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盤上のアルファ

藤井7段がプロ入りして2年、この間の勝率は驚異の
8割5分に達し、一気に4段から7段へと昇段した。

一方過日は朝日杯を2連覇した。

このトーナメントは8大タイトルの次のクラスにランクされており
竜王戦の4200万円や名人戦の2000万円には及ばないが、
賞金は750万円とその他6大タイトル戦と比べてそん色ない。

一応オープンと銘打ってトップアマも参加できるようでもあり
朝日新聞社が後援するだけにかなり重いトーナメントと位置付けられる。



このように将棋界ではスーパースターが登場し4段以上160人の
プロ棋士、3段以下の奨励会の若手さらには関係者例えば将棋を得意とする
アイドル、タレントそして作家などが解説に忙しい。

その一人が先般芥川賞を受賞した高橋弘希氏で早速朝日杯の
観戦記を書いていた。

この人は青森県の片田舎出身で、地元では将棋の神童と言われ
向かうところ敵なしだったとか。

「名人」を目座して上京したが、新宿の将棋センターで腕試しに
棒銀を得意とする老人と闘い、軽くあしらわれて屈辱にまみれ、
将棋の道を断念。

そして作家業一本にしぼって苦節すること十余年、今回の受賞に至ったようだ。

その老人が何とヒフミンだったことを後に知ったようで、現在の芥川賞作家として
自分があるのもこの人のお陰だと語っている。

ともかく今回の観戦記は上出来の面白さでもあり、今後高橋氏は
将棋がらみで引く手あまたとなるだろう。

作家で将棋好きとくれば根暗のイメージを拭えないが
ともかくこの人をマークしておきたい。



この藤井7段の登場に我が家にも将棋ブームが訪れている。

駒の動かし方も知らなかった家人も千本ノックならぬ
ネットで一手詰め超入門編「詰め将棋1000問」に挑戦中。

そして筆者もサスペンス「盤上の向日葵」(柚月裕子)に続いて
三段リーグ戦を題材にした「盤上のアルファ」(塩田武士)を読了。

そして後者について読後感はいまいちだったこともあり、その口直しに
テレビバージョンをNHKオンデマンドの見逃し配信で見ているところだ。

しばらく藤井7段、羽生9段そしてヒフミンのトリオにより
将棋ブームが続くに違いない。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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