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大暴落

今年もまた日本列島は豪雨さらに記録的日照不足に
襲われて26年ぶりの冷害が懸念される。

一方欧州では40度を超える歴史的暑さとなっているようで
もはや世界そして日本は気候変動リスクから逃れられない。

そんな折幸田真音の「大暴落(がら)」を読み、改めて
自然災害が高度にテクノロジー化した都市社会を
襲う恐ろしさを実感したところだ。

実際災害マップによれば江戸川、荒川の氾濫によりその流域はもちろん
銀座、赤坂あたりまで浸水して都市機能がマヒするとはよく言われているが。



本著において語られる日本の金融市場の大暴落をもたらす
パニックの原因は3つ。

1.女性総理の誕生
2.秩父での豪雨による荒川の氾濫
3.日銀の債務超過

このトリプルショックが同じ日に発生し、金融市場は大暴落。

103円だった円相場は海外市場で130円にそして翌日の
東京市場では160円へと続落。

また長期債は6%に上昇し、株価もまた大暴落するという筋立てだ。

実際このようなトリプルショックが同時発生すれば日本は
大変なことになるが、本当に円安になるのかは分からない。

逆に円高になるとの見方も可能なだけに、マーケットは
ほとほと難しいものだ。



ともかく蒸し暑さとスローな相場にぼけ気味になっている頭を
覚醒させることが出来たのはこの本のお陰。

この著者は「札割れ」において国債が未消化に終わり円債が
暴落する話など金融小説を書いてきた。

とはいえこの間著者の書いたものや発言を拒絶してきた理由はひとつ。

と言うのもこの人は10年ぐらい前は藤原久美などとともに
「原発3人娘」と言われ、原発各社の広告塔となって派手に
パフォーマンスしてきたことによる。

福島原発以降はさすがにおとなしくしてその
痕跡を消すことに努めているようではあるが。

ともかく大震災から8年を過ぎたことだし、この人の著作も
たまに読んでみてもよいかなと思う次第だ。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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