FC2ブログ

公共の迷惑

シリアのヌスラ戦線に拘束されている元信濃毎日記者の
安田純平さんの映像が流れた。

ヌスラ戦線はアルカイーダ系といわれ、ISのライバルとして
テロリストのリクルートや資金調達面で覇を競っている。

テロ行為の成果面でどちらかと言えば劣勢に立っており、
目下は身代金目的の誘拐に力点を置いているとされている。

したがってヌスラは拘束歴3度の安田さんについて
政府などに身代金の要求を行っている模様だ。



安田さんのような戦場ジャーナリストは我々一般人にはなじみは薄いが、
戦場ジャーナリズムという報道分野は確立されているようだ。

そしてこのようなジャーナリズムは戦乱地域での女性・子供など弱者が
虐げられている実情などを報道することを第一義としているようだ。

米国ではこのジャーナリズムの意義について国務省も
「公共の利益」や「国防への貢献」から積極的に評価している。

しかし日本政府・日本人にとっては「公共の迷惑」と言った風情が漂う。

なるほどかかるジャーナリストが、人質になる可能性を含めて考えれば、
その志が高いとしても「公共の迷惑」的な存在と考えてしまう。



安田さんの公共への利益がどの程度のものかわからないが、
日本政府は目下安田さんの解放に向けて尽力している。

その本音は「公共の迷惑」かも知れないが、
建前的には国民の生存を守るとの一点において国家として
責務を果たしていると評価できよう。

したがっていくら保育園に落ちて腹立たしい気分であったとしても
「日本死ね」などど自らが依って立つ
国家を憂さ晴らし的に侮辱する行為は厳に慎むべきではないだろうか。


.

.




スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR