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ハレとケ

1月4日(木)

楽しい正月三が日はあっと言う間に過ぎ去り
本日から日本は新たに動きだした。

とはいえ1月6日から再び3連休で、1月2日から
働いている海外から「羨ましい」との声が上がる。

いつの間に日本はこんな休暇大国になったのだろうか。



ワークライフバランスが重視される現代において
お正月はこの上ない風習で、家族が団欒できる絶好の機会だ。

我が家も娘たち家族が2日からやってきた。

元日こそ静謐を楽しんだが、それ以降は大人6人
子供4人の賑やかで忙しい日々となった。

しかしそれも年一回のことであり老夫婦は大いに
楽しんだ。



一方大人数の食事については、今年もまた宅配便の利便性を最大限に活用して
札幌や大阪から魚介やうどんすきを取り寄せた。

しかしハレの時間は早く流れ、本日から再びケと
言われる日常生活が始まった。

ハレの次には長いケがやってくるのは日本の伝統であり、
世の常だ。

次のハレの日を心待ちにして毎日を頑張るしかないだろう。


(北の漁師膳)


(道頓堀「今井」のうどんすき)


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クリスマス

クリスマスイブは「男の手料理」に挑戦した。

「鶏モモ肉のトマト風味煮込み」と「スパゲッティサラダ」。

今回のレシピはイケメン俳優速水もこみちが朝7時台の
4分枠で毎日やっている料理番組から拝借したもの。

写真の通りランチョンマットや赤と緑のナプキンもなく、
見た目は老夫婦にふさわしくとても地味。

したがってクリスマスディナーとはとても言い難いが
お味は自己採点すればまずまず合格点。





そしてデザートは駅前の人気店「アルパジョン」が行列のため、
反対側のすいている「カワムラ」で小さなケーキを調達。

クリスマスケーキと言えば本日の日経新聞日曜文化欄でモデルの押切もえが
クリスマスケーキにまつわるエッセイを書いている。

とくに12月29日生まれのお陰で余りお祝いしてもらった記憶がないとか
アパート一間に暮らした貧しかった幼少女期の思い出を語っている。

それにしても美形のモデルが小説家デビューしたとは聞いていたが
このエッセイからもなかなかの素養が感じられた。

37歳のモデルと言えば曲がり角に違いないが、今後作家とモデルの二足の
草鞋を履いてどのように活躍するのか少し楽しみである。



クリスマスと言えばベツレヘムに生まれたキリストの誕生日だが、
日本人はクリスマスイブイブ辺りからチキンを食べケーキを
ほおばる日として認識しているようだ。

西欧の文化を受容し俺流にアレンジしてきたのが日本人の
特徴であることからすれば今更ながら驚くには値しない。

とはいえ独自の文化であるお正月に加え異文化のクリスマスと合わせて
2倍も楽しむ日本人は愉しみに貪欲な民族になったと言うことか。

やはり平和は有難い。



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ブルージュ





今年の夏は2度にわたり新宿高島屋にあるベルギー料理の
専門店「ブルージュ」に行った。

もちろんお目当てはベルギービールで、ステラ・アルトワ、ヒューガルテン、
レフ・ブラウンなど。

早目に行けば一杯千円前後が500円になるというサービスも付いている。

また現地のようにバケツに山盛りとは行かないが、ムール貝の
白ワイン蒸しなども楽しめてなかなか。

さらに14Fのお店から新宿御苑や四谷方面の夕景も
一望できるのでお勧めしておきます。



ベルギーは人口1千万人程度の欧州の小国で近頃でも
EU以外のニュースは目にしない日本からは遠い国。

とはいえかつては仕事で頻繁に訪れていた懐かしいところでもある。

とりわけブルージュはハンザ同盟の一員で北海やバルト海の商業の
中心地として栄えたところ。

12世紀当時は北イタリアのフィレンツエやジェノバと海路もしくは
フランスを縦断する陸路を通して交易が進んだ。

おかげでシャンパーニュ平原やブルゴーニュ地方の諸都市では
南北からの商人が7日や10日ごとに集まっては市が立っていた。

したがってブルージュの旧市街にはイタリアなど各都市の商館などが
建っていて、今もホテルなどとして当時の姿をとどめている。

この町が衰退したのは大西洋へつながる海の道が浅くなったせいで
いつしか運河の町は立ち枯れてしまった。



ということでこの店はたまにベルギーに思いを馳せる格好の場所である。

