ブルターニュ

新宿高島屋にあるブルターニュの郷土料理店
ブレッツ・クレープリー」へ出かけた。
(かつてのル・ブルターニュから改名)

この店はイギリス海峡に面したカンカルに本店があり、
パリそして表参道に出店している。

そば粉のガレットそしてチョコレートのクレープをほおばると、
口の中にアイスクリームの甘さが広がった。

さらにカンペールの街並みやモンサンミッシュエル城
の絵に囲まれて心は一気にブルターニュへと跳躍した。





このところ朝日新聞では芥川賞作家で目下ロワール川の河口
近くのサンナゼールに滞在している青山七恵とAPUの出口治明氏の
往復書簡を掲載している。

その中で出口氏はかつてブルターニュ公国の最後の
女公となったアンヌ・ド・ブルターニュの足跡を訪ねてナントの
ブルターニュ大公城まで出かけたことを記していた。

この女性は2人のフランス王の妃となったが跡継ぎに恵まれず、
結局ブルターニュはフランスに併合されることになった。

それは16世紀のことで500年前の話である。



ビスケー湾に面した港町カンペールは沖合に浮かぶ
ベル・イル(美しい島)へのフェリーの発着場でもある。

ミッテラン大統領が毎夏この島で過ごしたいうことを聞いて
かつて海を渡ったことがある。

ブルターニュははるか昔の紀元前5千年ごろに巨石文化が
栄えたところで、この島にもメンヒル・ドルメンなどの遺跡が多数残っていた。

その後ケルト人が移住してきて独特の文化が形成され、
今もブルトン語という独自の言葉は現存しているのだ。

ことほど左様に欧州の歴史の複雑さは日本人の想像を超えるが
それだけに面白いということだろう。

何はさておき時々クレープの甘味を楽しむことにしたい。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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