成人の日

今年の成人の日も若者は暴れたようだが、それは近頃の二十歳(はたち)が
幼児化した結果なのかも知れないし、それともあくまで一部例外的人間の
所業だと考えればよいのか、真相はどちらだろう。

とはいえ浦安市での成人式は恒例のようにディズニーーランドで行われ、
これまた恒例のように浦安市長のあいさつがNHKで全国ネットされていた。

そしてそのあいさつたるや「女性の出産適齢期は18歳ー26歳であり、
みな心するように」といった発言だったのだ。

「少年よ大志を抱け」とか「少年老い易く学成り難し」とか「太った豚よりも
やせたソクラテスになれ」とかもう少し気の利いた言いようがあるだろう。

いくら少子高齢化に歯止めをかけるのが新三本の矢のひとつとはいえ
現政権の「産めよ増やせよ」のお先棒を担ぐ必要もないと思うのだが。

ともかく新成人には未来に向けて力強く歩んでゆくことを願うばかりだ。



翻ってすでに成人の日の記憶を失くした筆者は、みずほFG主催の
「成人の日コンサート」にサントリーホールに出かけた。

この会場には振り袖姿の女性がたくさんいたりして華やいでいたのは
眼福の極みだったが、出演者にも新成人のヴァイオリニストと
チェリストの競演があったのは主催者の粋な計らいと言えよう。

そして本日のテーマは新成人とアンダルシア地方となっていたようで、
フラメンコから始まった。

その手拍子とタップを聞き、踊りを見ていると東洋の香りが漂ってくる。

イベリア半島には数世紀にわたりイスラム国家が築かれ文化の融合が
進んでいたことに思い至らざるをえない。



メインがこれまたアンダルシアの都市セビリアを舞台とする「カルメン」のハイライト。
そしてドン・ホセを演じたのが田代万里生(32)。

どこかで見た顔だなと思ったら、ウイーンフィルのニューイヤーコンサート
の放送でゲストとして話をしていたイケメンオペラ歌手。

芸大の声楽科を主席で卒業し目下売れっ子のテノールらしく
ミュージカル、さらに神田さやかとの熱愛報道などマルチに活躍しているようだ。

「新しい酒は新しい革袋に」との格言があるようにオペラの世界をはじめ
新しい時代は若い世代が切り開くのが歴史の習いということだろう。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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