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皇室観

御即位一般参賀には14万人もかけつけたが
日本人の皇室への思いの深さにはただただ驚く。

とはいえ国民の皇室観は戦後70年において随分と変わった。

昭和の皇室観と言えば天皇制の是非を巡るものが中心で、
右翼・保守が天皇制擁護派、そして左翼・革新が批判派
に大別された。

ところが平成を通じ天皇がリベラルを前面に押し出し
民間出身の美智子皇后の人気も加わって国民の皇室観は
肯定ムードを強めた。

今や革新系が天皇への親近感を示す一方で、安倍首相に
代表される保守層がともすれば距離を置くように見える。

実際かかる保守層は女性・女系天皇を巡る議論を封印し
明治天皇の流れを汲む旧宮家の復活を辞さないとのスタンスだ。

それだけに昭和天皇系とも言うべき現在の皇室に親和を
感じる大半の国民は現政権の皇室への姿勢に違和感を
禁じ得ないのである。



即位の祝賀行事を通じて最も驚いたことは、上皇を除くと成年の
男子皇族が天皇・秋篠宮・常陸宮の僅か3名しかいない事である。

このような皇室先細りの状況下半年後には女性・女系天皇の
議論が再開される見込みだ。

とはいえこの本質的な議論を横目にネットでは一足飛びに
次期天皇に愛子内親王か悠仁様のどちらを選ぶかへと移っている。

その人気投票の結果は内親王を支持する向きが7割と
圧倒しているのである。



このような人気投票の背景には、秋篠宮の体調不良や教育のまずさ、
紀子妃のハラスメント、小室問題など
同宮の人々の自業自得とも言えそうだが、
ネガティブキャンペーンを仕掛けている黒幕が誰かかも気になる。

その真相は不明としても愛子内親王の人気を無視
することも出来ないだろう。

現在の天皇は権力はないものの象徴としてその権威は
絶大であり、また皇室は国民の支持なしでは存続しえない。

つまり現在の国民の皇室観からすれば男系男子に拘らず、
女系・女性天皇の道を開くことを否定することはできない。




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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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