ブルージュ





今年の夏は2度にわたり新宿高島屋にあるベルギー料理の
専門店「ブルージュ」に行った。

もちろんお目当てはベルギービールで、ステラ・アルトワ、ヒューガルテン、
レフ・ブラウンなど。

早目に行けば一杯千円前後が500円になるというサービスも付いている。

また現地のようにバケツに山盛りとは行かないが、ムール貝の
白ワイン蒸しなども楽しめてなかなか。

さらに14Fのお店から新宿御苑や四谷方面の夕景も
一望できるのでお勧めしておきます。



ベルギーは人口1千万人程度の欧州の小国で近頃でも
EU以外のニュースは目にしない日本からは遠い国。

とはいえかつては仕事で頻繁に訪れていた懐かしいところでもある。

とりわけブルージュはハンザ同盟の一員で北海やバルト海の商業の
中心地として栄えたところ。

12世紀当時は北イタリアのフィレンツエやジェノバと海路もしくは
フランスを縦断する陸路を通して交易が進んだ。

おかげでシャンパーニュ平原やブルゴーニュ地方の諸都市では
南北からの商人が7日や10日ごとに集まっては市が立っていた。

したがってブルージュの旧市街にはイタリアなど各都市の商館などが
建っていて、今もホテルなどとして当時の姿をとどめている。

この町が衰退したのは大西洋へつながる海の道が浅くなったせいで
いつしか運河の町は立ち枯れてしまった。



ということでこの店はたまにベルギーに思いを馳せる格好の場所である。

因みに筆者周辺にベルギーで働いていた3人の銀行時代の為替仲間たちがいて
季節に一度赤坂の馴染みの店で飲んでいる。

10月の会合は珍しく店を変えることになり人形町の鮨屋に遠出するが
このベルギー通の友人たちをこの店に案内して感想を聞いてみたいとも思う。

つまり目下ベルギービールがマイブームなのだ。



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免許更新




運転免許更新のため新宿の都庁に行った。

少し懸念した視力検査も無事パスして5年間の
運転の権利を確保した。

そして講習は高齢者問題ばかり。

これは警察としても、日本社会としてもゆゆしき2025年問題つまり
65歳以上が全人口の1/3にそして75歳以上が1/5にも上る超高齢社会の
出現が迫っていることへの危機感の表れだ。

