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つながり

普段健康番組など見ないが、先日NHKの「ためしてガッテン」
で健康寿命を延ばす方法を特集していたので珍しく視聴した。

それによると健康寿命を伸ばし寝たきりを回避する方法として、
2つを挙げていた。

ひとつは分かり切ったことだが歩くことやラジオ体操などの「運動」。

もうひとつが意外なことに「つながり」で、人とのおしゃべり
による心と頭の活性化。

この「つながり」が免疫力を高めて健康寿命を長くし、
老後の寝たきりを回避する力になると医学的に説明していた。

従って散歩、竹踏みなど求道的に運動に励む夫よりも
友達と頻繁にランチ会をする妻の方に軍配を上げていた。



それでは自らの生活を「つながり」の観点で眺めて見ると、
決してほめられたものではなさそうだ。

サラリーマン時代の人間関係から解放されて「自由」を満喫しているだけに
いまさら新しく人間関係を構築するのも面倒くさい。

ということで付き合いは昔からのお気に入りがほとんどで
新たな友人を作りお昼を他愛ない話でお気楽に過ごす
といったことに慣れていないのが実情なのだ。



このように老後の備えについて「健康」がキーワードになるが、
同時に「お金」もまた重要課題だ。

過日政府が出した骨太方針によるといよいよ年金資金の枯渇が迫り
15歳~65歳とした生産年齢の定義をまず70歳に引き上げて、
さらに年金支給を可能な限り先送りしたいとの思惑が透ける。

実際65歳で仕事をやめると、75歳時点で50%を超える人が
金融資産を使い尽くすらしい。

一方65歳から75歳までの10年間で1千万円稼ぐとすれば
老後破産をする比率が30%に引き下がるとのことだ。

いよいよ高齢化は待ったなしで、いくら健康を維持しても
最晩年を迎える前に破産することになりかねない。

「健康」と「お金」、老後の備えにどちらがというよりも
どちらも必要と言うことだ。

つまり「夫達者で留守が良い」のは永遠の真実なのだ。


..

私学経営

日大悪質タックル問題が勃発して3週間が経過したが、
当該選手が潔く記者会見して事の真相が明らかになった。

とはいえ首謀者たる監督コーチがのらりくらり発言した後
監督は病院に逃げ込み、半落ち状態ながらコーチも煮え切らない。

このような環境下関東学連やスポーツ庁が乗り出しているが、
その捜査能力に限界もあり関学側は司法にも訴える見込みだ。

一方日大側は学長も登場しているものの、どうも私学における
運動部の力は絶大で、この問題の主体としての「日大」とは
運動部を管理し同時に経営主体である理事会のようだ。



日大と言えばマンモス大学、大衆大学と言われ系列の約30の
中学・高校を含め学生数は8万人、OBは110万人に及ぶ。

有名人には林真理子、神田正輝、柴田恭兵、小泉幸太郎などがおり、
さらに政治家も多く五輪のメダル数は100個を超えるとかで
スポーツが大学ブランドを高めている。

他方その経営内容を見ると、国などからの補助金100億円を含めて
年間予算は2500憶円に上っており、NHKの予算7000億円と
比較してもその規模の大きさは容易に推察される。

その年収の大半は授業料や受験料で賄われているようで、
その経営はブランド力こそ命と言うことだ。



目下日大はじめ私学にとってはどこも少子化の時代に
生き残りは厳しい。

したがって資産運用にも積極的となっているが早稲田や駒沢が
デリバティブで百億円単位で損失を出したと報じられるように
それほど殖やすことは容易ではない。

ということで学生集め、受験者集めは最重要課題で畢竟箱根駅伝など
スポーツに力を入れることになり、相撲部とならびアメフト部の力が
学内で強くなるのは明らかだ。

したがって理事長がアマ相撲で鳴らし角界に入れば横綱になれたと
言われる田中永寿氏でNO2がアメフト部の内田監督と言うのも当然か。

しかしこの上層部には暴力団との関係やリベート問題がささやかれる
だけに、アメフト部に自浄能力が働くとは考えにくい。

ともかく今回の悪質タックル問題が大山鳴動鼠一匹で終わらず
大学経営に一石を投じそれなりの解決を見て欲しいのだが。



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大山鳴動鼠一匹

ロシア・ワールドカップを2か月後に控えたこの時期に
ハリルホジッチ監督が解任された。

日本サッカー協会の田島会長と西野技術委員長が仏・リールの
同氏・自宅まで出かけて通告。

当然同氏は驚き・怒っているようで、さらに自らの恥辱であるとして
東京での弁明の機会を模索しているようだ。

ともかく協会は様々な違約金の発生にもめげずに
賽を投げたわけで、後は西野氏に託されることになった。



ハリル氏は前任のアギーレ監督がイタリア時代の八百長問題での
解任を受けて登板し、ワールドカップ予選を勝ち抜いたのに。

ただ最近の壮行試合で全く結果が出ていないことが理由だが
どうやら選手の反乱が直接の原因とも言われる。

つまり本田、岡崎、香川という日本のスターがハリルジャパンから
放逐されたこと。

このかつての主力選手が海外で出番を失って能力が低下したことが
理由だが,それに納得しない人(協会・スポンサー・ファン)が多数いるようだ。

そして変わるべき若手が成長しなかったことが誤算ではあったが
結局興行的にベテランの人気者を復活させようとの声が勝ったようだ。



これまでの日本代表もこのようなドタバタを何度も経験してきたので
今更驚かないが、とりわけそのたびに岡田武史氏が急遽登板して
結果を残してきたせいだ。

それゆえに高校同窓の岡田氏の3度目の登板を期待する筆者を含め
ファンの声も多かったが、残念ながら実現しなかった。

ということで西野氏の采配に期待されるが、ハリルと西野の
どちらがやっても結果は同じで、出場32チームの中で後ろから
4番目の日本が予選を勝ち上がる可能性はゼロだとか。

まあ本田、岡崎、香川の雄姿を見たいファンたちだけが
喜ぶ騒動だったということか。大山鳴動鼠一匹だ。


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立春過ぎて

立春も過ぎたがまだまだ寒く、本格的な春の到来が
待たれる。

ローソンや海苔業界がその火付け役と言われるが、
節分に恵方巻という奈良県あたりの風習が全国に広がっている。

昨日の梅ヶ丘駅前では美登利寿司で買い求める人の
長蛇の列ができるし、セブンイレブンからお客の呼び込みの
声が響いたり。

お寿司は3月の節句にと考えている我が家ではあるが、
華の少ない2月に彩りを添える風物詩と考えれば
それなりに楽しいと言える。



それにしてもこのところの大相撲の不祥事はさすがに
うんざりで、いい加減に土俵に集中してもらいたい。

とりわけ話題の中心は貴乃花。だんまりに突然の笑顔と
躁鬱が激しく変な人にしか見えないが、人気は根強いらしい。

NHKまで理事選の票読みをしたり選挙速報もどきを流したり。

理事から降格した貴乃花を待つものはもぎりと場内整理
らしいが少し苦労するのも良いかも知れない。



世の中の目は場外乱闘に集中していたが、
土俵上は結構熱かった。

初場所は栃ノ心の優勝で案外盛り上がり、さらに注目が
集まったのが「納谷」つまり大鵬の孫のデビューだ。

そして本場所最大の熱戦が前相撲での納谷と朝青龍の甥・
豊昇龍の一番だったのが相撲界の将来を明るくする。

この二人の対決はインターハイに始まったものらしく、
今回の一戦は納谷が勝ったが今後ライバル対決が続くだろう。

来年の夏あたりには二人とも十両にかけ上がって
いるのではないか。

ご贔屓の成長・昇進こそ相撲の醍醐味なのだ。


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陸王大作戦

駅伝が冬の季語になって久しいが、その本格シーズンの頂点である
正月の大会に向けて大学や実業団チームは練習に余念がない。

そんな有力チームや有力選手は企業と靴やユニフォームの
スポンサー契約を結んで広告塔の役割を担っている。

そんな現実を描いた池井戸潤の「陸王」がTVで放映され好評を博している。

これは埼玉・行田の先細りする足袋屋が薄型の陸上用の靴を開発し
蘇生して行くという実話をもとにしたもの。

ナイキと思しき米国企業に挑戦する物語だが、同時に主人公の選手が
この靴を履いたことから故障を克服する根性ものでもある。
(そのモデルは瀬古だとも言われる。)



長距離の走法にはヒールストライク走法(かかと着地)、ミッドフット走法
(中足部着地)、フォアフット走法(つま先着地)の3種類があるそうだ。

薄型靴はミッドフットに最適で、ナイキの厚底とは全くことなる、
どちらが良いかは個人差があるようでブランドイメージが大きく左右する。

ナイキの場合はオレゴン・プロジェクトと銘打ってケニアなどの名選手を
オレゴン州の自社の拠点に集めて高地トレーニングを行い広告塔を養成している。

ちなみに日本から唯一参加している早稲田OBの大迫傑が過日の
福岡マラソンで入賞し、東京五輪のホープとして脚光を集めることになった。

つまりナイキか行田の足袋屋かそれともアシックスやミズノか
どれが勝者となるのか注目されるところだ。



このように日本ではジョッガーの増加に連れて靴の市場は拡大し、
市場競争は過熱気味だ。

さらに「陸王」に続き2019年の大河ドラマは日本のマラソンの草分けで
地下足袋で走った金栗四三が主人公とかでこちらもヒートアップ。

また箱根駅伝で目下3連覇中の青山学院の原監督は
「陸王」にも出演し、グランドを提供するなど引っ張りだこ。

はたして「陸王大作戦」と銘打った箱根V4作戦を遂行する青山学院か
それを苦々しく思う東海大などが勝つのか、いよいよ駅伝はクライマックスへ。

これぞまさにナイキなどスポーツメーカーの思うツボと言ったところだ。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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