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即興曲

1月31日のシューベルト誕生日を前にして
シューベルト協会主催の新年コンサートに出掛けた。

演奏家の一人はヴァイオリニストの黒川侑。

昨年出光賞を受賞したブリュッセル王立音楽院で学ぶ
23歳のホープ。

もう一人も若手ピアニスト・須関裕子。

かつての名前で出ている演奏家の熟練された技術も良いが、
やはり若い人の演奏は未来を予感させビジュアル的にも楽しい。



演目はモーツアルトやベートーベンを加えた小品の数々。

なかでも、印象に残ったのはビアノ独奏による
シューベルトの2曲。

即興曲D899  「3番変ト長調」。
即興曲D899 「4番変イ長調」。

即興曲がインスピレーションだけで作られたのではないとしても
モーツアルト同様に次から次へと曲想が湧きあがっていたのだろう。

昨年のこのコンサートでも即興曲D935が演奏された.
やはりシューベルトと言えばこれら即興曲を抜きには語れぬようだ。

旋律も甘く、鍵盤の上を流れる指の動きにうっとりとした
時間を過ごした。



このシューベルト協会は設立されて既に30年を越えており
会員も200人前後いるようだ。

会長が新会員の勧誘にも積極的で、
お蔭で近頃は知人の入会が続いている。

今回も、かつて東京為替市場で一緒に仕事をした人と
20年振りに再会することができた。

シュノンソー、シャンボール、アンボワーズ・・・

この旧友とはある年の春、2日がかりで
ロワールの古城を巡った。

時はまさに「朱夏」。
お互い若く好奇心にあふれていた頃のことだ。

しみじみと物を想う「白秋」の今、音楽を通じて
仲間が増えて行くのは新しい楽しみとなるだろう。




プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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