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ヤマト

今時コンビニと宅配業者はブラック企業の
代名詞になったようだ。

ヤマト運輸では長らく残業代が支払われずに来たが、
ようやく解決のめどがたった。

一方再配達が増加する中で配送員の勤務実態はより厳しくなり
企業としても増収減益の傾向が強まる。

従って27年ぶりの値上げもやむ無しと言うことだろうか。

因みに米国ではこの間50%も値上がりしているのだから、
デフレ日本の象徴とも言えそうだ。



昨今はアマゾンはじめ通販の拡大で宅配の利ざやは薄くなる一方で、
配達個数は40億個に達して遅配が常態化している。

景気回復の実感は乏しいが、有効求人倍率もいつの間にやら1.50に接近し
この業界はじめ3Kなどの職種で人手不足が目立っている。

実際その利便性は誰もが認めネット通販なくしては
生活が成り立たなくなっているのは確かだ。

これからもそのニーズは拡大して行くだろう。



一方中国ではアリババなどの通販が急拡大し、一年の物流数は300億個に達し、
遅配が深刻化しているのは日本以上だ。

西安から北京までの2000キロは2日だが、北京の配送拠点から数百メートルの届け先まで
3日かかると言われるように、大都市での滞留が問題視されている。

実際農村部からの出稼ぎ労働者が枯渇した今
都市における労働人口の不足が目立つ故だ。

中国の場合、国土が広くて買い物のネット依存が高まるのは自然の流れで
物流は今後の中国経済の発展に欠かすことのできない
要素ということだ。

通販の増大と人手不足はいたちごっこで、今後より深刻化する見込みだ。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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