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センテナリアン

日本で100歳を超えるお年寄りが6万人を大幅に上回っているが
彼ら百寿者を「センテナリアン」と呼ぶとは知らなかった。

過日放送されたNHKスペシャル「センテナリアン」ではこれらの人々に
焦点をあて、医学、心理学、食物学などの観点から健康長寿は
どのように達成できるのか日野原重明氏(105)をゲストに招いて分析していた。

この中で滋賀県の和菓子店の売り場を仕切る102歳の女性が
紹介されていた。

肌艶は良く、また計算を含めて動きは活発で、そして野菜を中心にした
昼食の食べっぷりは目を見張る健啖ぶり。

また米国の106歳の理容師も背筋を伸ばして若者の髪の毛を切っていた。

このようにセンテナリアンの特長は寝たきりではなく元気な人が多いことだ。



この百寿者の医学的特徴は炎症反応(CRP)が少ないこと。

その原因は、地中海料理や和食を摂取することもひとつの理由とか。

また運動とくに日常生活において坂道の利用など知らず知らずに
負荷をかけているのは効果的だとの解説もあった。

つまり長寿を謳歌する人は昔から炎症反応が低い、つまり老化が遅い?人なのだろう。

また「老年的超越」という現象があるのは新発見だった。

例えば人生のいつが最も幸せですか?と尋ねられると、百寿者の
多くが「今です」と答えるそうだ。

こうした長寿者を心理実験すると、嫌なことも嬉しいことも認知はするが、
嫌なことは忘れ、嬉しいことに関心を向け記憶している傾向があるとか。



年齢とともに嫌なことを忘れ、うれしいことだけを記憶すると
すれば、案外年を取るということは楽しいことかも知れない。

若い時が幸せで年を取るにつれ不幸になるとの通念は間違っているかも
知れないと言うことだ。

これまで高齢となった自分を想像したくなかったが、
案外楽しい日々が待っているかもしれない。

ともかく健康寿命を伸ばすために嫌なことは忘れて楽しい記憶で
頭の中を満たすことに努めるのが良さそうだ。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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