そして父になる

昨年末、60年前の赤ん坊取り違えが判明し、
病院より損害賠償金が支払われた。

片や裕福な家庭で育ち目下会社経営するAさん、
片や生活保護を受け教育も十分に受けられなかったBさん。

発見の経緯は顔が似てなかったというAさん兄弟間の
遺産がらみのもめ事からDNA鑑定に発展した結果。

Aさん、Bさんどちらがハッピーだったかは第三者の推測の
域を超えるが、やはり当事者は共に被害者だろう。

かつてはこのような取り違え事件が頻発し、赤ん坊の足の裏に
マジックで名前を書いて対処されていたはずだが・・・・



昨年カンヌ映画祭に出品された映画
「そして父になる」を観た。

前橋の病院を舞台にした赤ん坊取り違えの
実話がテーマで、裕福な家族と普通の家族が登場する。

福山雅治が6年間愛してきた他人の子どもと、血の繋がった
実の息子への思いに葛藤するエリートの役を演じる。

経済的にも家族観も全く異なる二つの家族にスポットをあて
「血のつながり」と「育てた時間の重み」のどちらが重要か
との選択を視聴者にも突き付ける。

そのテーマは重いが親子や家庭の在り方についても
様々に考えさせてくれる作品。星3つでお勧めだ。



取り違え発生の場合、当然のごとく「血のつながり」が
優先され即刻交換に至るといわれる。

一方、子供には子供の論理があり、「血」よりも一緒に暮らした
「時間」が重いことも明らかにされる。

題名「そして父になる」の通り、子供の成長に伴い
親も成長するということを改めて教えてくれた。

そのラストは今後を暗示する形で終わっているものの
その解釈は分かれるところで見てのお愉しみ。



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いい返事をもらうことができました。

久しぶりにきてみました。
子供を大学にいかせてあげることもできない親でした。
でも、ある人が私のことを助けてくれました。
お金がほしいと伝えたら、すぐに振り込んでくれたんです。
すぐに裕福になれる方法があります。
本気で知りたいという人だけに教えます。
banana_ayako@yahoo.co.jpまでメールしてもらえたらその方法を教えます。
メールもらえたらすぐに返事出しますからね。

Re: もう一人の息子

> 同じ赤ん坊取り違えをテーマの映画です。
> 「父になる」より環境がチト違って なかなかな作品です。
> TUTAYAにおいてありますので ぜひご鑑賞下さい。


ご案内有難うございます。
見てみます。
プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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