因みに筆者周辺にベルギーで働いていた3人の銀行時代の為替仲間たちがいて
季節に一度赤坂の馴染みの店で飲んでいる。

10月の会合は珍しく店を変えることになり人形町の鮨屋に遠出するが
このベルギー通の友人たちをこの店に案内して感想を聞いてみたいとも思う。

つまり目下ベルギービールがマイブームなのだ。



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免許更新




運転免許更新のため新宿の都庁に行った。

少し懸念した視力検査も無事パスして5年間の
運転の権利を確保した。

そして講習は高齢者問題ばかり。

これは警察としても、日本社会としてもゆゆしき2025年問題つまり
65歳以上が全人口の1/3にそして75歳以上が1/5にも上る超高齢社会の
出現が迫っていることへの危機感の表れだ。

これを前にあのドリフの高木ブーが84才で免許証を返上し
改めて運転経歴証明書が交付された。

その顛末を文春に書いていたが、人気者の免許返上を啓蒙活動に利用しようと
そのセレモニーに都知事、警視総監などが出席して話題を呼んだようだ。

やはり早めに運転卒業に向けて心の準備をすることは
身のため、世のため、人のためと言うことか。



とりあえず帰途新宿高島屋でひとりお祝い会。

ビールの無料チケットがあったので「ブリュージュ」にてベルギー料理でアルトワを飲もうかと
も思ったが、結局「つな八」で天麩羅とビールのマリアージュ。

そして天麩羅を味わいつつ先日NHKスペシャルでの「すきやばし 次郎」と
門前仲町の「てんぷら みかわ」店主の職人芸を思い起こした。

この番組では91歳と70歳の両店主が30年にわたりお互いを意識して
切磋琢磨してきたとのことで、特に双方とも海老に対するこだわりを
語っていた。

特に天麩羅は、衣はあつあつでも中は常温に近いように仕上げるとか。

とはいえ新鮮な具材を使っていることから、生食で十分で
揚げる必要もないということだろうか。



それにしてもランチのビールは良く効いて、達成感と安心感も
入交り気分の良い午後となった。

ともかく飲んだら乗るな、居眠り運転厳禁を胸に、
これから5年無事故無違反で運転しなければ。


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焼鴨

横浜中華街の朝陽門そばの「鴻昌」には美味しそうに焼鴨(シューゴー)が
ぶら下がっており、遠路出かけるといつも出迎えてくれた。

残念ながらこの店は昨年末に閉店したのだが、
そのなんとも言えない甘みが恋しくなって焼豚(チャーシュー)を作ってみた。

クックパッドの中でも「超簡単」と言われるレシピを選んで
挑戦したのだが、ちょっと醤油が多いのではないかと心配した通り
結果は辛くて残念なものになった。



中華料理と言えばテーブル以外の4本足は、そして飛行機以外の
空飛ぶものも全て食材にすると言われている。

このようにその食材は多岐にわたるが、その代表の一つは鴨であり、
とくに焼鴨および焼鴨飯(焼鴨をごはんに乗せたもの)は秀逸だ。

実際香港には北京鴨を専門とする高級料理店と違い、
焼鴨飯を売りにする店があり、その代表が「鏞記」(ヨンキー)と言った。

成功した財閥トップたちが苦力(クーリ―)として働いた若い頃を
思い出すべく訪れると言う名店だった。

筆者も店内で食べたりランチの持ち帰りなどでよく愛用したが、
今も流行っているらしい。



日本料理で鴨と言えば、何といっても鴨ナンバンだが、
フランス料理では、「鴨のソテーオレンジソース」だろう。

それを得意とするのが、シャンゼリゼ通りから
一本小道に入った「ラセール」だ。

辻調理師学校の創始者辻静雄の半生を描いた「美味礼賛」にも
登場するように半世紀以上前からフランス料理界で輝く存在だ。

高いだけにおいしいのは当然ではあるものの、
その味を再現してみたいと思う。

と言うことで材料費も高そう、そして難しそうで失敗リスクが高いが、
「鴨のソテーオレンジソース」に早晩挑戦したいと考えているところだ。

結果はまた改めて。


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プロフィール

斉藤洋二

Author:斉藤洋二
銀行・生命保険会社にて
長く為替・投資業務に携わった。

特にホンコン、パリ在住の際には
中国・アジア・欧州・アフリカ
各国を見て歩いた。

歴史・料理・音楽に興味がある。

「ネクスト経済研究所」代表

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