将棋ミステリー

藤井6段の登場、ヒフミンの引退、羽生永世7冠の100タイトルなど
話題沸騰の将棋界を舞台にした柚月裕子著「盤上の向日葵」を読んだ。

このミステリー小説は昨年秋に出版されたが、それ以前つまり藤井くん登場前
に雑誌に連載されていたもので、特にその人気にあやかったものではない。

ただ作品はタイムリーで藤井人気との相乗効果でベストセラーに
なっているようで、長編ながら飽きることなくあっと言う間に読了。



さすがに棋譜まで熟読する余裕はなかったが、将棋界の
様々なこと、例えばアマチュアの世界、奨励会を含めてプロの世界、
そして「真剣師」と言われる裏の世界まですべてを網羅。

さらに駒の並べ方や作り方なども含め将棋の周辺情報に
詳しくなれる時代にマッチした作品でもある。

そして刑事の一人もまた奨励会を26歳の年齢制限で退会した若者、
さらに舞台は天童、諏訪、島根などへと移ってゆく。

そのうち映画化されるのだろうが、清張の「砂の器」のような
作品になるのだろうか。



ともかく目下の将棋界は藤井くんの昇段が注目の的。

今後勝ち続ければ5月上旬にも7段になるとも言われており
ますます応援に熱が入る。

どこまで勝ち続けるのか分からない若者の可能性こそが
人気の秘密ということだ。

少し将棋に詳しくなりたい方、そしてサスペンスを楽しみたいと
思っている方にはこの将棋ミステリーをお勧めしておきます。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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