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GNH

ブータンのワンチュク国王夫妻が来日した。

被災地を訪問したり、京都では和装したり。
若い二人は、爽やかな印象を残し、次の訪問地英国へ向かった。

「幸福の国・ブータンの旅・35万円」の広告を見つけた。
「ブータン」は今やKEY WORDといったところ。

旅行社の商魂の逞しさには驚いたが、標高2-3千米の
チベット仏教の国を巡る旅は面白そうだ。



農業と売電が主産業のブータン。

40年前からGNH(Gross National Happiness;国民総幸福量)を
国家政策の基本に据える。

金銭・物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさを求める。
心理、教育、健康、時間、文化など9分野がその指標となるようだ。

国民の97%は、「とても幸せ」または「幸せ」と感じている。



日本では内閣府やシンクタンクが独自手法で、同様の調査をした。
結果は、次の2点が特徴的。

1.「日本のGNHは高まっている」

一人当たりGDPはかつて世界1位だったが、今やOECD諸国で19位と落ちた.
逆に、時間的ゆとりや、教育環境が改善した結果、GNHは上昇したようだ。


2.「福井県が1位。最下位は大阪府。」

都道府県別では、上記結果になり、
早速新聞社が現地取材に行った。

が、福井県人には、その実感は乏しい。
また「日本のラテン」と言われる大阪府でも同様だった。

「幸福」は、限りなく個人的・主観的なものなのだろう。
国が計数化するのに意味があるのか、とも思う。



ところで、このGNH最下位の大阪。

生活保護の受給者が全国1位ということが、最下位になった背景、
かと思われるが、週末W選挙が行われた。


結果は、府知事・市長ともども「維新の会」の圧勝に終わった。
いよいよ「大阪都」の構想実現に向けて動き出すようだ。

4年で、法改正を行うために、既成政党に協力を求め踏絵を迫る。
もし協力しなければ、2年後に迫った次期総選挙で対決するぞ、と。

民主党は「NO」のようだが、「みんなの党」や「国民新党」は既に呼応し、
自公なども、人気者・橋下新市長に秋波を送る。

果たして大阪のGNHは回復するのか?
また「維新」は箱根の山を越えるのか?
今後が注目される。











プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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