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パラダイムシフト

ペストが欧州にもたらされたのは1347年のクリミアを
巡るモンゴル帝国との戦争に起因するそうだ。

その際ジェノバ人たちが持ち帰ったと言われ欧州は
その病で人口の3ー5割英伊では8割も喪われたとか。

同時にこの病はモンゴル帝国を根本から揺さぶったようで、
その中枢にあった元朝は150年にわたる中華支配
をあきらめて1368年に北に去り、明に王朝を明け渡した。



そして600年の時を経てコロナが世界を直撃し
戦後国際協調を旗印に世界の盟主として君臨してきた米国を揺さぶる。

すでにその兆候は自国第一主義を掲げたトランプ大統領が登場して以来
明らかだったが、コロナ対策においてWHOへの出資をやめたりと、
その姿勢はもはや世界のリーダーとは呼べないものだ。

一方中国はといえばコロナ発生源としての批判もものかわ
ひたすらその集積したデータさらには防護服、薬品などの生産力を背景
として各国へのコロナ支援の中心的役割をアピールしている。

もはやポストコロナは米国中心世界から中国中心世界へと
パラダイムシフトが起きることを予感させるような光景が続く。



実際米欧はまだまだコロナの猛威の真っ只中にあり、
日本そして新興国はこれからピークに向かうのである。

そんな中で中国はウイルスを武漢にとどめることに成功して
(第2波があるとしても)すでに生産力を回復しつつある。

その結果IMFの見通しでも各国が5%~10%のマイナス成長が
予想される中で唯一2%とプラス成長を達成する見込み。

一帯一路つまり13~14世紀のモンゴル世界帝国の
再来を狙う中国の夢は果てしない。

その目的の実現に向けてコロナは中国に利する
ことになったのかも知れない。

ポストコロナのテーマはパンデミック対策とパラダイムシフトと言うことか。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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