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銃社会

メイフラワー号に乗り清教徒が米大陸に上陸して400年。
米国の建国史は西部開拓の歴史でもある。

開拓民はフロンティアを求めてアパラチア山脈を
越えて西部を目指した。

19世紀に入りミシシッピー川を渡り、更にロッキー山脈を越えて
西岸に達し、西漸運動が終了するのは1890年とされる。



この過程が、インデアンと騎兵隊の闘い、幌馬車、真昼の決闘など
映画・ドラマの舞台となり、同時に必ず銃が登場した。

この歴史を踏まえ、個人が銃を持つ権利を憲法が認め
国内には3億丁の銃が出回っている。



先日は6-7歳の子供など26人が死亡する悲劇が起こったが
銃の乱射事件を後を絶たない。

それに使われた銃は半自動小銃で、このような軍隊で使われる
銃を市民が必要とするか極めて疑問とされる。

オバマ大統領は涙を流しつつ銃規制を訴えたが、規制の導入を前に、
銃砲店では同型の銃を買い求める人が列をなしている。

一方で、規制に反対する全米ライフル協会は「銃を持つ悪者を
止められるのは銃を持った善人しかいない」との驚くべき論理展開で
真っ向から銃規制に反対している。




日本では明治の世に入り廃刀令が実施され、
そして欧州でも今時サーブルを持ち歩く人はいない。

歴史、文化の違いとは言え、「身の安全の為には銃が必要だ」
とする米国流の考え方には違和感を感じざるを得ない。





プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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