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2019年は

クリスマスが目前に迫り今年も残すところわずかとなった。

日本は別として多くの企業はBOOKを閉じる時期でもあり
ファンドの手じまいの動きも散見されるなど金融市場の動意は薄れてきた。

本年をおさらいすれば、米国の株価(昨年末24,700ドル、現在24,300ドル)
そしてドル円(昨年末112円70銭、現在113円30銭)とも小動きで終了しそうだ。

あえて動きがあったとすればイランや減産を巡り
上下した原油相場(昨年末60ドル、現在52ドル)か。

そして米国債市場だろろうか(昨年末2.4%、現在2.9%)。

一時3.2%を超えたが、FRBの引き締めも今年があと1回、
来年も1回と打ち止め感も意識されるようになり低下局面に入ったようだ。

この3年間でテーパリングさらには引き締めと上昇したが
それも一服、来年の金融市場の動向に大きな影響を与えそうだ。




それでは来年の材料としてFRBの金融政策以外に何が挙げられるだろうか。

世界の中銀トップが異口同音に懸念するように来年のテーマは
「世界経済の下振れとリスク勃発」か。

実際米中問題、ブレクジット、イランそしてロシアなど様々な
リスクの芽が内在しておりその表面化は、経済成長を大きく損なうことになるだろう。

とりわけ懸念されるのは米中貿易戦争の行方だ。

とりあえず米国による輸入額2000憶ドルへの追加関税は
90日間の延長が決定されたもののその期限は2月末に迫る。

クドローNEC委員長などの発言は期待を持たせるが、
ナバロ大統領補佐官やライトハイザーUSTR代表などの
対中強硬派の発言は今後の厳しさを予感させる。



一方日本の周辺を見渡すと、来年1月にはイザナミと呼ばれる
好景気がイザナギを超えて戦後最長になる。

実感が乏しいのがその特徴だが、曲がりなりにも実現された
景気拡大もいよいよ腰折れしそうな雰囲気だ。

バブル景気の最後に見られたような改元効果ぐらいしか
明るい材料がない現状今後の見通しは暗い。

つまり展望の見えない2019年は景気減速
そして大幅な円高の到来は必至か。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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