チュモン

朝鮮半島に興った高句麗の建国の歴史を描いた
韓流ドラマ「朱蒙(チュモン)」を毎日1時間見ている。

このドラマは当時韓国で視聴率50%を超えたというだけになかなかの
出来ではあるが、全81回にも及び最終回までの道のりは遠い。

テーマは初代王「チュモン=東名聖王」の国造りの話で、
冒険あり、陰謀あり、恋ありとハラハラし通しだ。

歴史家による時代考証と言った細かいことは二の次にした
山あり谷ありの歴史ファンタジーなのだ。



中国の歴史は5千年、日本の歴史は2600年と言われるが、
韓国の歴史は4千年とか。

かつて半島には「古朝鮮」と言われる国が2千年にわたり存在したという
伝説をもとに、朝鮮民族国家の再興を図ると言う筋書きだ。

(ちなみに近頃北朝鮮は中国に対抗して建国6千年を唱えているが、
その真偽はとてもあやしいのは言うまでもない。)

物語は紀元前1世紀の半島で強力な鉄器で武装する漢が
圧政を敷く中、その支配から逃れ朝鮮民族の国を建てようとする話で
韓国で流行ったのも肯けるところ。

また舞台は北朝鮮から満州に入った、つまり今の遼寧省あたりで進み、
匈奴や鮮卑も出てくるなど一応歴史ドラマの体裁を整えている。



この初代王「チュモン」は異母兄の暗殺から逃れ
高句麗を作ることになる。

そしてこの国は半島南部の百済、新羅と鼎立することになるが、
7世紀に唐・新羅の連合軍に敗れ滅亡にいたる。

この高句麗には石墓などを作る風習があったようで、それが日本に伝わり
4~5世紀にかけて畿内に古墳群が出来る起源になったとも言われている。(諸説あり)

目下大阪府内の仁徳陵、応神陵などの古墳群がユネスコの
世界遺産の登録に向け推薦される話が持ち上がっている。

この古墳群の歴史的価値がどの程度あるか知らないが、
それだけにその歴史的価値が詳らかにされることを楽しみにしておきたい。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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