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改革開放40年

このところ米国の株価は日替わりメニューのように
強気と弱気が交錯し、激しくアップダウンを繰り返している。

とくに先週は米中貿易戦争の先行きに安心感が強まって上昇したが、
週末には中国の報復に対してトランプ大統領が1千憶ドルの追加関税を
検討するようにUSTRに指示をしたことから不安感が再び高まった。

しばらくはこのようなやりとりが続くことになりそうで、
予断を許さない。



実際米国では11月に中間選挙が予定されておりトランプ大統領も
「中国製品に45%の関税を課す」との大統領選での公約を果たすことにこだわる。

またその政権の陣容も、クドローNEC委員長、ボルトン安保担当補佐官
ポンぺオ国務長官らがライトハィザーUSTR代表、ナバロ通商製造局長に
加わって、対中強硬派および保護主義派の鉄壁の布陣となった。

制裁発動までの猶予期間にムニューシン財務長官らが北京に入り
対話を本格化させるともみられるがどのようになるのか不明。

脅しだけのつもりが本当の喧嘩になったりすることは
よくあるもので一寸先は闇だ。



そして迎え撃つ中国は鄧小平が改革開放政策へと舵を切り
高度成長を実現させて40年の節目。

つまり中国は貿易のメリットは十分承知しておりトランプ主導の
保護主義には随時反論してきた。

とはいえ今回の報復合戦については売られた喧嘩は買うと
言った趣旨を述べているし今後予断を許さない。

3月の全人代では共産党の常務委員を退職した王岐山が
よもやの国家副主席として中国の実質NO2となった。

対米交渉でのその神通力に期待はかかるものの、
「暗愚の帝王」トランプ相手では勝手も違うだろう。

今後の米中の行方についてあまり楽観に傾いてしまうのは
危険ということだ。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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