六月大歌舞伎

雨の中東銀座へ歌舞伎を見に行った。

今月はチケットが簡単にとれたのもそのはずで
中村吉右衛門のほかは菊五郎と松緑ぐらいと
出演者はとても地味で空席が目立った

4時間半も小さな椅子に腰かけていると窮屈で
ついついうつらうつらとしてしまった。



本日の演目は次の通りで、江戸時代の庶民生活を描く世話物2作、
近松門左衛門や鶴屋南北の世界と言ったところだ。

「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)
「巷談宵宮雨」(こうだんよみやのあめ)。

前者は住吉神社や高津神社が登場する
大阪を舞台にした親殺しの話。

吉右衛門が30代のいなせで粋な青年を演じていたが、
さすがに年齢は隠せず少し痛々しい。

そして後者は江戸・深川を舞台にしたカネがらみの話で、
松緑が猫いらずで叔父殺しをした挙句お化けに遭遇する話。

前者はまだ常磐津と義太夫を聞く楽しみもあったが
後者はそれもなく退屈を感じたのは筆者ばかりではないだろう。



松竹も毎月成田屋や高麗屋を使ってヒットを
連発する訳にはいかないと言うことだ。

つまり六月はちょっとお休みの感は拭えず、逆に七月は海老蔵と
長男・勸玄(かんげん)くんが光源氏を演じる「源氏物語」が予定される。

さらに海老蔵が宙乗りをするようで、人気が沸騰するのは
間違いなくチケットはとりにくくなるだろう。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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