fc2ブログ

白馬山麓

梅雨の晴れ間を縫って北アルプス・白馬に出かけた。
と言っても山の上は夏には早く、主に山麓の逍遥。

まず小布施に。北斎が晩年の一時暮らしたように
江戸時代にはにぎわっていたとか。

それから200年村おこしが奏功したようで、街にはカフェが立ち並び、
栗鹿の子から主役を奪ったモンブランに並ぶ人たちもたくさん。

今時は赤坂に小布施のアンテナショップもあるらしいが、
このブームは一体いつまで続くのか?

人気の正体は見えず、その人気も一過性にとどまるのではないかと
他人事ながら将来不安を感じてしまった。


(栗の小径)


(栗ご飯)

白馬への道は昔は松本経由大糸線が定石だったが、今や
長野五輪のお陰で道が舗装されて長野経由が主流となった。

学生時代にはこの界隈の民宿に滞在して八方尾根、栂池、岩岳などで
スキーをしたが、当時の学生に高嶺の花だったのが白馬東急ホテル。

山岳リゾートホテルと言われ長野五輪で海外にも紹介されたが
その魅力を体感するために投宿。

部屋から眺める白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の風景は
アイガーやマッターホルンには見劣りするもののなかなか。


(ホテル中庭)


(白馬三山)

前夜の雨が嘘のように上がり、早朝から青空が広がった。
リフトで山上に上がろうと思ったが瞬く間に雲が広がり断念。

まだ山上は水芭蕉が中心で高山植物の最盛期には
少し早いようで、山麓の新緑とハナミズキやアジサイを楽しんだ。



.

スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR