、という経験則は
いい加減に聞こえるが案外真実に近いものだ。

ということで2018年も「治に居て乱を忘れず」をMOTTOとしたい。

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN1DR07M


.

インフレ税

総選挙では増税凍結、中止などリップサービスの応酬で
全く財源についての言及はなく財政再建は遠のくばかりだ。

しかし日銀の歴史的な低金利政策のおかげで国債発行コストは
圧縮されているので何とかなっているが、将来金利が上がれば
政府の首は回らなくなるだろう。

実際基礎的財政収支(PB)の2020年黒字化の目標も
放棄され、これから世界最悪の日本の財政再建は
どうなるのだろうか?

この解決策として政府はインフレを引き起こして貨幣価値を切り下げて
借金を目減りさせようとの作戦ではないか?

つまり痛みを伴う政策は採らずにインフレが起きるのを待ち、
将来個人の資産を目減りさせるつまりインフレ税を払わそうとしているに違いない。

このような趣旨で「財政再建を軽視する日本政治の帰結」
と題してロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-yoji-saito-idJPKBN1CU07K


.
プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR