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ダイバーシティ

ひところ組織活性化のキーワードとして
「ダイバーシティ(多様性)」が喧伝された。

その心は、組織はさまざまな個の違いを受け入れ、
違いを積極的に活かすことにより、企業の優位性を
創り上げるべきとした。

特に日本企業は、「金太郎飴」と称されたように
個々人の顔が見えず、組織活性力を失っているとされた。

従って多様化が企業を変革し、企業価値を高めるとして
提唱されたのだが果たしてその結果はどうだろうか。

企業はじめ日本社会の多様化が十分に進んだとは思えない現状において、
最も多様化しているのが国技・相撲界においてであるのが皮肉だ。



昨年9月の病気療養中のTV観戦以来、
大相撲の面白さを思い出し病みつきになってしまった。

その相撲界は目下幕内42人の内、17人がガイジン
と土俵上は多様化が進んでいる。

3横綱はじめ若手のホープである照ノ富士や
逸ノ城など注目力士は全てモンゴル出身者だ。

さらに東欧、中国そしてブラジル出身者もおり
お気に入りを並べれば日本人力士は漸く7,8番目当たりに
(大昔の栃錦を彷彿させる)妙義龍が入るぐらいだろうか。



ただ多様化が進んでいるのは土俵上だけのことである。

マネージメントつまり親方の世界は、日本国籍を
保持していることが不文律となっている。

このような状況下、これまで優等生と見られてきた白鵬が、
先場所の審判部非難以来孤立感を強めている。

問題の所在は現状不明だが、どうやら力士引退後に、
部屋を興す話とからんでいるのではないだろうか?

夫人が日本人で長女が慶応幼稚舎に通っている現状
帰化はもちろん親方になるのは簡単だろう。

ただ将来、モンゴル大統領になる可能性を秘める白鵬が果たして
モンゴル国籍を放棄するのか。それとも角界がモンゴル国籍の親方を認めるのか。

と、土俵外の事も含めて大相撲観戦は余りにも面白く
どうやら病膏肓に入ったようだ。







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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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