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皇太子退位論

皇室予算の情報公開を奇貨として、文芸春秋4月号に、
「天皇家と東宮家それぞれの家計簿」と題し、、両家の
公務への覚悟、考え方の違いについてのルポが掲載されている。

要するに、天皇家が質素に公務に打ち込む姿に比し、
東宮家の無駄遣いと覚悟の無さが詳述され、
東宮家(特に雅子妃)バッシングが展開されている。

具体的には、12年の愛子さまの山中湖校外学習
(2泊3日)に雅子妃が多額の費用(税金)を使って、
付き添った事を挙げている。

事前調査に2度職員が派遣され、当日は13名が
ホテルマウント富士の本棟を借り切り(子供たちは別棟)、
雅子妃は一泊12万円のインペリアルスイートに宿泊したという。

更には山梨県警が出動したマンパワーも含め
税金の無駄遣いを指摘している。



この記事に続いて、週刊誌の広告を見る限りでは、
①雅子妃がブルガリの200万円のネックレスを買った、
②オランダへ家族揃っての旅行に2300万円を使った、
などとの文字が躍った。

庶民ならともかく、戦後存続を憲法上決めた皇室であれば、
10億円のダイヤモンドならともかく、その程度の支出に
目くじらをたてる事はないだろう。

むしろ娘の校外学習について行ったり、毎日送迎する母親の
子供への依存症、もしく母娘の共依存症の不安を感じてしまう。



一方で、「皇太子殿下、ご退位なさいませ」と題した、
宗教学者・山折哲雄氏の論文が反響を呼んでいる。

皇位継承順位第1位の地位の変更を提言する背景として
国民から求められる皇室の公的な家族像である「象徴家族」の役割が
ご一家の重荷になっていると指摘する。

山中湖における不安定な家族の実態を見るにつけても
山折氏の提言を暴論とせず、耳を傾ける意味はありそうだ。

国民、メディアの「多少の不安とやや過剰の期待の目」が
いつ何時(既に一部には見られるが)、「冷たい非寛容な視線」へと
転じて行くかもしれない、と危惧しているのである。



平和な時代には、天皇制の宗教的権威と政治的権力の
バランスがとられている。

しかし、天下停滞が進むと、強いリーダーへの渇望とともに、
象徴天皇制の不安定化、つまり実権のある天皇制への
回帰を期待する声が高まる危険もある。

これは即ち、天皇制(含む東宮家の存在)を巡り、
賛否ともにより激しい国民の議論の対象となって行く。

早めに弟への譲位宣言をし、普通の家族を選ぶのは
良い選択肢ではないか。

そうすれば、海外旅行でも、ブルガリでも自由となり、
雅子妃のご病状回復への近道になるのではないかと思う。








プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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