コシヒカリ

今回1300キロ余りの長距離ドライブを無事終えたが
最も印象に残ったのは新潟県の農村・農家の風景。
ついては後日譚を少しばかり。

今回宿泊した旅館が地元のヒト(らしい)で賑わい、
特に70がらみの高齢男6人連れの大きな話声が嫌でも聞こえた。

話題は畑仕事や都会から戻ってくる息子・嫁との仕事の
分担などで、お蔭でその生活ぶりが良くわかった。



半世紀余り前の日本はGDPの3割は第一次産業である
農業が占めていた。

しかし現在ではGDPの1.4%程度に縮小し、また
農業人口の平均年齢は67歳と年々老化が進んでいる。

それでも食料自給の観点から、農家に多額の補償費が支払われ、
輸入米に800%程の関税が課せられるなど、農家は手厚く守られている。

従って米をはじめ農産物のコストは高止まりしたままとなっている。



日本の農家は目下TPP反対一色になっているが一方で
生産に加工、流通などを加えて第6次産業と言われるなど
新しい動きも散見されている。

つまり米やイチゴなど高級品化を進めまた新しい
流通網を整備するなどの試みだ。

例えば我が家のお米は知人の実家である
長岡市栃尾の生産農家から直接購入している。

「コシヒカリ」と言えば魚沼産が最上級とされているが、その周辺でも
同じ水を使っているとかで高い評価を受けているらしい。

ともかくキロ500円の価格は、農家としても精米に手間はかかるが
JAに持ち込むのと比較して損はなく、我が家としてもスーパーで
買うのと比べれば損はないというところだ。

ということで、今後も日本の農家は高級化、流通の改善
さらには輸出を視野に入れるなど改革の動きが強まることは
望ましいのではないだろうか。

今回の旅行の収穫は何と言っても農業に興味を持ったこと。
機会があれば田植え、稲刈りなど農業体験も悪くないかもしれない。





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プロフィール

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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