これを前にあのドリフの高木ブーが84才で免許証を返上し
改めて運転経歴証明書が交付された。

その顛末を文春に書いていたが、人気者の免許返上を啓蒙活動に利用しようと
そのセレモニーに都知事、警視総監などが出席して話題を呼んだようだ。

やはり早めに運転卒業に向けて心の準備をすることは
身のため、世のため、人のためと言うことか。



とりあえず帰途新宿高島屋でひとりお祝い会。

ビールの無料チケットがあったので「ブリュージュ」にてベルギー料理でアルトワを飲もうかと
も思ったが、結局「つな八」で天麩羅とビールのマリアージュ。

そして天麩羅を味わいつつ先日NHKスペシャルでの「すきやばし 次郎」と
門前仲町の「てんぷら みかわ」店主の職人芸を思い起こした。

この番組では91歳と70歳の両店主が30年にわたりお互いを意識して
切磋琢磨してきたとのことで、特に双方とも海老に対するこだわりを
語っていた。

特に天麩羅は、衣はあつあつでも中は常温に近いように仕上げるとか。

とはいえ新鮮な具材を使っていることから、生食で十分で
揚げる必要もないということだろうか。



それにしてもランチのビールは良く効いて、達成感と安心感も
入交り気分の良い午後となった。

ともかく飲んだら乗るな、居眠り運転厳禁を胸に、
これから5年無事故無違反で運転しなければ。


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焼鴨

横浜中華街の朝陽門そばの「鴻昌」には美味しそうに焼鴨(シューゴー)が
ぶら下がっており、遠路出かけるといつも出迎えてくれた。

残念ながらこの店は昨年末に閉店したのだが、
そのなんとも言えない甘みが恋しくなって焼豚(チャーシュー)を作ってみた。

クックパッドの中でも「超簡単」と言われるレシピを選んで
挑戦したのだが、ちょっと醤油が多いのではないかと心配した通り
結果は辛くて残念なものになった。



中華料理と言えばテーブル以外の4本足は、そして飛行機以外の
空飛ぶものも全て食材にすると言われている。

このようにその食材は多岐にわたるが、その代表の一つは鴨であり、
とくに焼鴨および焼鴨飯(焼鴨をごはんに乗せたもの)は秀逸だ。

実際香港には北京鴨を専門とする高級料理店と違い、
焼鴨飯を売りにする店があり、その代表が「鏞記」(ヨンキー)と言った。

成功した財閥トップたちが苦力(クーリ―)として働いた若い頃を
思い出すべく訪れると言う名店だった。

筆者も店内で食べたりランチの持ち帰りなどでよく愛用したが、
今も流行っているらしい。



日本料理で鴨と言えば、何といっても鴨ナンバンだが、
フランス料理では、「鴨のソテーオレンジソース」だろう。

それを得意とするのが、シャンゼリゼ通りから
一本小道に入った「ラセール」だ。

辻調理師学校の創始者辻静雄の半生を描いた「美味礼賛」にも
登場するように半世紀以上前からフランス料理界で輝く存在だ。

高いだけにおいしいのは当然ではあるものの、
その味を再現してみたいと思う。

と言うことで材料費も高そう、そして難しそうで失敗リスクが高いが、
「鴨のソテーオレンジソース」に早晩挑戦したいと考えているところだ。

結果はまた改めて。


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節分

遅まきながら銀行時代の仲間との新年会。

本日の料理は少し高目で、煮凝りに始まり、フグさし、フグ鍋、
唐揚げ、雑炊、ヒレ酒とフグ尽くし。

白子がなかったが、これも頼むと値段が跳ね上がるようで省略。




(お多福と鬼)

今日のメンバーは3~40年前から為替ディーラーとして
苦労と時間を共有してきた仲間たち7人。

紅一点の川合さんは今や人形町にオフィスを構える
情報会社の女性経営者だ。

水天宮前にある「壽堂」の節分豆をお土産に頂いた。

早速ご利益に預かるべく口に運んだが、
年の数だけ食べるのは大変。

あっという間に枡の底が見えた。



皆さんは今も何らかの形で為替相場に足を突っ込んで
忙しい日々を送っている。

一番暇なのは料理修行中で年長の筆者の模様。

少し申し訳ないとも思うけれど、年の功に免じてもらおう。

次回の会合は円相場が90円を割れた頃が望ましいが、
トランプラリーが続いているので永遠にその日はやって来ないかも知れない。

いや20円ぐらいの変動など3か月もあれば十分なのが為替の世界だ。

ともかく皆さん浮き沈みの激しいこの世界で生き延びることが
出来たのは幸運だったのか実力だったのか。




クックパッド

米大統領就任式も終了して、これからトランプ政権の
スタートダッシュが注目される。

大統領は米国の大手企業との朝食会や指先介入つまりツイッターで
国内製造業の米国回帰を図ろうとしている。

この中で中国、メキシコとともに日本への風当たりも強くなってきた。

トヨタがソフトバンクに続いて米国に100億ドル(1.1兆円)の投資を行うと
先般発表したが、対ビッグ3と異なりトランプ大統領からサンキューの一言もなかった。

貿易収支の不均衡について為替の調整効果が疑問なのは明白だが、
万民にとり分かりやすい政策なので今後ドル安の動きの加速化は否定できない。



ともかく米国に次ぐ今後の注目材料は欧州か。

米国と英国間においてFTA交渉が始まるが、「あの女」と呼ぶメイ首相と
トランプ大統領はまともに議論を行うつもりがあるのか、注目されるところだ。

また夏以降に予定されるドイツの総選挙では劣勢だった社会民主党(SPD)は
シュルツ氏(前欧州議会議長)を首相候補として押し立ててメルケル氏に
挑戦することになった。

現状世論調査では全くの互角だが、果たして
キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)のメルケル首相の運命はいかに?

それでなくとも各国とも右翼の台頭が目覚ましく、
フランスの大統領選もどうなるやら分からず、いやが上にも
欧州への関心が高まってくるだろう。



このように欧米の政治情勢は熱いものの、蚊帳の外に
なりつつある日本国内は大寒を過ぎて寒さがつのる。

ともすれば「こたつみかん」と引きこもり勝ちになるので、
頭と体を動かすために、料理にトライすることにした。

近頃は料理本などなくてもネットをみればクックパッドが
簡単レシピを提供してくれる。

今年に入り白菜のクリーム煮、親子丼、高野豆腐の含め煮などを
作ってみたが、昨日はポトフに挑戦した。

圧力鍋が使いこなせないので、半日鍋の付近をうろついた結果、
出来上がりは添付写真のとおり。

野菜の煮くづれもあり美味しそうに見えないのが残念だが、
実はなかなかと自己採点。

と言うことで暫くクックパッドを見ながら挑戦の日々が続きそうだ。


(ポトフ)





プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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