ABEXIT

安倍政権が誕生して間もなく5年。

都議選敗北後、首相は驕り緩みがあったとの言葉を口にしたが、
権力は必然的に腐敗するものなのだろう。

もりやかけ問題は安倍夫人にとどまらずそのお友達の下村夫人にも
感染しているといわれるが、果たして安倍政権の未来は。

この状況についてFT紙は「ABEXIT」と安倍政権の終わりに言及し、
その場合日本株は20パーセントの下落がたらされると予想している。

もともと日本の政治リスクは低いと見られてきただけに、
今後の政権の行方には注意しておくに越したことはないだろう。




一方安倍政権とほぼ同時に誕生した黒田日銀。

来年4月の総裁任期を控えて今後の金融政策、
とくに出口戦略への動きが注目されるところだ。

とくに米国に続いて欧州も金融正常化を始めようとしているだけに
日本がいつまで異次元緩和に固執するつもりなのか。

現在日銀の資産も膨らみ放題で、資産内容の悪化も中途半端でなく
出口戦略の際の損失も懸念されるところだ。

そんなおり黒田日銀を襲ったのが原田日銀審議委員の
「ヒトラー称賛発言」でロイターが報じ世界を驚愕させた。



これは6月末の都内での講演で、ナチス・ドイツ総統だったヒトラーが
「正しい財政・金融政策をした」とヒトラーを称賛。

原田審議委員は1929年の世界大恐慌後の欧米の財政・金融政策に言及し、
「ヒトラーより前の人が、正しい政策を取るべきだった」という趣旨で語ったものだ
とロイターを誤報と言わんばかりの苦しい言い訳。

すでに国際的な人権団体は、「深く憂慮する。日本のエリートは
ホロコーストについて教育が必要だ」とする声明を発表。

原田氏に加え日銀広報も「審議委員の発言に誤解を招くような表現があったこと
については遺憾に思っている」との声明を発表。

どこかで聞き覚えのある言い回しと思ったら、安倍政権の政治家の
失言時に菅官房長官が謝罪する発言とほぼ同様だ。

なるほどこの原田氏も安倍首相のお気に入りで日銀審議委員に選ばれており、
稲田氏などとおなじ穴のムジナと言うこと。

大帝国が瓦解するのは内部からとは歴史の教えるところで
安倍一強政権もついにタガが外れたのだろうか。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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