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オリジン

今月は面白い小説にいくつも遭遇したお陰で
本ブログで読書ノートを書く機会も5度目となった。

と言うことでさながら読書月間となった7月の掉尾を飾るのは
ダン・ブラウンのロバート・ラングドンシリーズ第5弾「オリジン」である。

著者は2000年の「天使と悪魔」でハーバード大学の
紋章学教授ラングドンを主役にして本シリーズをスタート。

特に第2作の「ダ・ヴィンチ・コード」は、パリのルーブル美術館を皮切りに、
英国に渡ってキリストの子孫たちに遭遇するという壮大な構想により大ブレーク。

そして第4作の「インフェルノ」でダンテ神曲の謎解きをしつつ
人口爆発へと問題を展開させ、同時にフィレンツエからイスタンブールへ
と読者を誘った。



そして舞台をイベリア半島に移したのがこの第5作で、
「オリジン」とはまさに「起源」。

ダーウインの「種の起源」を連想するように今回のテーマは
「人はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか」。

因みに人類を遡れば、単細胞生物、そして微生物に至るとも言われるが、
生物の始まりは依然不明で、宇宙からやってきたのか神が作ったのか。

ここから先はネタバレしてしまうが、人類は新たな生物と
「共生」を余儀なくされることに
なると著者は予測する。

宗教と科学が対峙する中で著者が導く新たな生物とはテクノロジー。
つまりAIが発達し、スマホと人間の関係が進化した未来が
到来することになると言うのだが。



ダン・ブラウンの作品はダヴィンチコードが44言語で
7千万部売れたように、これまでの全7作品で2億5千万部を
超えたという。

さらに今後何冊分もの構想があるとのことだから驚くと同時に
新刊を楽しみにしておきたい。

因みに今回の舞台はスペインバスク州のビルバオとカタル―ニャ州
バルセロナで、当然のようにサグラダファミリアがメイン舞台となる。

映画化されたら早速見に行ってみたいと思う。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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