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ロダンの愛人

ロダン美術館はパリ7区、ナポレオンの眠る
アンヴァリッドの側にある。

その美術館には巨匠ロダンの多くの作品が
館内そして庭に展示されている。



このロダンの愛人こそカミーユ・クローデルである。
実際は「運命を翻弄された女性」と言うべきだろう。

幼少より彫刻に目覚め、17歳でパリに出てコンクール入選。
18歳でロダンに弟子入りした。

女性芸術家など殆どいない時代の事。

若くて、美貌で、才能豊かなカミーユに対し、
42歳のロダンはどのような気持ちで接したのだろうか?

師として弟子と対応したと言うよりも、モデルとして、
愛人としてだったようだ。

妊娠・堕胎を経たカミーユが内妻の存在を知った時の
衝撃はいかばかりか。三角関係は10年を超えて続く。

仕事の上では、ロダンはカミーユのアイデアを借用したが
決して協力者としてカミーユの存在を公にする事はなかった。

苦悶の末、カミーユはロダンから離れる。

大御所ロダンを敵に回して製作活動が茨の道
となった事は想像に難くない。




40歳で発狂し、以降死去するまでの40年近く
パリ郊外の病院から出る事はなかった。

代表作の一つ「ワルツ」はロダンを超える作品と言われる。

目下、「ドビュッツシー音楽と美術展」で
ブリジストン美術館にて展示されている。




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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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