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逃避坑

小説「信長の棺」。05年発刊。
元山一証券社員で75歳の高齢作家・加藤廣のデビュー作。

作家のプロフィールの話題性に加え、小泉首相が激賞したことでベストセラーとなった。
本作は「秀吉の枷」「左馬之助の恋」の三部作へと続く

信長は本能寺の変で横死するが、遺体が見つからなかった。
信長の祐筆・太田牛一がその謎解きをして行くというお話。

実は本能寺から裏の南蛮寺に逃避坑(とうひこう)が作られていたことが分かり、話は急展開。
逃げ出せたとか、秀吉がその抜け道を塞いでいたとか。。。。続きは読んでのお楽しみ。


ところで話は飛ぶが、過日、リビア・トリポリでカダフィ政権が倒れた。
しかしその姿が見えない。反政府軍は1億円余りの懸賞金をかけ行方を追っている。

政府軍は本部地下に大規模な地下壕を作り、更に逃避坑を張り巡らせていたらしい。
そのまま空港やサハラ砂漠へ繋がるとか。
カダフィ本人または棺の発見には時間を要するだろう。


昨年末西隣り・チュニジアで起きた民主化運動「アラブの春」は
東隣りエジプトに飛び火し、その間に位置するリビアが注目されていた。

今後もアラブの民主化運動はシリア、イエメンなど圧政が続く諸国で
続くだろう。特に礼拝日の金曜日はデモと弾圧の衝突が一層激しくなろう。

チュニジア、エジプト同様、リビアにおいても新国家の体制づくりは難しい。
かつてカダフィ大佐に追われた王室が、欧州より早々と「政治に貢献したい」との
メッセージを出した。民主化運動の後が王政復古などとんでもないはずだが。

ともかくリビアの産油量は日量160万バレル。
5兆円とも10兆円とも言われるカダフィの資産の源泉である。

誰もが喉から手が出るほど欲しい。
中国・ロシアも含め各国はその権益確保に綱引きを始めている。

反政府派がどのような暫定政権そして新国家を作るか注目される。
親欧米路線となるのだろうがしばらく混乱は継続するだろう。






プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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