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新型コロナ

新型コロナウイルスは収まるどころか猛威を奮っており、
水際作戦に失敗した日本ではいよいよ市中感染の
段階に突入した。

お陰でマスクと消毒液の生産企業は不眠不休状態で
また買占めも横行している。

しかしそれ以外の産業はサプライチエーンの寸断も懸念され、
今後の企業活動の下振れは必至との見方が強まる。

また天皇誕生日の一般参賀、東京マラソンの一部、嵐の北京公演など
様々なイベントの中止が発表されている。

つまりGDPの6割に及ぶ個人の消費活動が自粛ムードに大きく
落ち込むのは必至。

実際昨年の第4四半期は消費増税の影響でマイナス6.3%成長と
なったが、第1四半期もマイナスになる可能性が高い。

いよいよ2四半期連続して成長率はマイナス圏となり景気後退の
サインが灯ることになる。



一方震源地である中国の実情は日本の比ではない。

いまのところ中国第1四半期のGDP予測は4%程度と巡航速度の
6%と比較してその落ち込みはモデレートとの見方が支配的だ。

しかし工場休止による生産・投資への影響もさることながら
GDP比4割弱とみられる個人消費の落ち込みの影響は甚大ではないか。

実際中国では武漢そして湖北省が封鎖状態になっている。

湖北省は揚子江中流域洞庭湖の北にあり、全国32省・直轄市の
上位に位置付けられており、人口も6千万人ほどもいる中核的な経済地域だ。

この地区はじめ中国全土においてコロナ対策が強められれば
強められるほど経済は停滞することになる。

つまりコロナと景気はトレードオフにあるわけで、コロナへの
対応が声高に叫ばれるほどに消費心理は冷えていくことになる。

これに対して政府・中銀は金融緩和そして財政発動で
乗り切りを図っているがどうなるか。

当面猛暑の季節到来そしてワクチンと治療薬の開発を
待つしかないようで、寒い時期は人との接触を避け
家に籠っては手洗いをして暮らすしかないのだろうか。



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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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