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「強いロシア」

国連安保理では、ロシア、中国の拒否権発動により、
シリア制裁決議案は廃案とされた。

国連は国際紛争を解決する場であり、内政に
干渉する立場にない、との解釈が成り立つ面はある。

しかし、1常任理事国の拒否権で圧倒的多数が否定される
決定プロセスの是非、そして安保理の存在意義が問われる。




シリアでは弾圧が進み、国際的な非難の声が高まるが、
同時にロシアの存在感も増す。

ロシアの積極介入の背景としては以下がある。

①武器の購入先であること、

②地中海への唯一の基地があること

③正教徒救出という宗教的理由

しかし、上記よりもロシアの国内事情が
優先しているようである。

リビア制裁の時に、拒否権を発動せず
「棄権」の立場を取った事の反省。

メドベージェフのこの弱腰に対し、今回は
「強いロシア」を標榜するプーチンの意向が働く。




ソ連が崩壊して20年、自由化は進んだ。
一方でかつての大国・ソ連への郷愁も根強い。

3月4日に迫ったロシアの大統領選。

プーチンは、1回目の投票で過半数を取り
2期12年の安定政権作りを目指す。

今後、シリアを皮切りに、中央アジア、極東、中東などで
「強いロシア」を如何に打ち出してくるのか、注目される。






テーマ : 資産運用
ジャンル : 株式・投資・マネー

プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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