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三陸復興国立公園

東北旅行も最終日となった。

今回は、新緑、残雪、里の春、海岸美を楽しんだが
最後は、被災地の復興を垣間見ることが出来た。


北山崎と並び鵜の巣断崖(うのす)は高さ200米におよび、
リアス海岸が10キロも続く。


(鵜の巣断崖)

この界隈は、津波の被害の大きかったところ。

特に、宮古市・田老地区は、高さ10米の二重の防潮堤に
守られていたはずだが、30米を越す波を防げるはずはなく、
全てが流され今は何もない。

旅行各社が企画する三陸縦断の旅は、人気商品とのこと。

大型バスで乗り付け、被災状況についてのビデオを鑑賞した
団体旅行客に対し、現場を案内する地元ガイドの姿が目についた。


(田老地区)

2年前から復興予算が25兆円も付けられ、どこもかしこも
護岸工事、高台の家づくりなどで賑わい、すれ違うのは大型ダンプばかり。

低成長に喘ぐ日本において、唯一東北経済が盛り上がっていると
言われる通りだ。



さらに、先日、青森県から岩手・宮城県にかけての海岸線が
「三陸復興国立公園」に指定され、整備・観光化されることになった。

全長700キロの遊歩道をつくる計画などもあり、まだまだ数年は
復興需要により、この地域は土建業、出稼ぎ労働者で賑わいそうだ。

復興とは、如何に国から予算を引き出し、公共事業を実施するか、
につきるようだ。自治体間で予算の分捕り合戦が起きるのも当然か。






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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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