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ヤクザの女

9月の自民党総裁選を前にして対抗馬で霞が関・開成OB会が
支持する岸田元外相が将来の禅譲を期待して出馬見送りを表明した。

この結果疑問符の多い石破や人望がなく推薦人20人も
集まらない野田聖子では太刀打ちできず、安倍の3選がほぼ決まった。

これで東京五輪は安倍首相の下で行われることになる。

それでなくとも忖度政治が横行し国会をほとんど空転させ
最後には法案を強行可決するなどのやり放題が続くことになる。



ところで女性リーダーを自認する野田聖子総務相は目下
女性総理の大本命と言われているらしい。

特に酒が強くてかつてマドンナと崇めた議員OBたちに人気があると
言われるが、現役からはまったく評価されていない。

実際政策面では具体的ポリシーはないようで、ひたすら男女共同参画
つまり男性と同数女性に(能力に関係なく)ポストを与えろ
というのがスローガン。

なによりも恐ろしいのはこの人は「やくざの女」と言われるように、
(将来ファーストマンとなる)夫は暴力団の元構成員で前科2犯。



目下野田総務相には金融庁が取り締まる仮想通貨業者に絡み
キナ臭い話がついて回る。(このもぐり業者は結局廃業に追い込まれた。)

野田事務所は総務相が親しくする芸能人GACKTをはじめとする
あやしい知人たちを守るために金融庁に直談判(=圧力)をかけたようなのだ。

いま朝日新聞では職権を使い知りえた情報を最大限に利用する
野田総務相に的を絞り追及キャンペーンを張っているところだが
今後どうなるのか。

金融庁も野田総務相に忖度して情報を野田に横流し、
野田はまた酒席でその情報をマスコミ他社に流したとされる。

どちらにしてもやることなすことがあやしいこんな人が首相に
なることだけは勘弁してもらいたいものだ。


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G7とSCO

週末に行われた主要7カ国(G7)首脳会議は
トランプ米大統領に翻弄される形で終了した。

トランプ大統領はG7を「気が散る」と言いつつ途中で切り上げ、
米朝首脳会談が行われるシンガポールに向かった。

挙句に貿易の自由と公平を目指す方針を掲げる首脳宣言の
受け入れを拒否するちゃぶ台返しを行った。

それでなくともG7(当初はG5)が発足して45年が経ち
その使命の終わりを感じさせるものだった。

これらの国々の経済規模は80年代には8割に達していたが、
今や5割を切っている。

さらに人口も1割程度に止まり結束力も失ってはもはや
政治ショー以上のものではなくなったというところだろうか。



一方同期間に青島で開催されたのが上海政治機構(SCO)。

中国を中心にロシア、中央アジア諸国にインド、パキスタンも加えた
8か国で構成され、さらにオブザーバーとしてイランのロウハ二大統領も参加。

この会合の役割について習近平は、「地域の安全を守り、共同発展を促進し、
グローバル統治を改善する重要な力だ」と強調しており、中ロが周辺国を
取り込む形で米国に対抗し、影響力を広げる意図を鮮明にしている。

これら加盟国の総人口は30億人を超え、くわえてエネルギー資源の豊富な国が
多いことさらに半数の4カ国が核兵器を保有する点も特徴と言えるだろう。



実際国際政治への関与については、北朝鮮問題について
協調姿勢を見せる中ロは金正恩の後ろ盾として動くだろう。

また米国が離脱を表明したイラン核合意でも、イランとの経済連携などに
意欲を示して米国をけん制している。

一方、経済分野においてSCOは加盟国による自由貿易圏を目指しており、
2国間交渉を重視するトランプ米政権と異なる立場だ。

また中国が経済圏構想「一帯一路」の発展を前面に
近隣諸国との緊密化を図っているだけに、G7よりもSCOの
協調体制が世界の政治・経済への影響力を高めて行きそうだ。

ともかくG7の形骸化が進む一方でSCOの台頭が注目される
週末となった。




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政局流動化?

毎日新聞の世論調査によると、安倍内閣の支持率が26%と
ついに危険水域の3割を切り、不支持率も5割を超えた。

もり・かけ問題において黒を白と見え透いた嘘を重ねる姿に
国民がそっぽを向くのも当然というところだ。

ことの真相はよくわからないとしても、昭恵夫人が名誉校長であった
事実だけでも首相夫妻の関与そして政権の責任は明らかだ。

これまで9月の総裁選に向けて安倍3選は確定との見方が
支配的だったが、今後については要注意だ。



実際柳瀬元秘書官の厚顔、さらにセクハラの福田財務次官
などの一切合切も安倍政権への嫌悪感を増幅することになっており
果たして挽回の一手はあるのか。

そこで期待されているのが明日(17日)からの日米首脳会談。

週末には神奈川県の病院に入院した横田さんをわざわざ訪ねて
拉致問題への前向き姿勢を見せては人気をとる姿には不快感を催す。

そんな姑息な手段に国民が騙されるわけもないのだが。



そしてマール・ア・ラーゴで行われる会談のテーマは
①北朝鮮への対応、②鉄、アルミにかけられた高率関税の撤廃など。

とはいえ逆に米国からは

①為替報告書で指摘されたように実質実効レートベースで過去20年と
 比較して25%も円安に振れていることへの是正。

②二国間FTA交渉開始、つまり貿易収支改善に向けての個別要求など。

が突き付けられる可能性も高い。

果たして日米首脳会談は吉と出るのか凶と出るのか?

