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神無月

40年を超えて購読してきた日経新聞をやめた。

テレビ、ネットの時代に今更の新聞だし会社ニュース
などもはや筆者には無用。

ようやく新聞依存症を脱却でき、さらにごみ処理の苦労からも
解放されていたってすっきりしたのである。

ということで残るは朝日新聞だが、それもTV番組欄とスポーツ以外
読みたいものもない今日この頃、過日夕刊に珍しく
価値ある記事を発見した。



それは美術史家・高階秀爾氏の「秋空の東塔」と題するエッセー。

時は10月「ああ、大和にしあらましかば、いま神無月」という
薄田泣菫の長編詩が頭に鳴り響いていると大和への思いを綴る。

「ゆく秋の 大和の国の薬師寺の 塔の上なる ひとひらの雲」
との佐々木信綱の一首を引用しつつ薬師寺そしてその塔への思いを募らせる。

そして奈良にお似合いは華麗な夏空や陰鬱な冬空ではなく
穏和清澄な空間の広がりがある秋空だと言う。

そしてそれを代表するのが数多くある多重塔の中でも
1300年の歴史を生き抜いてきた薬師寺の東塔(三重塔)
というのである。



昨年春に西の京を訪れた際その塔は復元工事中で幕が張られていた。

その10年にわたる修理工事はまもなく終了し4月に落慶法要が行われる。

ということでこのエッセーに触発されたわけではないが、
来春は奈良に足を伸ばしたいと思っている。

その節には興福寺など五重塔巡りをしてみるのも一興か。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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