芥川賞
第146回・芥川賞(のひとつ)に、
田中慎弥の「共食い」が選ばれた。
「気の小さい選考委員・都知事閣下が倒れて都政が
混乱してはいけないので、閣下と都民の為に貰っといてやる」
その受賞インタビューが受けたのか、内容が評価されたのか、
単行本は発売後ひと月で20万部と、よく売れている。
今回は、話題性もあり読んでみたが、
選者が激賞する意味がよく理解できなかった。
純文学とは難しいものだ、と改めて思った。
その賞の成り立ちは、文芸春秋が、売上が落ちる
2月、8月号を販促する為であったとか。
第1回が、石川達三の「蒼茫」(そうぼう)。
その後22年も選考委員を務めるなど、この賞を
高い評価を得る文学賞に育て上げた功労者。
その次に貢献した人が石原慎太郎。
第34回に「太陽の季節」で受賞し、この賞の評価を決定づけた。
ところで、この賞の受賞者は既に300人近く。
この賞だけで終わった人を挙げればキリがない。
書けなくなった人も多数。
例えば「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫。
更に、04年。
芥川賞もアイドル路線か、と思われた二人、
19歳と最年少記録を更新した「蹴りたい背中」の綿谷りさ。
そして異様さが評判となった「蛇にピアス」の金原ひとみ。
その作品が掲載された文芸春秋は、販売部数の記録を更新した。
しかしその後、書けないのか、売れないのか、
作品についての評判は耳にしない。
石原慎太郎が今回を限りに、
16年間務めた選考委員から降りる。
「バカみたいな作品が多い」、
「自分を脅かす存在も見当たらない」と。
傲岸に聞こえるが、若手作家への
激励の言葉であろう。
田中慎弥の「共食い」が選ばれた。
「気の小さい選考委員・都知事閣下が倒れて都政が
混乱してはいけないので、閣下と都民の為に貰っといてやる」
その受賞インタビューが受けたのか、内容が評価されたのか、
単行本は発売後ひと月で20万部と、よく売れている。
今回は、話題性もあり読んでみたが、
選者が激賞する意味がよく理解できなかった。
純文学とは難しいものだ、と改めて思った。
その賞の成り立ちは、文芸春秋が、売上が落ちる
2月、8月号を販促する為であったとか。
第1回が、石川達三の「蒼茫」(そうぼう)。
その後22年も選考委員を務めるなど、この賞を
高い評価を得る文学賞に育て上げた功労者。
その次に貢献した人が石原慎太郎。
第34回に「太陽の季節」で受賞し、この賞の評価を決定づけた。
ところで、この賞の受賞者は既に300人近く。
この賞だけで終わった人を挙げればキリがない。
書けなくなった人も多数。
例えば「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫。
更に、04年。
芥川賞もアイドル路線か、と思われた二人、
19歳と最年少記録を更新した「蹴りたい背中」の綿谷りさ。
そして異様さが評判となった「蛇にピアス」の金原ひとみ。
その作品が掲載された文芸春秋は、販売部数の記録を更新した。
しかしその後、書けないのか、売れないのか、
作品についての評判は耳にしない。
石原慎太郎が今回を限りに、
16年間務めた選考委員から降りる。
「バカみたいな作品が多い」、
「自分を脅かす存在も見当たらない」と。
傲岸に聞こえるが、若手作家への
激励の言葉であろう。



