フランスゼミ

仏文学とは何十年も無縁に暮らしてきたが、
「代田フランスゼミ」と言う読書会の存在を知り
早速体験入門した。

月1回の集まりで、毎月1冊を選び議論する。
もちろん原書で読んでも良いが、訳書でOKとのこと。

参加者は15人位でかつてボーボワールやサガンなど
に傾倒する女子学生だったに違いない女性陣が半分以上。

30年前にルソーの研究家の小林善彦東大名誉教授を中心に
始まったそうで、今はその弟子の田村さんがゼミ幹。



今回はラディゲ「ドルジェ伯の舞踏会」で、若い主人公と
人妻そしてその夫との三角関係がテーマ。

ちなみに20歳で夭逝したラディゲの「肉体の悪魔」を読み、
その早熟ぶりに筆者は驚いた記憶がある。

したがってゼミでの話は恋愛論におよんだのは当然で、
また大学のゼミと違うところか。

ということで文芸評論はだめでも恋愛論ならば何とかなるか。



ちなみに自らの学生時代の仏文学の遍歴を思い返してみたが、
印象に残る作家と言えば一に「モンテクリスト伯」の大デュマで、
大きく離れてロマン・ロランやスタンダールが続くと言ったところか。

今年の読書計画に依れば、ゾラやベルクソン、ミシュレ
それに「失われた時を求めて」のプルーストら。

どこまで理解と共感ができるか分からないが、1年限定で
これらの作家と付き合ってみようかと思っているところだ。

PS。

ところで3月のテーマであるジュリアン・グラック「シルトの岸辺」を
読んでみたところ、詩的と言うかシュールと言うか暗喩、比喩が
多くてよく理解できない。
やっぱり純文学は手に余る。

フランスでも有数の文学賞であるゴンクール賞を辞退したことで
有名な作家で、またサルトルに並ぶとも言われているらしいが、
その良さが分からない。

混迷の一年を送りそうだ。






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プロフィール

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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