散りそめ

4月12日(水) 晴れ 19度

昨日は大雨の肌寒い一日で、家に籠って執筆していた。
今日は打って変わった陽春の日となり晴れ晴れと外出。

今年の桜も終わったかと思いつつ、馬事公苑から
用賀に至るお気に入りの桜並木をゆっくり車を走らせた。

案外桜は未だ盛りで、お目当ての砧公園は桜吹雪。

ここの桜も樹齢50年をはるかに超える老木が多く、
花をつけることなく立ち枯れている木を見ると痛々しい。


(砧公園からご挨拶)

靖国神社の標本木が咲き急ぐせいか、桜前線が
始まるのが東京と言うのはいささか風情がない。

本当は南の九州から順に北上してもらいたいが
そういうわけにもいかないようだ。

ともかく津軽海峡を超えるのは5月の連休、
稚内に到達するのは5月末と言われる。

毎年その満開の時期は大きくずれるようで、ある年のGWに
角館・弘前を訪れた時は既に散り初めており一足遅かった。

10年ほど前に持っていた桜への執心は近頃少し冷めたが
やはり死ぬまで桜を愛で続けることになるのだろう。



「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月のころ」と
西行が詠んだのは大阪のお寺だったか。

西行は讃岐に流されていた崇徳院を訪ね
その落魄ぶりに涙を流していたが、人生いろいろ。

「散る桜 残る桜も 散る桜」と言われるように、
桜を見ているとつくづく人生を感じる。

今年も桜を眺めることが出来たことに感謝しつつ、
出来れば来年の桜も眺めたいと思う。

筆者には、「願わくば」の心境にはもう少し
時間が必要と言ったところか。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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