米中の行方?

4月上旬に習主席が訪米する。

中国はメンツをかけて安部首相以上の
接遇を求める見込みだ。

習主席の一挙手一投足全ては権力構造が大きく変わる
共産党大会に向けてのパフォーマンスだ。



この環境で全人代が行われたが昨日波乱なく終わった。

(もちもろ水面下で何が起きているかは見えないのだが)

この状況下貿易不均衡に関する米国からの牽制球、
特に人民元安誘導批判については神経質となっている。

3兆元を割り込むなど外貨準備が急速に減少する中で、
1ドル7人民元目前とその低下傾向は止まらない。

管理フロートからクリーンフロートへの移行というIMFからの宿題を
抱える中で中国の為替・金融政策の舵取りが難しくなる。

果たして中国は、「為替操作国」と名指しで批判される中で
どのような対応をとるのか。



ついてはロイター通信に「米中雪解けの正念場」と題して
寄稿しました。


http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN16L0EU


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PPP

円相場の先行きについて現在市場の見方は分かれており
手詰まり感が出始めている。

こう言う場合は基本に戻るのが上策であり、
古くて新しい手法である購買力平価(PPP)を探った。

PPPと言えば、消費者物価ベース(127円)、輸出物価ベース(76円)、
企業物価ベース(97円)と3種類あるがその水準はまちまち。

もっとも妥当なのは輸出物価とも言われる76円。

とはいえ現実感に乏しいので、ここは百歩譲って
企業物価の97円を適正水準と仮定した。

そして相場は絶えずこの水準を中心に上下動して
PPPに収斂すると考えられる。

つまり円相場のフェアーウエーは97円がセンターであり
87円ー107円をアップダウンすると見るべきではないだろうか。

つまり今の113円水準は「ラフ」であり、120円などOBゾーンだ。
したがって将来的にはフェアーウエーのセンター(97円)に向かうのではないか。

と言った趣旨でロイター通信に「10年周期の金融危機は杞憂か」
と題して寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN15W0AY


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米中経済戦争

大統領就任式を経てメディアはどれもこれもその
関連ニュースで溢れている。

トランプネタは飽きたと言う向きも出てくるほどに、この2か月の
トランプラリーは相場の最後とも言える凄まじさだった。

これまで期待が大きかっただけに今後は失望により
大調整が起きてもおかしくないと言ったところだ。

とくに米国と中国の関係悪化は必至で、
貿易不均衡問題と為替問題がクローズアップされるだろう。

人民元安が槍玉に上がるあおりを食って、日本の黒字そして
円安も狙い撃ちをされかねない。

このような趣旨でロイター通信に「米中経済戦争は宿命か」
と題して寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-yoji-saito-idJPKBN1550DO


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大山鳴動鼠一匹

日ロ首脳会談が行われたが、大山鳴動鼠一匹で
メディアが大騒ぎしたが進展もないままに終わった。

一方、蜜月化するロ中は、アムール川の珍宝島を巡る係争地を
二等分して国境問題を片づけたが、日ロとの間ではこんなに
うまく行くはずもないだろう。

とくに日本とロシアの接近には米国が目を光らせており
そうたやすく前進するとも思えない。

国際関係は昔からとても複雑ではあるものの、
とりわけ2017年は米国・ロシア・中国さらに欧州を加えて綱引きがこれまで以上に
激しくなるだろう。

そんな中で日本はどのようなポジショニングを取るのか?

ついては、ロイター通信に「日ロ関係の複雑化招く米中要素」
と題して寄稿しました。ご笑覧頂ければ幸いです。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN14B0ML


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トランプ相場

「トランプ相場は世界動乱期のあだ花か」と題して
ロイター通信に寄稿しました。

ご笑覧いただければ幸いです。

(要旨)

トランプ相場も早晩はげ落ちる。

その目途は年内もしくは来年4月末、つまり
大統領就任後の蜜月100日が過ぎたころ。

その先に待っているのは「グローバル疲れ」により欧米が一歩後退
する中で、中国はじめ新興国が主導するパラダイムへと転換するのでは。

(追伸)

本日知り合いのお医者さんから聞いたところでは、
トランプ氏のスーツはイタリアのブリオーニの最高級品だとか

このお医者さんは先日御殿場アウトレットで60万円のブリオーニの
スーツが17万円で売っていて買うかどうか悩んだそうだ。

やはり高すぎるし着て行く機会がないとのこと。

それにしてもスーツが似合うのは背が高くて
引き締まった体のオバマ大統領だとの結論に達した。

確かに広島を訪問した時の姿は印象的だった。

http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN13H0KC


プロフィール

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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