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セブン銀行

8月の日経新聞・私の履歴書は日銀OBでセブンイレブンで
銀行業務を立ち上げた安斎隆氏だった。

同氏は日銀で信用機構の専門家としてキャリアを積んだのち
長銀の頭取として廃業を行い、その後セブンイレブンへ転じて
ATM銀行を立ち上げた。

業界では初の銀行参入で2001年に前身のIYバンク創業当初は
取り扱いを委託してくれる銀行も少なく手数料収入が上がらず苦労したと言う。

しかし今やセブン銀行では約600行から委託を受け2万3千台のATMを
設置するなど、日本のコンビニ5万店にとり銀行業務が中核の一つとなった。



ATMは現金取引比率の高い日本では過去半世紀画期的な商品として
普及し銀行業務の効率化・簡素化に貢献してきた。

とはいえATMの設置費用(1台300万円)さらに土地代など維持費用が
高いことから、大手行同士も業務提携を進めるなど費用節減が試みられ、
その結果としてコンビニへの集中が進んだ。

一方利用者にとってもインターネットバンキングが普及したと同時に
銀行取引(主に預金、送金など)はコンビニで済ませることが日常的になった。

ということでセブンイレブンのセブン銀行やその他コンビニのイーネットが
隆盛を極めているように見えるのだが、この繁栄は果たしていつまで続くのか。



銀行は預金・送金に関わる業務負荷とコスト圧縮を図っている。
また電子マネーとクレジットカードでの支払いがより一般化されてきた。

したがってATMの台数も減少傾向を辿りだしたようだ。

このような社会変化を考えればコンビニ銀の将来は必ずしも
バラ色とは言えず、現金優先時代のあだ花となるのかも知れない。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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