クリスマスイブは「男の手料理」に挑戦した。
「鶏モモ肉のトマト風味煮込み」と「スパゲッティサラダ」。
今回のレシピはイケメン俳優速水もこみちが朝7時台の
4分枠で毎日やっている料理番組から拝借したもの。
写真の通りランチョンマットや赤と緑のナプキンもなく、
見た目は老夫婦にふさわしくとても地味。
したがってクリスマスディナーとはとても言い難いが
お味は自己採点すればまずまず合格点。
そしてデザートは駅前の人気店「アルパジョン」が行列のため、
反対側のすいている「カワムラ」で小さなケーキを調達。
クリスマスケーキと言えば本日の日経新聞日曜文化欄でモデルの押切もえが
クリスマスケーキにまつわるエッセイを書いている。
とくに12月29日生まれのお陰で余りお祝いしてもらった記憶がないとか
アパート一間に暮らした貧しかった幼少女期の思い出を語っている。
それにしても美形のモデルが小説家デビューしたとは聞いていたが
このエッセイからもなかなかの素養が感じられた。
37歳のモデルと言えば曲がり角に違いないが、今後作家とモデルの二足の
草鞋を履いてどのように活躍するのか少し楽しみである。
クリスマスと言えばベツレヘムに生まれたキリストの誕生日だが、
日本人はクリスマスイブイブ辺りからチキンを食べケーキを
ほおばる日として認識しているようだ。
西欧の文化を受容し俺流にアレンジしてきたのが日本人の
特徴であることからすれば今更ながら驚くには値しない。
とはいえ独自の文化であるお正月に加え異文化のクリスマスと合わせて
2倍も楽しむ日本人は愉しみに貪欲な民族になったと言うことか。
やはり平和は有難い。
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