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2100年

過日厚生労働省が発表した人口動態統計によると
年間の出生数は91万人と1949年の269万人の
ほぼ1/3へと減少した。

特殊出生率は1.42と低位安定しているものの、
団塊ジュニアが40代後半となり分母となる子供を産める
女性の数が減っていることが大きく作用している。

かといって社会が世知辛くなり安心して生み育てる環境が
整備されない現状において劇的に人口が増加する可能性は皆無だ。

いよいよ人口減少による社会激変は待ったなしと言うことだ。



戦後の人口予測が2010年に1億3千万人をピークに減少に
転じるとしていた通り、相場の予測と異なり人口予測は当たるものだ。

したがって現在のゼロ歳児が80歳になる2100年に、世界の
流れに反し日本の人口は減り続け5千万人と明治半ば頃の水準になる。

そして日本人の半数は東京に集中し、地方都市は消滅することになる。

つまり目下10万人程度いる市町村の大方は2万人程度になり、
それ以下の小規模の村落などは見る影もなくなることになる。

と言うことで何だか先行き昏くなるのだが果たしてそうか。



今年のNHK大河ドラマは全く人気なく、代わって同時間帯に
放送されている「ポツンと一軒家」と言う番組が大いに流行っている。

番組のコンセプトはいたって簡単そして安価なつくりで、グーグルマップで
見付けた人里離れた1軒を探してその住人の生活ぶりを紹介する番組だ。

たいていの場合は集落から10キロ近く離れた場所で7~80代の
老人が棚田を耕すなどして自給して暮らしている。

ということで病気の場合などの不便やクマに遭遇することは
避けられないが、多くの人はそれなりに満足して暮らしている。

特に通信機器の発達により快適に暮らしている人の例もある。

つまり人口減少社会をポツンと一軒家が増える社会と考えれば、
考え方次第では案外快適に暮らせるのかも知れない。

遠い将来を案ずるよりは産むがやすしか。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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