ともかく次の首相としてふさわしい人物として小泉進次郎が
石破を抜いた模様で、いよいよ政局は流動化してきた。



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春分の日

開花宣言が早々と出され春が来たかと思ったが、
冬と春を分ける日に雪が降った。

とはいえ卒業式真っただ中のこの季節、
当時を思い出しつつ同窓の友人たち5人でランチに出かけた。

行き先は首相官邸の裏手にある都立日比谷高校の
同窓会館内「シーボニア」。

ワイン付きのブッフェで1900円とお値打ち価格。

OBに政官財の有力者が多いとはいえこんな同窓会館が
作れるのかと大阪の公立高校出身者たちは驚いたのだ。



2次会はキャピトル東急のラウンジ「ORIGAMI」。

ここのお茶はドトールのコーヒーの5倍はするが
さすがに静かで落ち着ける。

そして「首相動静」にしばしば登場する場所だけに、
知った政治家がいるかと見まわしたが特段見えず。

なるほど27日に佐川氏の喚問が予定されるなど
目下国会は森友問題で多忙のようだ。

それにしても福島県出身で苦学して国税庁長官まで
上り詰めた佐川氏は一人詰め腹を切らされる見込み。

事実を述べれば今後保証されている天下りやわたりが水の泡に
なるとすれば、口をつぐみひとり罪をかぶることになるのも当然か。



安倍内閣は発足して5年半が経過したが、これまで日本の政治の
安定度は抜群と見られてきた。

しかしここにきて内閣支持率が3割台となったことも加わって、
海外の投資家が素早く反応して、株安・円高へと振れる場面が増えている。

実際この秋の自民党総裁選では小泉進次郎氏が押す
とされる石破氏が急浮上してきたようだ。

それに続くのが岸田政調会長。

今や霞が関の主流となったのが、これまでの日比谷高校OBに代わり
開成学園OBとかで、そしてそのOB会が押しているのが開成から
慶応へ進んだこの人だとか。

果たして安倍、石破、岸田の三つ巴が予想される今秋の
総裁選を勝ち抜くのは誰だろうか。


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次の首相は

ローマ在住の塩野七生氏が傘寿を迎え、同時に
「ギリシャ人の物語」を書き上げたことで長編から卒業するそうだ。

この40年余りフィレンツェ、ベネチア、ローマの歴史を書き、
さらに十字軍、イスラム、ギリシャなどへと守備範囲を広げてきたが
ついに体力的な限界に達したとのことだ。

さすがに1年に1作を書き上げるのは大変な作業だったようで
これからは短いもの、例えば文春の巻頭の辞などを中心にするようだ。



塩野氏は歴史上の人物ではとりわけカエサルや
アレキサンドロス大王など英雄を愛してはページ数が増えた。

この延長線上で現代の日本の政治家の中では若くてハンサムな
小泉進次郎氏に期待をし、文春の新春対談でエールを送っている。

この小泉氏と言えば36歳と若いが、フランスやオーストリアで
は30代の若いリーダーが登場したように、進次郎氏を
次期首相として強く推挙しているのだ。

安倍政権は今年9月の自民党の総裁選を通過して、さらに3年
続投する見込みだ。

その後継には様々な名前が挙がるものの、残念ながら誰一人として
魅力ある人物はおらず進次郎氏へと一気に若返るのも良いかも知れない。



安倍首相はといえばいよいよやりたい放題で、憲法のみならず
天皇即位や改元にもいろいろ独自色を出そうとしている模様だ。

新元号についてはすでに候補は絞られている。

「平成」は安岡正篤の起案とされるが、昭和天皇ご崩御
のかなり以前から準備されていたようで、ライバルの「文思」を
競り落として内定していたとも。

したがって次の元号もすでに絞られていると思われるが、
「安政」から170年、次の年号に「安」を入れるべきという
悪い冗談がささやかれているとか。

国文学者には時の権力者におもねるようなことだけはやめてもらいたいものだ。

本日の結論としては、「新しい酒は新しい革袋に」と言われるように新しい時代には
若いリーダーの登場が相応しいということだ。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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