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小樽ビール

風薫る五月、今日は下北沢を目指して歩いた。

この界隈は江戸時代大場家や膳場家が
開墾を進めたと言われる。

その末裔の大場智満元財務官は、「趣味が植木」と語り、
休日は邸内の大木の枝落としなどに励んでいたと言う。

それを早合点したある銀行の頭取が「盆栽ですか?」と
尋ねたが、真相を知ってとんだ恥をかいたとのエピソードがある。

そして東大医学部を卒業した美人キャスターとして名高い
膳場貴子アナもかつての大地主の子孫と言うことらしいが?

ともかく普段は学生で賑わうはずの下北沢も人波は乏しく
、異彩を放つのは花屋さんのみ。

母の日を前にした店頭をカーネーション、クレマチス、
紫陽花などが飾り、その華やかなこと。

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コロナによる休校を受けて給食用の牛乳が廃棄寸前
と言われるが、生ビールも同じ試練に直面しているようだ。

知人の知人が「小樽ビール」の生産者で
困っていると聞き少しでもお役に立てればと営業協力。

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道内限定から初めて本州へ出荷されることになったこのビールは
津軽海峡を越え、丸2日半をかけて我が家に到着。

実際函館から青森の間はフェリーもしくは新幹線に乗り換え、
再びトラックで東京までと長旅をしてきた。

飛行機なら2時間もかからないので近頃忘れていたが、
やはり北海道は遠いと今さらながらに思う。

年初の予定では6月末に小樽、余市、神威岬、ニセコを巡り
海の幸と蝦夷富士の雄姿を楽しもうと計画していたのだが。

そんながっかりしていた折の小樽ビールの出現で、運河や倉庫の風景を
思い出しながら飲めることになった。
禍福あざなえる縄の如しか。



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原宿界隈

12月6日(金)  曇り  9度

師走で金曜日と飲むのに最適な夜、人出で賑わう原宿に出かけた。

この山手線の駅舎も中央線・国立駅と同様に人々に愛されてきたが
老朽化が進み目下建て替え工事が進んでいる。

そして日中中高生や学生でごった返し、決して足を踏みいれたい
と思わない竹下通りのゲートをくぐったのである。

夜は案外空いていて安心し、さらに通りから一本入った静かな
小径を抜けたところにある「原宿はしづめ」に向かった。

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(原宿駅)

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(竹下通り)

この店は大正時代のレトロ・モダンを感じさせる外観で
店内も和風と中華風を混在させつつ落ち着いている。

料理は中華のフルコースながら最後はこの店が
得意とする中華麺で締めるという。

今夜は原宿に居を構える経済誌を専門とする出版社の
方々らとの忘年会で、ワインを飲みながら語りあった。

それにしても出版不況は相当深刻なようで、紙媒体から
WEBへの転換はコストはかかるものの急務の様である。

昔人間の筆者からすればこの業界は「東洋経済」が人気実力ともに
リードし、エンタメ性を追求する「ダイヤモンド」やアカデミズムに軸足を置く
「毎日エコノミスト」が追う展開と認識していたが。

結論から言えばどれも売れ行きは厳しいようで、部数だけで見れば
定期購読に絞っている「日経ビジネス」が健闘していると言うことだ。

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(原宿はしづめ)

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(前菜)

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(〆の中華麺)

