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凪相場

10連休が終わった。

即位を祝い消費を喚起するためとはいえその長さは
特筆されるものだった。

なかでもテレビなどのお祭り騒ぎには少しうんざりした。

良識あるマスコミ関係者からはもう少し真面目な議論
(女系・女性など天皇制の根幹についてなど)をすべき
だったとの反省の弁も聞こえるがその通りだ。

ともかく平成を惜しむ声そして令和を祝う声に圧倒されたか
この2か月の金融市場は凪状態に終始したのである。

実際円相場は4月以降は111円台を中心に1円50銭幅での
小動きに終始し、連休中も取り立てたことも起きなかった。



このように静かな相場が続いた背景にはFEDが
様子見姿勢を決め込んでいることが挙げられるだろう。

目下の米国経済は失業率が3.6%と49年ぶりの
低水準となるなど雇用が極めて堅調である。

とはいえ貿易戦争で製造業の景況感が弱含んでいるように
一抹の不安も拭えない。

したがって2020大統領選に向けた選挙モードに突入している
米政権はトランプ大統領、クドローNEC委員長らが相次いで
FEDの利下げを求めているのだ。



目下米政権はドル高による貿易赤字の是正など様々な先行き
懸念の払拭に向けその対応を急いでいる。

それを知ってか知らずか米国民の多くは株式市場の好調さの
恩恵に危機感が乏しいのも事実だ。

「強気相場は陶酔の中に終わる」との格言がある。

つまり米国景気の拡大局面は2009年7月に始まり戦後最長の
丸10年に達するだけにいつ何時大きなショックに見舞われても
致し方なしだ。

凪相場は何時終わるのか、これが当面の課題だ。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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