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スーパー・マリオ

20世紀の代表的キャラクターは何と言ってもウオルト・
ディズ二ーのミツキーマウスだろう。

そのデビューは1928年と言われており、95年間保護される
著作権は米国において2023年に切れる。

ということで間もなく争奪戦のフィーバーが訪れると言うのがその
世界では常識らしい。

ではこのIT時代にミッキーに迫るキャラクターはと言えば
任天堂のスーパー・マリオか?

世界中のゲーム好きの子供の間でマリオの存在を知らない者はいないし、
その認知度はミッキーをすでに凌駕しているかも知れない。



それでは金融界のスーパー・マリオは誰かと言えば
ECBのドラギ総裁だ。

同氏はイタリアの財務省にいた1990年代に通貨危機で手腕を
発揮し、「スーパー・マリオ」と呼ばれるようになった。

その後イタリア中銀総裁さらにドイセンベルク、トリシェに次いで
第3代ECB総裁に就任し、この8年間、ユーロ防衛に努め今月末で退任する。

その間ギリシャはじめ南欧諸国の債務危機や様々な通貨危機に
直面する中で「何でもする(WHATEVER  IT TAKES)」を有言実行した。

金融緩和そして重債務国の債券購入プログラム(TLTRO)を発動するなど
時には金融政策に止まらず領空侵犯をしては奮闘した。



その実績として挙げられるのは何と言っても高失業に苦しんでいた
欧州に雇用を1100万人ももたらしたこと。

一方インフレ率については8年間の平均は1.2%と目標の2%を
達成することはできなかった。

とはいえ米日も同様にデフレ化で苦しんでいる状況を見れば
十分にやったと合格点をもらえるかも知れない。

11月1日からはIMF専務理事を務めたラガルド氏が就任する。

ただしドラギ総裁が振り回した伝家の宝刀「WHATEVER IT TAKES」は
乱用しないとのことだ。

果たしてユーロは安定を維持できるのだろうか?



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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