今回最もポジティブサプライズだったのはひとりの人が見せてくれた
自動翻訳・通訳機の実力。

74言語への変換が即時可能とかで、翻訳については文字や文章の
写真をとった瞬間に多言語へ翻訳される。

そして日本語を吹き込むと瞬時に外国語へと通訳される。
何と素晴らしい性能、そして僅か3万円というのだからさらに驚いた。

AIの実用化が進むのは必至とはいえ20年もすれば通訳のみならず
銀行員、医者などの仕事が減るのは当然だろう。

時代の急速な変化を感じる夜となった。


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時雨

11月23日 (土) 雨  12度

昨日気温の急降下とともに降り出した雨は
時に強く横なぶりとなった。

これはまさに秋から冬にかけた気象現象で
冬の訪れを知らせる「時雨」と言うものだ。

20年前に観た吉永小百合と渡哲也主演の「時雨の記」は
人生の晩年を迎えようとする大人の恋の話だった。

亡き夫の友人と時雨の季節に出会った主人公は、舞台を鎌倉から京都、
飛鳥へと転じながら愛を深めるという作品だった。

若いころに結婚をと願った渡と共演できた吉永にとって
とても貴重な作品であったに違いないと勝手に思ったものだ。



陰暦10月12日は俳聖芭蕉の「時雨忌」である。

生きている時から時雨には思いがあったとされ
いくつかの句を残している

「世にふるも さらに宗祇の やどりかな」

「笠もなき われを時雨るる かこは何と」

「旅人と 我が名呼ばれん 初時雨」

さらに多くの俳人歌人が詠んでいる。

「今はとて わが身時雨に ふりぬれば 
 言の葉さへに 移ろひにけり」(小野小町)

「時雨るるや 我も古人の夜ににたり」(蕪村)

「うしろすがたのしぐれてゆくか」(山頭火)



本日は時雨るあいにくのお天気の中、成城の「シェ松尾」にて
玉川学園前に住むSさんご夫妻とランチ。

お二人には2人の娘さんと男のお孫さんが3人。

昔から仕事も一緒で加えて家族構成も似ていることから
親しくお付き合いしてきた。

ということで娘家族たちとの交流などよもやま話に花を
咲かせつつ、土曜の午後を過ごしたのである。

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(雨に濡れるテラス席)

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(アミューズ)

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(海老のメレンゲ)

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(鴨のロースト)

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(栗のお菓子)



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神楽坂

11月1日(金) 晴  23度

「就任後3度台風が日本を襲った」と
雨男・河野防衛大臣が言っていた。

確かにこの秋は雨が多かったが今日は一転して
最高の秋晴れとなり青空が広がった。

本日はパリから一時帰国した竹下節子さんを交え高校時代の
友人たちとの「5人会」に神楽坂「ラリアンス」に出かけた。

ここはかつて花街として知られていたが、今は黒塀のある
路地裏に代表される情緒の残る町として人気のスポットへと変身した。

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(ラリアンス個室)

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(デザート盛り合わせ)

10年余り前脚本家・倉本聰が老舗料亭を舞台にした
ドラマ「拝啓父上様」でこの町の情緒を描いていた。

その主人公そして料亭の女将役は八千草薫。

本当に年をとっても可愛い女優だったが、まさに故人を
偲びつつこの地を再訪するタイミングとしては良かった。

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(カナルカフェ)

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(お堀)

フランス料理でお腹いっぱいとなったあと、2次会は飯田橋に
戻る途中の外堀通り沿いにある「CANAL CAFE」へ。

ここ数年このオシャレなお店が神楽坂の人気を一層高めたのは明らかで
お堀そしてJR中央線を見ながらのひと時は都会にいることを忘れさせてくれる。

コスパ抜群の神楽坂満喫コースに友人たちも満足してくれたようだ。

次回は桜の頃に雷門の提灯下に集合して浅草寺をお参りし
「小柳」で鰻を食べることにしたいと思っている。


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母の日

5月12日(日)  晴  24度

「母の日」と言えばピンクのカーネーションが定番だったが、
昨今は紫陽花が流行りつつあるのか。

娘から家内に送られてきたピンクの紫陽花は
花の大きさ、色、形がカーネーションを彷彿させ思わずパチリと撮った。

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今日は伊豆から上京してきたHさんご夫妻と赤堤のフランス料理店
レ・リース」(Les lis=百合)でランチ。

レストランは我が家から徒歩圏内にあるが、「乗り鉄」「撮り鉄」の
気分を味わおうと遠回りながら松陰神社前から松原まで世田谷線に乗った。

世田谷線は50周年を迎えたとかで従来車両に加えて
豪徳寺の招き猫をイメージした「幸福招き猫電車」が走っていた。

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(従来型車両)

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(幸福招き猫電車)

そして肝心のレストランは都心から離れた住宅地にあるが、
コスパ良好のなかなかのお店だった。

コース料理に白ワインを飲みつつ昔話に
花を咲かせた。

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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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